サマー・ファミリー・シアター2025~なはーとで夏休み~
- 掲載日:
- 2025.08.15
「夏休み、まだどこにも行ってない…」そんなご家族にぴったり!
今からでも間に合う夏の思い出づくり、“なはーと”で1日まるごと楽しもう!
劇場で過ごす特別な夏休み、今年もなはーと全館を使って開催中!
舞台を観て感動したり、ロビーでお買い物やおもちゃで遊んだり、家族みんなで笑顔になれる時間が待っています。
夏休み後半は“なはーと”で過ごしてはいかがでしょうか。
INDEX
スケジュール
夏休みに家族でどこいく?そうだ!今日は“なはーと”に行こう!
11:00「組踊たいそう!」でロビープログラムスタート!
12:30~ カラフルコーラスOKINAWA「見える音、感じるうた。」@ロビー
14:00開演~15:15終演予定 はじめてのオペラ「セビリアの理髪師」@大劇場
16:00頃 ロビーにちんどん屋さんが練り歩くかも!?
16:30開演~18:00終演予定 組踊版「さるかに合戦」@小劇場
18:00 ロビープログラム終了
8月24日[日]
10:00「組踊たいそう!」でロビープログラムスタート!
⇩ロビーでいろんな体験などを楽しみながら小劇場の開場を待つのはいかが?
11:00開演~12:30終演予定 組踊版「さるかに合戦」@小劇場
⇩ロビーでワークショップや美味しい食事などを楽しみながら大劇場の開場を待つのはいかが?
13:30頃 ロビーにちんどん屋さんが練り歩くかも!?
14:30開演~15:45終演予定 初めてのオペラ「セビリアの理髪師」@大劇場
17:00 ロビープログラム終了
主催:那覇市
企画制作:那覇文化芸術劇場なはーと、合同会社シマシマ企画、シアター・クリエイト株式会社
アートディレクション:OFNE
協力:那覇青少年舞台プログラム
舞台プログラム
家族で楽しむ!はじめてのオペラ『セビリアの理髪師(なんでもや)』 ~70分でオペラまるわかり!~
\県内初のサウンドハグ(体感音響)も導入し、どんな方もオペラを楽しんで!/
オペラってどんな物語があるかな?どうしてみんなドレスを着てオシャレしているのだろう。
オペラの魅力を、アルマヴィーヴァ伯爵とロジーナが結ばれるために理髪師・フィガロが奮闘する喜劇『セビリアの理髪師』とあわせてお楽しみいただきながら、わかりやすく伝えます。
さあ客席のみんなも着飾ってここはオペラ座(ざ)!
※聞こえない聞こえにくいかたにも、楽しんでいただけるようサウンドハグ、舞台手話通訳もあります。
<あらすじ>
スペインのセビリア。伯爵(はくしゃく)のアルマヴィーヴァは、ロジーナに恋(こい)をしています。しかし、ロジーナの後見人であるバルトロ先生は2人の恋のジャマをします。そこで「町のなんでも屋」の理髪師フィガロが、あれやこれやと作戦をたてて2人を結びつけようと大奮闘!さあ、この恋はどうなるでしょう!?
■日時:①8月23日(土)13:30開場/14:00開演 ②8月24日(日)14:00開場/14:30開演
■会場:那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場
■上映予定時間:約70分
■鑑賞サポート:手話通訳/ヒアリングループ対応/日本語字幕あり/UDトーク/サウンドハグ席/車椅子席
◆原作:ボーマルシェ
◆作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ
◆オペラ台本:チェーザレ・ステルビーニ
◆構成・演出:喜納響
◆出演:喜納響(アルマヴィーヴァ伯爵)、知念利津子(ロジーナ)、伊良波良真(フィガロ)、又吉秀和(ドン・バルトロ)、大城治(ドン・バジリオ)
◆案内人:大城清貴、屋嘉比奈々
◆ピアノ:金城吏美、譜久山夏葵 打楽器:飛田あゆ梨
◆舞台手話通訳:大屋あゆみ(劇団アラマンダ・座長)
組踊版『さるかに合戦』
\みなさんのよく知る物語を組踊で!/
「組踊」は、唱え、音楽、踊りによって構成される沖縄版の歌舞劇で、沖縄が世界にほこる伝統芸能!今回は、子どもや組踊をはじめてご覧になる方でも親しみやすく楽しんでいただけるよう心優しいカニといじわるなサルのおはなしで有名な日本昔話『さるかに合戦』が沖縄を舞台に、組踊に欠かせない “敵討”“親への孝行”などのテーマをもりこんだ人気作がなはーと初登場です!
