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車なしで行く二泊三日の沖縄旅行|楽しむコツやモデルコース

掲載日:
2023.02.07

沖縄旅行は車なしでも楽しめる!おすすめ移動手段

沖縄旅行は「レンタカーを借りないと不便」だと思われがちですが、そんなことはありません。行きたい観光地や体験してみたいことなど、旅の目的やスタイルに合わせて移動手段を組み合わせれば、車がなくても沖縄旅行を十分に楽しむことができます! この記事では、車以外の移動方法と、車がなくても沖縄の旅を楽しむポイントをご紹介します。今まで「車がないから」「運転できないから」と、沖縄旅行を諦めていた方も必見ですよ。

INDEX

車がなくても沖縄の旅を楽しむための3つのポイント

ポイント1:那覇周辺のホテルを予約する

車なしで楽しむ沖縄旅行は、旅の拠点をどこに置くかがとても大切です。公共交通機関では車のように思い通りには動けないので、できるだけストレスなく移動することが重要です。那覇近辺のホテルを拠点にすれば、国際通りや首里城などの人気スポットにアクセスしやすいゆいレール(モノレール)や、那覇から各地に網羅されている路線バスも利用しやすく便利です。那覇以外のエリアに滞在する場合でも、旅の1日目や最終日には、空港に移動しやすく、お土産も買いやすい那覇市内のホテルに滞在するのがおすすめです。

ポイント2:さまざまな交通機関を組み合わせる

沖縄にはレンタカー以外にも、ゆいレールやバス、タクシー、高速船、レンタサイクルなど、さまざまな交通機関があります。何を利用するのがベストかは、あなたの行きたい場所や、体験してみたいことによって変わります。例えば、少し離れた観光スポットに行きたい場合、最寄り駅まではゆいレールで行き、そこからバスやタクシーに乗り換える方法もおすすめです。そうすることでコストを押さえて、快適に移動することができます。それぞれの交通機関の特徴を活かして、上手に組み合わせてくださいね。

ポイント3:定期観光バスの利用も検討する

効率よく人気の観光スポットを周りたい場合は、定期観光バスの利用がおすすめです。1日・半日・午後発など時間帯のバリエーションも豊富なので、例えば、1日フリーの日を観光バスプランに充てたり、最終日で搭乗時刻が夕方頃となる場合、午前中をバス観光に充てて那覇バスターミナルなど空港へのアクセスが良い場所で下車するといった利用方法も可能です(コース、プランにより異なります)。

【二泊三日】車なし沖縄旅行のおすすめモデルコース

車なしで公共交通機関を利用して、実際にどんな旅ができるのか? ゆいレール、シャトルバス、タクシー、定期観光バスを組み合わせたおすすめのモデルコース をご紹介します。

1日目

沖縄に到着した初日は移動で疲れていることを考慮して、空港から近い那覇市内のスポットで楽しみます。荷物が多い時はタクシーでの移動もおすすめです。

「那覇空港駅」からゆいレールで約10分、「県庁前駅」で下車

A.M.11:30 「国際通り」へ 

沖縄を代表する観光地である国際通りは、全長約1.6kmにわたって土産店や雑貨店、居酒屋、食堂などが軒を連ねる観光ストリート。周辺には公設市場や商店街もあり、朝から夜まで賑やかに楽しめます。国際通り近くのホテルを予約すれば、荷物を預けてから散策することも可能です。

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徒歩で移動

P.M.0 :30 「那覇市第一牧志公設市場」でランチ

市民の台所ともいわれる牧志公設市場は、カラフルな亜熱帯の魚やかたまりの豚肉、珍しい沖縄野菜や乾物などが並ぶ、まるで沖縄の食のテーマパーク。2階は、さまざまな沖縄料理を食べられる食堂街になっているので、ここでお腹を満たしておきましょう。車を運転しないので、昼間からビールで乾杯もできますよ。

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徒歩で移動

P.M.2:00 「 壺屋やちむん通り」を散策

やちむん”とは沖縄の方言で焼物のこと。約300年前、琉球政府が各地の陶工を集めて始まった壺屋焼の窯元や、やちむんのセレクトショップが並ぶ風情ある通りです。細い筋道の散歩を楽しみながら、お気に入りのやちむんを探してみてはいかが。おしゃれなカフェも点在しているので、歩き疲れたら休憩してみるのもおすすめです。

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ゆいレール「牧志駅」から約12分、「首里駅」下車後、徒歩で約15分

P.M.4:30 「首里城公園」の絶景スポットへ

かつて栄えた琉球王国の中心であった首里城。世界遺産にも登録された首里城跡の周辺は、琉球の歴史が刻まれた文化財が点在する公園になっています。少し陽が傾いてきた夕方の首里城公園は日差しも和らぎ、風も涼しくて散策にぴったり。首里城跡の西側、標高130mの場所に築かれた「西(いり)のアザナ」からは、那覇の街と、水平線上に慶良間諸島が浮かぶ海を見渡す絶景のスポットとしてもよく知られています。

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「儀保駅」からゆいレールで約7分、「安里駅」下車後、徒歩すぐ

P.M.6:00 「栄町市場」で乾杯!

