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沖縄で車なしでも海や観光を楽しもう!おすすめ観光スポット

掲載日:
2023.02.06

沖縄の海や観光地に車なしで行くことはできる?

沖縄旅行を計画しているけれど、レンタカーを借りなくても、車なしでも海やビーチ、人気の「沖縄美ら海水族館」に行くことはできるの? 行けるとしたらどんな方法があるの? そんなお悩みにお答えします!

結論から先に言うと、車がなくても公共交通機関やタクシー、シャトルバスなどをを利用したり、送迎付きの現地アクティビティサービスを利用するなど、工夫次第で海や観光地に行くことはできます。また、到着した日や旅の最終日は空港に近い那覇市周辺での観光を計画するのもひとつの方法です。

INDEX

車なしで海や観光地に行くおすすめの移動手段

海・観光スポット おすすめの移動手段
那覇市内 ・モノレール(ゆいレール)
・レンタサイクル
那覇市外 ・シャトルバス
・定期観光バス
・送迎付きアクティビティセンター

モノレール(ゆいレール)

沖縄都市モノレール(ゆいレール)は、沖縄本島の玄関口である「那覇空港」から「てだこ浦西駅」までの17キロを片道約40分で結ぶ、沖縄唯一の鉄道。 那覇空港ターミナルから直結していて、国際通りや首里城などの観光スポットにもアクセスしやすく、沖縄に着いてすぐに観光を楽しめることが魅力です。 運賃の支払いには、沖縄専用のICカード「OKICA(オキカ)」のほか、「Suica」や「ICOCA」などの交通系ICカードが利用できます。また、有効期間内であればゆいレールの全区間を何度でも自由に乗り降りできるお得な「フリー乗車券」もあり、各駅の券売機で購入できます。フリー乗車券の提示で、首里城や沖縄県立博物館・美術館、福州園など沿線の観光施設で割引が受けられます。

種類 料金 有効期限
1日フリー乗車券 ・おとな:800円
・こども:400円
購入後24時間
2日フリー乗車券 ・おとな:1,400円
・こども:700円
購入後48時間

レンタサイクル・シェアサイクル

沖縄の心地よい風を感じながら快適に移動できる自転車。徒歩だとちょっと遠いかな?という距離の移動にも最適で、小回りが利くので街中でも移動しやすく、車だと行きづらいお店や、駐車場のないスポットなどにも気軽に立ち寄ることができます。

レンタサイクルは宿泊先のホテルでの貸し出しのほか、観光協会やレンタサイクル店などでも借りることができます。お店によっては、宿泊先など指定の場所まで自転車を届けてくれるサービスも。自転車の種類はいわゆるママチャリから、人気のスポーツタイプ、小径タイプ、子ども乗せタイプ、電動アシスト付きなどさまざまなので、好みの車種を取り扱うお店で事前に予約しておくのがおすすめ。特に子ども向けの自転車は、台数に限りがあるので早めの予約がベストです。

また、スマートフォンで簡単に予約、決済ができ、点在するステーションに乗り捨てができるシェアサイクルも、那覇市や北谷町などの街中を中心に広がっています。こちらは15分単位からの利用が可能。上手に利用すれば、自転車での移動範囲がぐっと広がります。

沖縄で利用できるシェアサイクルサービス

CYCY OKINAWA (サイサイ沖縄)

すべて電動アシスト付き自転車で、ステーションは那覇市、豊見城市、浦添市、宜野湾市、中城村、北谷町、本部町など100カ所以上あります。利用にはスマホアプリでの事前登録が必要。利用料金は、15分あたり100円〜最大12時間までで、1800円。(以降、12時間ごとに最大1800円加算されます)

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ちゅらチャリ

すべて電動アシスト付き自転車で、那覇市、豊見城市、糸満市、八重瀬町、北谷町にステーションがあります。利用にはホテルフロントなどの有人窓口で1日パスを購入す方法と、専用スマホアプリをダウンロードして登録、決済(利用する60分前までの予約が必要)する方法があります。利用料金は、1日パス 2200円(支払いはホテルなどの有人窓口で現金のみ)。1回利用は(30分毎)220円。(専用アプリからのクレジット決済のみ)

