鶏が主役の沖縄そば!「鶏そば屋いしぐふー」が歩んだ15年
- 掲載日:
- 2026.09.07
沖縄グルメの定番「沖縄そば」。
この記事では、沖縄県在住の「おきなわ物語」編集部ライターが、実際に訪れたおすすめの沖縄そば店をご紹介します。
話題の新店から地元で長年愛される老舗の名店まで、今月出会った一杯をお届け。あわせて、立ち寄りたい周辺スポットもご紹介します。
気の向くまま、足の向くまま。
あなたも沖縄そば巡りを楽しんでみませんか。
レトロな小さな町「港川ステイツサイドタウン」
浦添市にあり、国道58号線から一本筋道に入ったところにある「港川ステイツサイドタウン」。
かつてミリタリーハウジングとして建てられた、いわゆる「外国人住宅」を活用した建物には、今ではおしゃれなカフェや雑貨店など、個性豊かなショップが立ち並んでいます。
喧噪の58号線沿いとはひと味違う、静かでレトロな小さな町。今回は、そんな港川ステイツサイドタウンにある、鶏肉をメインにした沖縄そば屋を訪ねました。
レトロな町で出会った、鶏が主役の沖縄そば
沖縄県内で沖縄そば店やラーメン店を展開する「いしぐふー」。
店舗ごとに麺やだし、具材、器にまでこだわり、それぞれ個性のある一杯を楽しめます。沖縄の地元の人たちにも親しまれている、人気のお店です。
そんな「いしぐふー」の中で、今回訪れたのは「鶏そば屋いしぐふー」。
いしぐふーで唯一、「やんばるハーブ鶏」を使った鶏そばを提供するお店です。
「こんなの沖縄そばじゃない」と言われても。信じて続けた15年
「いしぐふー」の本店で約5年間修業を積み、のれん分けで「鶏そば屋いしぐふー」を任されることになった店長の稲福さん。
ともに修業していた先輩たちがお店を任されていく姿を見ながら、自身も最初はソーキそばのお店を想像していたそうです。
ところが、任されることになったのは「鶏そば屋いしぐふー」。鶏をメインにした沖縄そばとは、稲福さん自身も想像していなかったといいます。
それでも、「逆におもしろそう!」と挑戦することに。
沖縄そばといえば、豚や鰹などからだしを取るのが一般的。開店当初、お客さんからかけられた言葉は、「こんなの沖縄そばじゃない」。
それでも、「ただ必死に一生懸命そばを作り続けてきた」という稲福さん。
そんな中、約8年前、ある航空会社の機内誌に小さく紹介されたことをきっかけに、少しずつ客足が増えていったそうです。
「あの掲載をきっかけに、お客さんが一気に増えていって……」
そう振り返る稲福さん。気がつけば、「鶏そば屋いしぐふー」は今年で15年を迎えます。
15年続く、一杯を味わってみる
今回いただいたのは、人気No.1の「特選鶏そば」。
やんばるハーブ若鶏から丁寧にとっただしは、白濁した美しい色合い。見た目とは裏腹に、味わいはあっさりとしていて、すっきりといただけます。
自家製の生麺は、ツルツルとしたなめらかな食感。
トッピングには、甘辛いしょうゆダレで味付けし、バーナーで一つひとつ炙った鶏もも肉。香ばしい風味が食欲をそそります。
さらに、塩こしょうで味付けし、低温調理でじっくり火を通した鶏むね肉も。しっとりとした食感で、もも肉とはまた違った味わいを楽しめます。
沖縄そばのお供に欠かせない「ジューシー」もいただきました。
鶏もも肉がゴロゴロと入っていて、だしの旨みがしっかり感じられる味わい。あっさりとした鶏だしの沖縄そばとも相性がよく、ついつい箸が進みます。
お店のおすすめという「焼き餃子」は、皮から手作りしているこだわりの一品。
皮はモチモチとした食感で、中の餡にはひき肉などの具材がゴロゴロ。一つひとつ食べ応えがあり、こちらも沖縄そばのお供にぴったりの一品です。
店長さんが語る「鶏そば屋いしぐふー」のこだわり
鶏の旨みを生かした一杯を提供し続けて、今年で15年。
「こんなの沖縄そばじゃない」と言われた時期を乗り越え、今では多くの人に愛される「鶏そば屋いしぐふー」。
港川のレトロな町並みを訪れた際には、こだわりの鶏そばを味わってみてはいかがでしょうか。
