沖縄のエイサーとは?基本情報や2026年イベントをご紹介

掲載日:
2026.08.21

本記事では、エイサーの基本情報やイベント、旧暦についてご紹介します!
沖縄の伝統芸能である「エイサー」を知って、沖縄旅行をもっと楽しんでみませんか?

INDEX

エイサーとは?

沖縄の6~9月のお祭りやイベントでよく見られる「エイサー」。
もともとは、旧盆の最終日「ウークイ」に、ご先祖様の霊をあの世へ送り出すために踊られており、県外でいう盆踊りにあたるものです。ご先祖様を大切にしている沖縄のとても大切な行事のひとつです。

沖縄のお盆は旧暦で行われ、旧暦の7月13日~15日にあたります。
そのため、毎年日程が少しずつ変わるのが特徴です。
2026年の沖縄のお盆は、8月25日(火)~8月27日(木)。

旧盆には、各地域の青年会が太鼓や三線の音色に合わせて踊りながら、地域の道路を練り歩きます。これを「道ジュネー」といい、ご先祖様を見送るだけでなく、地域の家々の無病息災や家内安全、商売繁盛などを願う意味も込められています。

現在では、旧盆だけでなく、夏祭りや地域イベントなどでもエイサーが披露され、沖縄の夏を代表する風物詩となっています。

もっと詳しく

「沖縄全島エイサーまつり」の様子

「沖縄全島エイサーまつり」は、エイサーのまち沖縄市コザで開催される沖縄最大規模のエイサー祭りです。
(※動画は2022年に公開されたものです。)
今年は2026年9月4日(金)~6日(日)の3日間にかけて開催されます!

「沖縄全島エイサー」について詳しく見る

そもそも旧暦って、なに?

現在、沖縄の社会は「太陽暦(新暦)」をベースに動いていますが、お墓や仏壇、ご先祖様に関する年中行事をはじめ、地域に伝わる祭祀のほとんどは旧暦にしたがって行われています。
普段の暮らしの中に旧暦と新暦の二つの流れがあって、両方とも欠かせないものになっているのです。

私たちが普段使っている「太陽暦」は、地球が太陽の周りを回る周期をもとにした暦です。
一方、「太陰暦」は月が満ち欠けする周期に合わせて作られているため、1年が354.36日と短く、季節とのずれが生じます。
そこで、約3年に一度『閏月』を加え、季節の目安となる『二十四節気』も取り入れた「太陰太陽暦」が作られました。
これが、一般に「旧暦」と呼ばれる暦です。

沖縄旧盆の豆知識!

旧盆初日の旧暦7月13日は「ウンケー(お迎え)」、14日は「ナカヌヒ(中の日)」、最終日の15日は「ウークイ(お送り)」と呼ばれています。

ウンケーの日には、仏壇の掃除や果物などをお供えし、夜にはウンケージューシー(炊き込みご飯)をお供えして先祖をお迎えします。
ウークイの日には、三枚肉や厚揚げ豆腐、天ぷら、かまぼこなどが入った重箱をお供えし、「ウチカビ」というあの世のお金を燃やして家族や親戚でご先祖様をお見送りします。

※各家庭や地域によって異なります。

エイサーの演者と役割

もともとは、太鼓を使わずに手踊りの踊り手のみで構成されていたと言われているエイサー。
近年は、手踊り以外の演者も色々と増えてにぎやかになりました。
一言で「エイサー」と言ってもその形態はいくつかに分類され、沖縄県中部が最も盛んな地域だと言われています。
ここでは、エイサーの隊列を構成する演者とその役割の一部を紹介します。

旗頭(はたがしら)

高さが3~4mもある団体名が書かれた大きな旗を持ち、団体の先頭に立って舞い踊る。持っているだけでも重く大変だが、曲のリズムにあわせて上下させる。

京太郎(ちょんだらー)

白塗りの化粧や踊りで観客を楽しませ、演舞の進行や踊り手の鼓舞、隊列の調整など、場を盛り上げる重要な役割を担っている。
エイサーを熟知した年長者やリーダーが担うことが多いが、場を盛り上げるため子供のちょんだらーが登場する団体もある。

女手踊り(いなぐもーい)

太鼓を持たない女性の手踊りで、絣(かすり)のひざ下丈の着物にたすき掛けをし、足元は島ぞうりが定番のスタイル。手拭いや四つ竹、風車、扇子などを持って踊ったりする。

エイサーで使用される道具・小道具

三線

エイサーなどの沖縄の行事に欠かせない三線は、琉球王国時代の14世紀・15世紀頃に、中国福建から三線の原型である「三弦」が伝わり、長い年月の間に沖縄の風土や音楽に適した形に改良されてきたと考えられている。
日本本土には16世紀半ば頃、琉球から伝えられ、現在の三味線になったと言われている。

大太鼓/締太鼓

戦前までのエイサーは手踊りが主体で、戦後のエイサーコンクール等の影響により『魅せる』要素が加わり、太鼓主体のエイサーに変化する地域が増えて太鼓の数も増加したと言われている。
太鼓の革は丈夫で破れにくい牛皮が使用されているが、沖縄では豚や山羊、馬の皮なども太鼓の皮として使用されてきた歴史もある。

パーランクー

片面だけに皮がはられた小型の太鼓。
パーランクーを使用したエイサーは沖縄本島中部のうるま市勝連地域で盛んに行われており、小型で軽いことから子供エイサーなどでも多く使用されている。

エイサーのことをもっと詳しく知りたい!