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シャトルバス

沖縄では、那覇空港から主要観光地、リゾートエリアのホテルまでを結ぶシャトルバスが運行されています。空港から観光地までを効率的に移動することができるので、車なし観光の強い味方です。バス会社によっては、決められた期間内であれば自由に乗り降りできる「乗り放題パス」や、往路復路の2回利用ができる「2回乗車券」などもあり、自分に旅に合うバスを選ぶことができます。

シャトルバスの一例

沖縄エアポートシャトル

那覇空港と恩納村・名護市のリゾートホテルエリア、沖縄美ら海水族館までを結ぶシャ
トルバス。1日約20便運行し、那覇空港から沖縄美ら海水族館までは特急で約2時間。
お得な2回乗車券や、乗り放題パスもあります。

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東京バス(ハーレーエクスプレス、ウミカジライナー)

沖縄本島南部の観光スポットとリゾートホテルを結ぶシャトルバス。南部エリアを巡る路線バスもあり、すべての路線で使える乗り放題のパスもあります。

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定期観光バス

沖縄の観光スポットを効率的に周遊できる日帰りの観光バスツアー。沖縄の歴史や文化に詳しい バスガイドが案内してくれるので、ガイドブックにはない情報で車内を盛り上げてくれます。すべての入園料が含まれているプランや、昼食付き、お土産付きのプランもあり、 最少催行人数が1名のツアーもあり、ひとり旅でも利用できます。

定期観光バスの一例

Okinawa Hip Hop Bus

沖縄の人気観光スポットを1日で効率よく回るツアー。沖縄美ら海水族館、古宇利島、ナゴパイナップルパーク、万座毛、御菓子御殿を巡るコース、世界自然遺産のやんばるを巡るコースなどがあり、毎日運行しています。 

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送迎付きのアクティビティツアー

車はないけれど、アクティビティを体験してみたいという時は、宿泊しているホテルへの送迎サービスが付いているアクティビティツアーを利用するのがおすすめ。シュノーケルツアーではシュノーケルセットやウェットスーツ、カヌーツアーではライフジャケットやマリンシューズなど、体験するアクティビティに必要なアイテムも貸し出ししてくれるので、必要最低限の持ち物だけで参加することができます。

送迎付きアクティビティツアーの一例

バナナリーフ

2 名以上の参加で北谷(美浜)・読谷・恩納村(谷茶)エリアのホテルへの送迎付きで、人気の「青の洞窟」でのシュノーケリングや体験ダイビングが楽しめるツアーを開催。

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マリンクラブベリー那覇店

慶良間諸島での絶景パラセーリングやシュノーケリング、体験ダイビングツアーが人気。那覇市内の指定ホテルへの送迎付きです。

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【那覇市内】車なしで行けるおすすめの海

那覇市内にも泳げるビーチがあります。那覇空港にも近いので、飛行機の搭乗前など少しの時間でも沖縄の海で遊びたい人におすすめです。

波の上ビーチ

那覇市内にある唯一の遊泳ビーチで、ゆいレール「旭橋駅」もしくは「県庁前駅」から徒歩15分で行ける街中のビーチです。周辺は那覇市民の憩いの公園でもあり、更衣室、シャワー、トイレ、コインロッカーが完備、遊泳期間の4〜10月にはライフガードも常駐しているので、安心して海遊びができます。隣接する「波の上うみそら公園」にはシュノーケリングやダイビング、BBQができるスポットもあり、サンセットスポットとしても人気です。

【那覇市内】車なしで行けるおすすめの観光地

海が好きな人におすすめの、車がなくても行ける那覇市内の人気観光スポットをご紹介します。

国際通り

沖縄県で最も賑やかな通りといわれる、那覇市の観光ストリート。デパート、ホテルや飲食店、お土産屋など、たくさんのお店が全長約1.6kmに渡って並んでいます。眩しい太陽とパームツリーが南国気分を盛り上げてくれること間違いなし!のんびり散策しながら食べ歩きをしたり、車なし旅ならではの楽しみ方として、路地裏のセンベロエリアでお昼からほろ酔い気分になるのもおすすめです。

