国頭村

やんばる国立公園を有する亜熱帯の豊かな村

美しい眺望の辺戸岬や、太古のロマンを体感できる大石林山をはじめ、亜熱帯のさまざまな自然の表情を楽しめるのが国頭村の魅力。25.7mという沖縄本島最大の落差を誇る比地大滝や、本島最高峰の与那覇岳、断崖絶壁の茅打ちバンタなどは、やんばる国立公園として指定されているスポットです。壮大な景観で人々の心を魅了し、リフレッシュ＆パワーチャージさせてくれます。

ここに注目！

辺戸岬

沖縄本島の最北端に位置する岬。好天の日には、北に約22kmのところにある鹿児島県の与論島、さらにその先の沖永良部島を確認でき、岬の西側からは是名島や伊平屋島が眺められます。断崖に波がぶつかるようすは迫力にあふれ、ビーチとはまた違った海の美しさを感じられるはず。周辺には案内所や遊歩道、祖国復帰の碑などもあり、眺望を楽しみながら散策するのもおすすめです。

大石林山

やんばる国立公園に属する大石林山は、2億5千万年前の石灰岩が長い歳月をかけて雨水などによって侵食された、世界最北端の熱帯カルスト地形です。敷地内では「縁結びの岩」「生まれ変わりの岩」「守り猫」など、多様な巨岩や奇岩を観察できます。枝から長い根を垂らした「御願ガジュマル」と呼ばれる日本最大級のガジュマルもあり、大自然が創造した神秘的な光景が広がります。4つの散策コースが用意されており、バリアフリーエリアもあるので、子どもや高齢者も気軽にトレッキングや散策を楽しめます。

ヤンバルクイナ生態展示学習施設　クイナの森

沖縄本島北部のやんばるエリアにのみ生息するヤンバルクイナは、国頭村で発見された飛べない鳥。「クイナの森」は、国の天然記念物にも指定されている希少なヤンバルクイナの生態や環境を詳しく学び、体感できる施設です。実際に生息する環境を再現した観察ブースでは、ガラス越しに動き回るヤンバルクイナを観察することができます。