鶏そば屋いしぐふー
【営業時間】 10:00~15:00 (土日祝16:00まで)
【定休日】月曜日
【駐車場】有り
- 住所
- 沖縄県浦添市港川2-13-6 カンサスストリート40番
- TEL
- 098-879-7517
食後は、港川の街をのんびり散策
鶏そばで腹ごしらえをしたあとは、港川ステイツサイドタウンをぶらぶら街歩き。
おしゃれな雑貨店や古着屋、カフェなどをのんびり巡りながら過ごす時間も、沖縄旅行の素敵な思い出になりそうです。
沖縄セラードコーヒー ビーンズストア 港川店&焙煎所
お店のドアを開けると、香ばしいコーヒーの香りに包まれる「沖縄セラードコーヒー ビーンズストア 港川店&焙煎所」。
店内には、販売しているコーヒー豆を自由に試飲できるコーナーも用意されています。飲み比べてみると、酸味や苦み、甘みなど、それぞれの味わいの違いがはっきりと感じられます。
この日いただいたのは「黒糖ラテ」。コーヒーのコクと黒糖のやさしい甘さがマッチして、ひと口飲むと、ふっと肩の力が抜けるような味わいでした。ほっとひと息、癒しの時間。港川の街歩きのお供におすすめです。
沖縄セラードコーヒー ビーンズストア 港川店&焙煎所
【営業時間】10:00-18:00 (ラストオーダー17:30)
【定休日】不定休
- 住所
- 沖縄県浦添市港川2-15-6 No.28
- TEL
- 080-6486-4107
PORTRIVER MARKET
雑貨好きの大人にはたまらないお店、「PORTRIVER MARKET」。
店内には、やちむん(沖縄の焼き物)や琉球ガラス、編みカゴなどの民芸品をはじめ、暮らしを彩るさまざまなアイテムが並んでいます。どれもセンスのよさを感じさせるものばかり。
いくつかの小部屋に分かれてデイスプレイされていて、まるでオシャレな誰かのお部屋をのぞきに行くようなワクワク感も。
心地よい暮らしを彩ってくれそうな、沖縄の小物たち。あなただけのお気に入りを見つけてみませんか。
PORTRIVER MARKET
選りすぐりの沖縄のやちむんこだわりのスーベニア!沖縄のイイものを探すならココ!
- 住所
- 沖縄県浦添市港川2-15-8#30
- TEL
- 098-911-8931
ビンテージショップ アメリカンウェーブ
まるで古いアメリカ映画の世界に入り込んだような、そんな気分にさせてくれる「ビンテージショップ アメリカンウェーブ」。
店内には、オーナーがアメリカで買い付けてきた、19世紀末から1970年代までのメンズ・レディースのビンテージウエアやアクセサリー、雑貨、マグカップや食器まで、幅広いアイテムが並びます。
長い時を経て今も残る一品には、どこか特別な魅力が。日常にちょっとしたスパイスを添えてくれる、お気に入りの一品を探してみてはいかがでしょうか。
ビンテージショップ アメリカンウェーブ
豊富な経験と知識を持つアメリカ人オーナーによる、時代を超えて愛される本格的なアメリカンビンテージ品を扱うショップ
- 住所
- 浦添市港川 2丁目16-9
- TEL
- 098-988-3649
※掲載している料理や商品の感想は、実際に訪れたライター個人の主観によるものです。感じ方には個人差がありますので、参考としてお楽しみください。
「今月の沖縄そば」シリーズ
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当店のこだわりは、だしから具材まで、上質なやんばるハーブ若鶏を使っていること。もも肉とむね肉でそれぞれ味付けを変え、鶏肉本来の味を楽しんでいただけるようにしています。
麺も自家製の生麺で、器は一緒に働く妻が手作りしたものを使っています。
鶏から丁寧にとっただしは、水炊きのような味わいで、食べ応えがあるのにあっさりしていると、お客様にも好評です。『二日酔いの日でもおいしく食べられる』というお客様もいらっしゃるんですよ。
ぜひ一度、鶏そばを食べに来てください!