第123回に登場!

ドラマに出てくるアレ!

カラキ

「カラキを練りこんだこのカラキ麺で勝負したいと思っています!」

オキナワンシナモン「カラキ」

やんばるの森を散策していると、光沢のある葉っぱをつけた木を見かけることがあります。この木は「カラキ」と呼ばれるシナモンの一種で、正式名称は「オキナワニッケイ」と言います。沖縄に自生している木で、シナモンのような香りがする木があるなんて驚きですよね。

カラキは大木へと成長するため、防風林としてシークヮーサー畑を守ってきた歴史があります。また、幹は家の建材や下駄の材料として、葉は芳香剤を兼ねた緩衝材として使われるなど、やんばるの人々の生活を支えてきました。

琉球王朝時代から漢方薬として飲まれてきたカラキには、解熱作用や鎮静作用があることが知られています。眠れない夜、温めた牛乳にカラキ茶と黒糖を混ぜて飲むと、心が休まってぐっすりと眠れますよ。

お茶、飴玉、麺に変身! カラキの魅力が詰まったお土産

葉をお茶にしたり、根を泡盛に浸けたりと、やんばるの人々は古くから生活の中でカラキの風味を楽しんできました。一般的なシナモンのように樹皮を剥ぐと木が枯れてしまうので、最近では資源を守るためにカラキの葉を活用しているそうです。

沖縄本島北部にある大宜味村では、カラキの育成と商品開発に力を入れており、飴玉や沖縄菓子(ポーポー、サーターアンダギー)、麺など、お土産にぴったりな商品が続々と登場しています。 ドラマでは、暢子のお店「やんばるちむどんどん」で提供される沖縄そばにカラキ麺が使われていましたね。カラキ麺はやんばるの道の駅などで購入できるので、その爽やかな風味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

「ちむどんどん」の舞台・沖縄ドラマに出てくるアレ!

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掲載日:
2022.09.30

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