【今月の沖縄そば】宜野座村で味わう沖縄そば|パーラーカズ
- 掲載日:
- 2026.10.05
沖縄グルメの定番「沖縄そば」。
この記事では、沖縄県在住の「おきなわ物語」編集部ライターが、実際に訪れたおすすめの沖縄そば店をご紹介します。
話題の新店から地元で長年愛される老舗の名店まで、今月出会った一杯をお届け。あわせて、立ち寄りたい周辺スポットもご紹介します。
気の向くまま、足の向くまま。
あなたも沖縄そば巡りを楽しんでみませんか。
豊かな水の恵みと素朴な自然を体感できる宜野座村
阪神タイガースの春季キャンプ地としても知られる宜野座村。のどかで、どこか懐かしさを感じる風景が広がるのも、この村の魅力です。豊かな水の恵みと肥沃な土地を活かして、さまざまな農作物が栽培されており、近年はイチゴの産地としても知られています。
そんな宜野座村を訪れたら、豊かな自然を感じながら、地元で親しまれている沖縄そばを味わってみませんか。
宜野座村について詳しくはこちら
宜野座村のおでかけスポット 道の駅「ぎのざ」
宜野座村を訪れたら、立ち寄りたいのが道の駅「ぎのざ」。
観光情報センターや宜野座産の農産物を使ったスイーツのほか、屋外には遊具や水遊び場もあり、家族で楽しめるスポットです。
そんな道の駅「ぎのざ」から裏手に歩いて1~2分ほど。今回訪れたのが、沖縄そば店「パーラーカズ」です。
道の駅「ぎのざ」の裏手で出会った「パーラーカズ」
道の駅「ぎのざ」の裏手の方へ歩いていくと、見えてくるのが「パーラーカズ」。にぎやかな道の駅とは少し雰囲気が変わり、地元の人たちが気軽に立ち寄れる、親しみのあるお店です。
店内に入ると、昔ながらの沖縄の食堂を思わせる懐かしい雰囲気が漂います。
壁に並ぶ手書きのメニューを眺めながら、何を食べようかと考える時間も楽しいもの。
実は、こちらのお店はオムライスもおいしいとの噂を聞いていたので、今回はソーキそばとオムライスをいただいてみました。
「100円そば」から始まった、パーラーカズの沖縄そば
もともとパーラーカズは、オムライスをメインのメニューとしていて、沖縄そばは「100円そば」として提供していたそう。ところが、「だしがうまい」と評判になったことをきっかけに、沖縄そばもメインメニューとして提供するようになったのだとか。
その評判のだしには、カツオ・豚・ハイケイ(採卵を終えた親鶏)を使用。ひと口すすれば、しっかりとした旨みが広がります。
麺は、つるつるとした細麺。名護の老舗製麺所「(有)三角屋製麺所」の麺を使用しています。
圧力鍋で炊き上げた軟骨ソーキは、骨まで食べられるほど柔らかく、それでいてトロトロになりすぎない絶妙な仕上がり。柔らかさの中に、ほどよいお肉の歯ごたえも感じられます。
宜野座村で採れた新鮮なネギもたっぷり。シャキシャキとした食感が心地よく、最後までおいしくいただきました。
店主自信作の「オムライス」
ふわふわの卵に、ほんのりガーリックを効かせた自家製トマトソース。時期にあわせたトマトを使っているそうで、ソースにはトマトがゴロゴロと入っています。程よい酸味がアクセントになった、子どもから大人まで親しまれているメニューです。
店主自信作のオムライスも、ぜひ味わってほしい一品です。
気になる一杯「カズの極(きわみ)そば」
そして、もう一つ気になるメニューが。それが「カズの極(きわみ)そば」です。
辛いもの好きの店主が、もともと辛口の沖縄そばを提供していたところ、お店の3周年を機に「新メニューを作ろう」と誕生したのが、「カズの極そば」なのだとか。現在は「辛口」「激辛」「カズの極」と、3段階の辛さで提供されています。
なかでも「カズの極そば」は、メニューの注意書きにもあるように、「激辛そば」のスープを飲み干したお客さまだけが注文できるという、条件付きの一杯。これまでスープまで飲み干した人は「1~2人くらい」だそうです。
今回は「おきなわ物語」でご紹介するということで、特別にお試しさせていただきました。
ひと口すすった瞬間、思わずむせてしまうほどの辛さ。舌にも強い刺激が残り、その辛さに驚かされました。
辛いもの好きな方、まずは「辛口」から挑戦してみてはいかがでしょうか。
地域の人たちに支えられてきた「パーラーカズ」
店主の桜沢さんに、開店当初のお話も伺いました。
令和元年に創業したパーラーカズ。創業から間もなく新型コロナウイルスの影響が広がり、2年目からはコロナ禍の中での営業が続いたそうです。最初の2~3年は本当にお客さんが来ない日々が続き、1日に訪れるのは5~10人ほど。
「どうやって生き残れたのですか?」と尋ねると、店主は冗談交じりに「貯金を切り崩したからですよ」と笑います。
「本当にしんどかった」と振り返る一方で、店主の口から何度も出てきたのが、「地域の人に支えてもらった」という言葉でした。
宜野座村でイベントが開催される際には、地域の人から声をかけてもらい、沖縄そばの大口注文を受けることも。また、宜野座村観光協会がYouTubeでお店を紹介してくれたこともあったそうです。
「宜野座村みんなで支えてもらったという思いがあります」
地域とのつながりを大切にしながら歩んできた、お店のこれまでが伝わってきました。
食後は、道の駅「ぎのざ」をのんびり散策
沖縄そばを堪能したあとは、道の駅「ぎのざ」を散策してみましょう♪
今回は、おきなわ物語編集部が実際に立ち寄ったスポットをご紹介します。
特産品加工直売センター 未来ぎのざ
「特産品加工直売センター 未来ぎのざ」は、宜野座村の新鮮な野菜や果物、豊かな海の幸、地域の方々が作る加工品などが並ぶ直売所。宜野座村ならではの特産品を求めて、村内外から多くの人が訪れます。
せっかく宜野座村に来たのなら、「宜野座村産のミックスリーフ」のジェラートはいかがですか。
農業を基幹産業とする宜野座村ならではの、ちょっと珍しいジェラートです。ひと口食べると、まずはスイーツらしい甘さが広がりますが、後からリーフのフレッシュな風味がふわり。ほんのり塩味も感じられ、甘じょっぱさがアクセントになっています。
野菜の風味を感じながらも、後味はさっぱり爽やかなスイーツです。
GINOZA FARM LAB
道の駅「ぎのざ」の二階にある「GINOZA FARM LAB」は、宜野座村の美しい景色を眺めながら食事を楽しめるカフェです。
看板メニューの「GINOZA CLASSIC BURGER」は、ジューシーなお肉に、甘酸っぱい宜野座村産のトマト、シャキシャキとした県産レタス、宜野座村の黒糖を使ったマヨネーズを合わせたこだわりの一品です。
スイーツには、オーナーが育てたアップルバナナをキャラメリゼした「バナナクランブルケーキ」もおすすめ。しっとりとした生地に、アップルバナナの爽やかな風味とシナモンの香りがマッチした、味わい深いケーキです。
※掲載している料理や商品の感想は、実際に訪れたライター個人の主観によるものです。感じ方には個人差がありますので、参考としてお楽しみください。










