第一部 組踊のたのしみかた
第二部 組踊版『さるかに合戦』
<あらすじ>ある日、カニは大事に育てたくだものをサルに取られてしまいました。とりかえそうとしたカニはサルにひどい仕打ちをうけてしまい、元気をなくしてしまいます。おこったカニの子どもたちはサルに敵討ちをするために出向きますが、そこにサルの子どももあらわれて…
■日時:①8月23日(土)16:00 開場/16:30開演 ②8月24日(日)10:30 開場/11:00開演
■会場:那覇文化芸術劇場なはーと 小劇場
■上演予定時間:90分(休憩あり)
■鑑賞サポート:ヒアリングループ対応/共通語字幕あり/車椅子席
◆作・演出:嘉数道彦
◆振付:阿嘉修
◆音楽:仲村逸夫
◆出演:玉城匠(さる) 、川満香多(かに)、新城唯子(かにこども1)、嘉数千李(かにこども2)、田島吟(さるこども)
◆後見:鹿股小夏、国場海里
◆地謡:玉城和樹(歌・三線)、平良大(歌・三線)、和田信一(歌・三線)、與儀力斗(歌・三線), 池間北斗(箏)、入嵩西諭(笛)、髙宮城実人(胡弓)、久志大樹(太鼓)
『セビリアの理髪師(なんでもや)』 リハーサル風景
リハーサル終了後、舞台の見どころや沖縄の魅力についてお聞きしました!
今回の舞台の見どころや楽しみ方を教えてください。
今回は、子どもたちをはじめ、幅広い世代の方々にお楽しみいただけるよう、さまざまな工夫を凝らしています。
たとえば、ストーリーテラー(案内人)が登場し、オペラの内容をわかりやすく対話形式で伝えることで、劇場にいるすべての方をオペラの世界へと引き込みます。
さらに、聞こえない方や聞こえにくい方にもお楽しみいただけるよう、サウンドハグ(※要予約)や舞台手話通訳も導入しています。
ロジーナ/知念利津子さん
今回は、舞台手話通訳を担当させていただきます。
また、県外ではよく見かける「サウンドハグ」が導入されると伺い、とても嬉しく思っています。
歌手の皆さんと同じように、私も一緒に舞台の一部として演じながら、手話通訳に全力を尽くしたいと思います。
舞台手話通訳/大屋あゆみさん
おすすめの沖縄について教えてください。
私は糸満出身なので、地元のファーマーズマーケットがおすすめです。
沖縄ならではの野菜・果物・肉など、あらゆる食材がずらりと並び、その風景はまさに圧巻です!
おすすめのグルメは「いかすみ汁」。
県外での公演を終えてこれを食べると、「ああ、沖縄に帰ってきたな〜」と実感し、身も心もほっと落ち着きます。
構成・演出・アルマヴィーヴァ伯爵/喜納響さん
沖縄ならではのグルメといえば「骨汁」です。県外ではまず見かけません。豚の骨付き肉(主にスペアリブやあばら骨)を豪快に煮込んだ汁物で、沖縄の食堂では定食メニューとして提供されることが多く、見た目はワイルドですが、出汁の旨味と柔らかい肉の味わいがクセになる一品です。
あと、「ターム料理」もおすすめです。
「ターム」とは、沖縄方言で田芋(たーん/たーむ/ターンム)を指し、沖縄の伝統食材のひとつで、素朴ながら栄養価が高く、今でも地元で広く親しまれています。
唐揚げ、天ぷら、タームジューシー、ターム餅、田芋パイなど、バリエーションも豊富。
もし「最後の晩餐は何にする?」と聞かれたら、迷わず「ターム料理」と答えるほど、大好きな一品です。
ロジーナ/知念利津子さん
沖縄の好きなところは、やっぱり人の温かさですね。
先日も、東京から沖縄に戻った際、マネージャーさんと一緒にコンビニに入って、スムージーを飲もうと専用のドリンクマシンの前で悩んでいたら、店員さんが「これ!おいしいですよ!」と、まるで友達のように話しかけてくれました(笑)。
そうした何気ないやりとりに、人の優しさや距離の近さを感じられるのが、沖縄の魅力だと思います。
舞台手話通訳/大屋あゆみさん
ロビープログラム 無料(予約不要)のロビープログラムも盛りだくさん!なはーとで1日中楽しんでください!
買う・食べる
★『THE MARKET(ザ マーケット)~動く市場~』@なはーと
23日(土)11:00~/24日(日)10:00~
その土地、その場で人々が引き込まれるように集い、交わり、またほどけていく“動く市場”。美味しい食べ物や飲み物、お花など、作る人のこだわりのつまった「THE MARKET」が今年もなはーとに!
