「やんばる」ってどんなところ?
「やんばる」とは、沖縄本島北部のエリア。漢字では「山原」と書き、山々が連なる原野というような意味合い。
実は具体的な定義がなく、歴史的には読谷村より北の恩納村、金武町、宜野座村、名護市、本部町、今帰仁村、大宜味村、東村、国頭村を指していましたが、時代が下るにつれて「やんばる」の境界線は北上。現在の感覚では名護市以北を指すことが多いようです。ただ、多様な生物が生息する豊かな森がある地域という狭義の意味では、国頭・東・大宜味のいわゆる「やんばる三村」を指すことが増えました。特に世界自然遺産に登録されてからは、この三村が注目されています。