ここに注目!
サンゴの石垣とフクギ並木
沖縄では昔、サンゴを使った石垣が一般的でしたが、ハブが住み着きやすいという理由もあり、現在は多くがコンクリートになっています。
ここ伊是名島はハブがいない島なので、今でも集落を歩くと手積みの美しい石垣が並んでいます。家の周りだけでなく、畑の周囲も石垣で囲われており、防風・防火対策として植えられたフクギと相まって、集落を歩いていると昔の沖縄にタイムスリップしたような気分を味わえます。
日本渚百選にも選ばれた二見ヶ浦海岸
島の南側、城山(ぐすくやま)から海ギタラまでの一帯が二見ヶ浦海岸です。展望台からは全景を見渡すことができ、目の前には伊是名城があった城山や、陸(あぎ)ギタラ・海ギタラといった巨石、屋那覇島が広がります。
時間帯によって色を変える青のグラデーションは息をのむほど美しく、何度見ても飽きることがない、伊是名島の絶景のひとつです。
観光客も参加できる、大迫力の伝統の綱引き
稲作が行われている伊是名島では、豊作を祈願する「ウンナー」という豊年祭が行われます。毎年、旧暦の6月に4つの集落それぞれで行われ、中でも盛り上がるのが大綱引きです。
集落の中で、東西もしくは南北に分かれて戦います。誰でも参加することができるので、島の人達と一緒になって楽しむことができます。ウンナーでは、他にもスナイ(板の上での組み合い)や沖縄相撲大会など、様々な行事が夜を徹して行われ、観光客も島民も、一緒になって豊作を祈願します。
一般社団法人いぜな島観光協会
住 所:沖縄県島尻郡伊是名村字仲田177-7
電話番号:0980-45-2435