※商品がなくなり次第終了 ※出店情報は公式LINE、SNSにてチェック!
運営:たべるデザイン
遊ぶ
ちんどん屋(や)さんでチムドンドン
23日(土)15:30集合/24日(日)13:00集合
おうちにあるお鍋やおたまが、楽器に大変身!?ストロー笛も作れるよ。ちんどん隊と一緒に、にぎやかパレードに出かけよう〜!
サウンドハグ(体感音響)たいけんコーナー
23日(土)①11:30~ ②15:30~/24日(日)①10:30~ ②13:00~
音楽を耳だけではなく身体で感じてみよう!なはーと大劇場の公演ではじめて導入する「サウンドハグ」は、音楽を振動や光で感じるシステムです。
【おどってみよう.ver】組踊たいそう(2023.7.12)
沖縄の伝統芸能[組踊]の世界をより身近に!
なはーとでは、楽しく踊りながら組踊についても知ることができる『組踊たいそう』を新創作しました。
この動画を見ながら、みんなも楽しくおどってね。
作る【8月23日(土)①11:30~②15:30~ 8月24日(日)①10:30~②13:00~】
おくまそら(詩人)/スタンプとマスキングテープのコラージュで作るポストカード
定員20名/所要時間目安15分
スタンプでことばを押し、マスキングテープをつかってあなただけのポスタカードをつくろう。手にふれた素材の感覚から思いつくままに紙に表現してみよう!
講師:奥間空(おくま・そら)プロフィール
詩人。1992年沖縄県嘉手納町生まれ。日常の風景や記憶をすくい取る詩作を続ける一方で、近年はアートとの融合を模索し、詩を言葉の枠にとどめない表現へと展開。朗読や展示、他分野のアーティストとの協働など、詩の新たな可能性をひらく実践を行っている。
「あの日(ひ)の大博覧会2025」コラボ企画/ゾエトロープでアニメづくり
定員15名/所要時間目安30分
絵を描いた紙を筒のなかに入れてクルクルまわすと絵が動きだす不思議な道具!あなただけのアニメをつくっちゃおう。(持ちかえっておうちでも楽しめます!)
講師:真喜屋力(まきや・つとむ)プロフィール
石川真生主演のドキュメンタリー『劇場が終わるとき』を監督、現在は全国各地で上映中。沖縄の市井の人々が撮影した8ミリ映画の収集と公開や、アニメーション作品の監督も務める映像作家。
鑑賞&滞在サポート
こども連れのお客さま
1.授乳室・おむつ替えスペース・ベビーカー置き場あります
2.託児サービスあります。詳しくはなはーとWEBサイトでご確認ください。
3.見守り隊&お助け隊がいます!
子どもたちや来場者を見守り、助ける助っ人隊です。遊び場で子どもたちを見守ったり、トイレに行く間、子どもの様子を見ていて欲しい!など…「ちょっと困った」をサポートします!
チケット料金
作品ごと
一般:2,000円
子ども(3才~中学生以下):1,000円
障がい者割引 一般:1,000円 子ども:500円
お得なセット券(前売のみ/枚数限定)
①ペア券(一般1枚+子ども1枚):2,500円
②作品セット券(大劇場作品+小劇場作品):一般3,500円/子ども(3才~中学生以下)1,500円
※自由席
※3才未満膝上無料
※子どもチケットは3才以上中学生以下の方が対象となります。
※作品セット券は前売のみ(公演前日まで)、窓口販売のみとなります。また、障がい者割引はございません。
※障がい者のかた1名につき、介助者は1名まで
※サウンドハグ席(大劇場のみ)、車いす席には限りがあります。
※介助者・車いす席をご利用の方は、購入前にお問い合わせください。
※障がい者割引チケットをご購入の方は、当日受付にて障害者手帳のご提示をお願いする場合があります。
※団体でのお申込みの場合には、お電話またはメール(kikaku-nahart@city.naha.lg.jp)にてお問い合わせください。
チケット取り扱い
那覇文化芸術劇場なはーとチケットサービス
窓口:営業時間10:00-19:00(休館日を除く)
※窓口でのお支払いは現金のみ
WEB:https://p-ticket.jp/naha (24時間対応)
※窓口でチケットご購入いただく際、なはーと南口の車寄せに一時駐車可能です。(長時間の駐車ご遠慮ください)
問合せ
那覇文化芸術劇場なはーと
電話 098-861-7810(受付時間10:00~19:00※休館日(第1・第3月曜日)除く)