1日の終わりは沖縄らしさ満点の市場で乾杯!昭和にタイムスリップしたかのような栄町市場は、迷路のような細い路地が入り組んだ商店街。八百屋、魚屋、肉屋、衣料品店、カフェや居酒屋など、さまざまなジャンルの店が80軒以上、軒を連ね、夜には飲み屋街になります。地元の常連客との会話も楽しみながら、はしご酒を楽しんでみましょう。

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ゆいレール、またはタクシーでホテルへ

2日目

旅の2日目は、定期観光バスの「沖縄1日観光バスツアー」に参加して、乗り換えのストレスなく、人気の観光スポットを効率よく回りましょう。

A.M.8:00~8:30頃 定期観光バスで出発

那覇市内の指定ホテルから定期観光バスに乗車し、約1時間30分移動

A.M.10:00 「万座毛」

沖縄本島の西海岸、沖縄海岸国定公園に指定されている景勝地。東シナ海に面した標高約20メートルの琉球石灰岩からなる絶壁で、象の鼻に似た奇岩があります。

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定期観光バスで約40分移動

A.M.11:00 「ナゴパイナップルパーク」

パインに関するさまざまな体験ができるテーマパーク。自動運転のパイナップル号に乗ってパイン畑や熱帯植物園を観察したり、恐竜パークを歩いたり。また、焼き立てのパイナップルスイーツやパイナップルアイスなどのオリジナル商品もあり、車を運転しないので、パイナップルワインの試食も遠慮なく楽しめます。

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定期観光バスで約40分移動

A.M.12:30 「古宇利島」

エメラルドグリーンの海に囲まれた小さな離島。バスの車窓からも絶景を見ることができる古宇利大橋を渡ると、白い砂浜と透き通る海が広がるビーチがあります。国内外から注目を集めている人気のフォトジェニックスポットです。

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定期観光バスで約30分移動

A.M.13:50 「沖縄美ら海水族館」

「沖縄の海との出会い」をテーマに、サンゴ礁の浅瀬から深海まで沖縄の海を体感できる世界最大級の水族館。サンゴ礁の浅瀬を再現したタッチプールからはじまり、自然光の差し込むサンゴと熱帯魚の水槽、ジンベエザメやマンタなどが群れ泳ぐ「黒潮の海」、神秘的な深層の海まで、滞在時間は約150分ほどあるので、ゆっくり見学することができます。

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定期観光バスで約25分移動

A.M.16:45 「御菓子御殿 名護店」

「紅いもタルト」をはじめとする、自社工場で作られたお菓子が豊富に揃っているので、お土産ショッピングを楽しめます。また恐竜が動いたり乗って遊べたりする、「DINO恐竜PARK やんばる亜熱帯の森」が併設されています。

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定期観光バスで指定ホテルへ

3日目

最終日の朝はホテルで少しゆっくりしてから、飛行機の出発時間まで那覇空港近くのウミカジテラスへ。海を見ながらのランチやお土産ショッピングを楽しみましょう。

A.M.10:00 ホテルを出発

国際通りや県庁前から出発するシャトルバス「ウミカジライナー」で移動。スーツケースなどの大きな荷物は、これから向かう「ウミカジテラス」の荷物預かりサービスを利用します。

シャトルバスで約30分移動

A.M.10:30「瀬長島ウミカジテラス」

那覇空港から約1.5kmに位置する瀬長島。おしゃれなカフェやレストラン、雑貨屋が傾斜地に並び、食事やショッピングを堪能できる人気の観光スポットです。目の前にはビーチパークがあり、那覇空港を発着する迫力満点の飛行機を見ることもできます。沖縄最後の食事は、ここで海を眺めながらいただきます。

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A.M.13:00 那覇空港へ 

「ウミカジライナー」で那覇空港に向かいます。所要時間は約15分。出発時間とタイミングが合わなかったり、荷物が多い時はタクシーの利用もおすすめです。帰りの時間が夕方以降はらば、瀬長島ホテル内の日帰り温泉を利用してはいかがでしょうか?

工夫次第で沖縄旅行は車なしでも楽しめます!

いかがでしたでしょうか? モデルコース はほんの一例ですが、もっといろいろ回りたければ定期観光バスの日帰りツアーを利用したり、沖縄本島とはひと味違う雰囲気のある離島に日帰りするなど、車がなくても、二泊三日の沖縄旅行は工夫次第でかなりたくさんのことを楽しむことができます。ぜひ、あなたなりのプランを立てて沖縄旅行を楽しんでくださいね。