首里城公園・西のアザナ

かつて栄えた琉球王国の中心であった首里城。世界遺産にも登録された首里城跡の周辺は、琉球の歴史が刻まれた文化財が点在する広大な公園になっています。首里城跡の西側、標高130mの場所に築かれた物見台「西(いり)のアザナ」からは、那覇の街と、水平線上に慶良間諸島が浮かぶ海を見渡すことができます。見学は無料で、絶景のサンセットポイントとしても人気のあるスポットです。

【那覇市外】車なしで行けるおすすめの海

那覇市内からバスで行ける、沖縄県民にも人気のビーチをご紹介します。車なしでビーチに行く時には、シャワーやロッカーが完備されているかどうかも重要なポイント。すぐ近くに商業施設があるビーチならば、食事や休憩にも困らないのでおすすめです。

オリオンECO美らSUNビーチ

全長700mの沖縄県内最大級の美しい人工ビーチ。ハブクラゲネットが設置され、ビーチ監視委員も常駐しているので安心して泳ぐことができます。バナナボート、体験シュノーケルなどのマリンアクティビティメニューも豊富。広大な公園の中にはシャワー、更衣室、ロッカーはもちろん、ビーチバレーコートやサイクリングセンターもあり、予約をしていれば手ぶらでBBQを楽しめるサービスも。目の前にはショッピングモール「イーアス沖縄豊崎」があるので、合わせて食事や買い物を楽しむことができます。

アラハビーチ

沖縄本島、中部の西海岸沿いにあるアメリカンな雰囲気が漂うロングビーチ。外国人客が多く、バスケットコートや大型船の遊具があるので子どもたちにも人気があります。更衣室やシャワールームのほか、バナナボートやグラスボートなどのマリンアクティビティも充実。遊泳エリアにはハブクラゲネットが設置されています。近くにはレストランや商業施設が数多くあり、人気の観光スポット「美浜アメリカンビレッジ」もすぐそこ。海沿いの遊歩道をのんびり歩いていくと、約15〜20分で到着します。

ぎのわんトロピカルビーチ

沖縄県民に愛されている、白い砂浜と青い海がまぶしい宜野湾市のローカルビーチ。沖縄流のBBQである「ビーチパーティー」のメッカでもあります。シャワー、更衣室、ロッカー、売店があり、遊泳期間中は監視員とハブクラゲネットが設置されています。周辺にはリゾートホテルやマリーナ、大型のショッピングモールもあります。

【那覇市外】車なしで行けるおすすめの観光地

沖縄美ら海水族館

沖縄本島北西部の海洋博公園内にある人気の水族館。ジンベイザメやマンタが悠々と泳ぐ世界最大級クラスの大水槽を見ていると、まるで海の中にいるような気分になります。沖縄の海を旅するような展示になっており、色とりどりのサンゴ礁の水槽やサメ博士の部屋、深海生物ゾーンなど見どころは満載。屋外にはウミガメの展示館やイルカショーが楽しめる劇場があり、遊泳できるエメラルドビーチもあるので、沖縄の海をめいっぱい堪能できます。

古宇利島

沖縄本島北部にある離島で、古宇利大橋を渡って徒歩や自転車で行くことができます。エメラルドグリーンに輝く透明度の高い海の美しさは息を飲むほど。人気の観光地として、定期観光バスの立ち寄りスポットに含まれています。島内にはリゾートホテルや一棟貸しの別荘も多いので、ゆっくり滞在して、のどかな離島らしい雰囲気の島をレンタサイクルで巡るのもおすすめです。

車なしでも沖縄の海で遊べます!

いかがでしたでしょうか。いくつかのポイントを押さえて公共交通機関を上手に組み合わせて活用すれば、車なしでも沖縄の海やビーチで遊ぶことができます。行ってみたいビーチがあれば、そこを拠点にして観光プランを立ててみるのもおすすめですよ。今回紹介したポイントを参考にして、ぜひ、沖縄の海を思う存分楽しんでくださいね。