メール kikaku-nahart@city.naha.lg.jp
那覇文化芸術劇場なはーとで同時開催中のイベント情報
戦後80年・海洋博50年特別企画 OKINAWA あの日の大博覧会2025~懐かしの映像と写真で遊ぶ~
沖縄の人びとの手で撮影された8ミリ映画が映し出す「あの日」の思い出。
フィルムに残された土地と家族の記憶は、私たちの「あの日」と共鳴していきます。
今年は戦後80年、そして50年前には「海、その望ましい未来」を掲げた沖縄国際海洋博覧会が開催され、復帰後の沖縄の変節点となりました。
また、大阪・関西万博が開催され、沖縄に新しいテーマパークができる年でもあります。
「未来」や「新しさ」があふれる今こそ、まずは懐かしの映像と写真で遊んでみませんか。
- 開催日時
- 2025年8月6日(水)〜2025年8月31日(日)
- 開催場所
- 那覇文化芸術劇場なはーと 小スタジオ
- 住所
- 沖縄県那覇市久茂地3-26-27
沖縄まなざしの風景‐追憶と現在展‐
なはーとでは、市民に開かれた劇場づくりを目指して、毎年さまざまなアーティストの展覧会を企画しています。2025年度は、展示室において沖縄を拠点に活動する写真家たちによる連続写真展を開催します。
戦後沖縄の写真界は、大学や企業、有志で組織された写真クラブ、写真を生業とする職業写真家、作家として活動する写真家たちがその歴史を切り開いてきました。本展では、そうした多様な立場からの多面的なまなざしに触れ、過去と現在に思いを馳せるべく、物故作家や写真表現を追求する20代から50代の作家を紹介します。
多層的にしか語りえない沖縄の写真史においては、さまざまな視点で歴史を振り返る展示が不可欠であり、多くの観点や評価軸を提供し、語り合うことが大切にされてきました。今回の展覧会をきっかけに、より多くの方に沖縄の写真の歴史と現在に触れていただくとともに、戦後の沖縄をふり返り、今の風景を見つめなおすことによって、私たち自身のアイデンティティについて考える空間を共有することを目指します。
- 開催日時
- 2025年6月6日(金)〜2025年11月3日(月)
- 開催場所
- 那覇文化芸術劇場なはーと 展示室
- 住所
- 沖縄県那覇市久茂地3丁目26−27
那覇文化芸術劇場なはーと
大・小劇場では演劇やコンサートを中心に多様なイベントが催されています
【住所】那覇市久茂地3-26-27
【電話番号】098-861-7810
【営業時間】9:00~22:00(受付19時まで)
【休館日】毎月第1・3月曜日(祝日又は慰霊の日は開館、直後の祝日でない日休館)年末年始(12月29日~1月3日)
一緒に読みたい記事
那覇ジャズ散策!初めてでも楽しめるジャズバーガイド!
那覇の国際通り周辺では、毎晩のように生演奏でジャズを聴くことができます。徒歩圏内にこれほどたくさんのジャズスポットがあるのは、世界的にもめずらしいことです。各店舗で奏でられるジャズは即興性があり、日によって異なる表情をみせてくれます。観客も聴きたいところだけ、思い思いのスタイルで、楽しめるのです。
ここでは、ドラマーで作曲家の中村亮さんが、ジャズバーに行ったことがないという方でも気軽にジャズを楽しめるよう、お店での楽しみ方やジャズの歴史等をご紹介します。
連載・おきなわ41物語/活気溢れるエンタメシティNAHA
「那覇の魅力と言えば、様々なエンターテイメントが楽しめる街じゃないかと思います。世界遺産の首里城や国際通りはもちろんですが、今回はもう一歩踏み込んで、各ジャンルごとにエンタメスポットを紹介したいと思います。僕たちが出演する舞台やライブハウスも紹介しますすよ!是非、活気溢れるエンタメシティを楽しんでいただきたいと思います。」と言うキンピラゴボウの二人が那覇を紹介します。













今回は、通常2時間半ほどかかるオペラを、約70分に凝縮してお届けします。
1曲ごとに短く編集し、聴きどころをしっかり残しながら、できるだけ多くの楽曲をお楽しみいただけるよう工夫しました。
オペラの最大の魅力は、何と言っても力強い歌声。その響きが体に伝わる感覚を、ぜひ劇場でご体感ください。
また、5人の歌手それぞれの個性あふれる声の違いや、美しいハーモニーにもご注目ください。
構成・演出・アルマヴィーヴァ伯爵/喜納響さん