与那原町

太陽と緑が織りなす美らまち

豊富な水を求めて人々が集まり、集落ができたといわれている与那原町。沖縄最古の歌謡集「おもろそうし」にも登場する、古くから栄えていた地域です。戦前は県で初めての軽便鉄道が開通し、産業経済の大動脈として活気に満ちあふれていましたが、沖縄戦で米軍の攻撃により破壊され姿を消しました。戦後、戦争で被害を受けた人々と戦後復興のために働くシスターの養成を目的に作られた「聖クララ協会」は、日本におけるモダン・ムーブメントの建築にも選定され、沖縄を代表する名建築として多くの人々に愛されています。

ここに注目!

与那原町立綱曳資料館

440年余もの伝統を誇る「与那原大綱曳」について学び、体感できる資料館。スタッフによる解説(予約制)がある展示コーナーをはじめ、綱作り体験や綱曳を盛り上げる女性の踊り「前踊(めーもーい)」のレクチャー、金鼓隊の鉦鼓(ソーグ)や太鼓を叩く体験など豊富な体験プログラムがあります。現在は整備事業により大綱曳倉庫にて開館しており、2021年5月以降に社会福祉センター内へ移転予定となっています。

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与那原大綱曳

与那原町最大の豊作祈願の神事で、那覇市・糸満市に並んで沖縄の三大綱引きとされている「与那原大綱曳」。他の綱引きとは異なる特徴として、琉球の歴史上の人物に扮した「支度(したく)」が綱の上に乗ることから始まります。誰もが「つくる・かつぐ・ひく」ことができ、町民はもちろん、県内外から多くの人々が参加しています。東西の綱をつなぐ「カナチ棒」が綱の先端にある輪っか部分に入れられると両者とも真剣に綱を引き合い、会場内はさらなる気迫と熱気に包まれます。

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与那原町立軽便与那原駅舎展示資料館

2014年に開通100周年を記念して、戦争でダメージを受けた「軽便与那原町駅舎」を復元した資料館。軽便鉄道は戦前、那覇から嘉手納や糸満、与那原方面に開通され、県民のライフラインとして重宝された鉄道で、与那原線は一番最初に開通した路線でした。当時の道具を使った「切符切り」などの駅員体験やビデオ映像、戦火を耐えた史跡などから軽便鉄道について学ぶことができます。

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与那原町観光商工課

与那原町上与那原16
098-945-5323

公式サイト

掲載日:
2015.08.03
更新日:
2021.09.01

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