「エイサーのまち」沖縄市では、エイサーへの理解を深めるため、『エイサー検定』 を実施しています。
3~1級まであり、かんたんな問題から、マニアックな知識まで、 問題数も豊富!
無料で何度でも受験できるのでぜひ挑戦して下さい!
 

県内各地で開催される「エイサーイベント」

太鼓の力強い音や三線の音色、踊り手たちの迫力ある演舞は、見る人を一気に沖縄の熱気へと引き込みます。
県内各地では、さまざまなエイサーイベントを開催。地域ごとに異なる踊りや衣装、太鼓の響きを楽しめるのも魅力です。

ここでは、2026年に開催されるエイサーイベントをご紹介します。
沖縄の夏を盛り上げる、迫力満点のエイサーをぜひ会場で体感してみてください。

※天候や主催側の都合により、掲載されているイベントが中止や延期となる場合があります。お出かけ前に、各イベントの公式サイトや詳細ページで最新情報をご確認ください。

エイサー演舞祭 ゆいかじ ―結風―

沖縄アウトレットモール あしびなーでは、8月の毎週日曜日にエイサー演舞を開催。
青年会メンバーによるトークやグッズ販売も実施しており、エイサーを踊る背景や想いにも触れられます。
那覇空港からアクセスしやすい場所で開催されるため、観光とあわせて迫力あるエイサーを気軽に楽しめます。

エイサー演舞祭 ゆいかじ ―結風―

開催日時
2026年8月2日(日)〜2026年8月30日(日)
開催場所
沖縄アウトレットモール あしびなー あしびなー広場
住所
沖縄県豊見城市豊崎1ー188

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第71回 沖縄全島エイサーまつり

今では沖縄の夏の風物詩としても知られている、沖縄を代表するエイサーイベント。
本島各地から選抜された青年会や全国の姉妹都市や協賛団体からのゲストが集結します。
会場内では三線、歌、太鼓の音が鳴り響き、本場のエイサーを思う存分堪能できます。

第70回 沖縄全島エイサーまつり

開催日時
2026年9月4日(金)〜2026年9月6日(日)
開催場所
コザ運動公園陸上競技場・胡屋十字路周辺
住所
沖縄県沖縄市諸見里2丁目1−1

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第21回うるま市エイサーまつり

地域に受け継がれてきた、うるま市ならではのエイサーを間近で楽しめる「うるま市エイサーまつり」。
うるま市各地域で受け継がれてきた青年会が集まり、力強い演舞を披露します。
大太鼓やパーランクーが響き渡るなか、踊り手たちの躍動感あふれる演舞を間近で楽しめるのも魅力です。

第21回うるま市エイサーまつり

開催日時
2026年9月19日(土)〜2026年9月20日(日)
開催場所
県道75号線(安慶名十字路~琉球銀行具志川支店付近交差点 ※歩行者天国)
住所
沖縄県うるま市安慶名1丁目9−19

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映画を見てエイサーをもっと好きになる!

沖縄のエイサーをもっと好きになる映画をご紹介!映画を通してよりエイサーの魅力に触れてみてはいかがでしょうか?

【エイサーどんどん】本編日本語字幕入り

沖縄全島エイサーまつり65周年を記念して製作された特別動画「エイサーどんどん」。沖縄全島エイサーまつりへの出演を目指す青年会がエイサーを通して成長する姿や、ある家族の成長を描いたヒューマンドラマ。エイサーの歴史や魅力を知ることのできる素敵な作品となっています。

詳細はこちら

エイサーを体感・体験できる施設!

エイサーに興味がわいたら、まずは気軽に体験してみましょう!
県内にある代表的な鑑賞&体験できる施設をご紹介します。
もっと身近に、もっと楽しく沖縄独自の美しい「芸」と「技」に触れてみてくださいね。

エイサー会館

エイサーで使われる道具の展示や音楽の紹介のほか、エイサーの演舞映像を見たり、エイサーの音楽に合わせて太鼓を叩いたり踊ったりできる体験コーナーもあります。

住所
沖縄市上地1丁目1番1号 コザ・ミュージックタウン内
TEL
098-989-5066

琉球村

琉球王国時代の生活模様を再現し、現代に伝えるテーマパークです。琉球の文化や芸能、自然をまるごと体感できます。無料ゾーンもあり、雨の日でも楽しめます。

住所
国頭郡恩納村字山田1130
TEL
098-965-1234

おきなわワールド

約30万年の年月が創り上げた鍾乳洞をはじめ、築100年以上の古民家を移築し琉球王国時代の町並みを再現した琉球王国城下町での工芸体験など、沖縄の魅力が堪能できます。

住所
南城市 玉城前川1336
TEL
098-949-7421

体験王国 むら咲むら

琉球王朝時代を感じさせる園内では、琉球吹きガラス、陶芸、紅型(びんがた)などの伝統工芸や、藍染体験、かんから三線など、さまざまな創作体験が楽しめます。

住所
中頭郡読谷村 高志保1020-1
TEL
098-958-1111

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掲載日:
2026.08.21

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