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黒糖づくり伝来400周年!おすすめ黒糖みやげ・お店・体験

掲載日:
2023.11.21

沖縄みやげやスイーツ、お料理と存在が全国に浸透している「黒糖」。
琉球王国時代中期の1623年に、中国から沖縄へサトウキビから黒糖を生産する方法が伝えられ、それ以来黒糖づくりは島民の暮らしを支え、沖縄の人々に寄り添ってきました。そんな黒糖づくり伝来から今年で400年の節目を迎えます。

そこで今回は、改めて沖縄黒糖の魅力をお届けするとともに、おすすめの沖縄黒糖お土産や、黒糖を使用した料理が味わえるお店をご紹介します!時代が紡ぐ、伝統的なスイーツ「黒糖」を沖縄にお越しの際は ぜひ味わってみて下さいね!

Index📝

知るともっと好きになる!沖縄黒糖のあれこれ

みなさんもよく知っている「黒糖」とは、さとうきびを絞ってでた糖汁を煮詰めて固めたものです。
沖縄は日本一の黒糖生産量を誇り、現在 8つの島(伊平屋島、伊江島、多良間島、粟国島、小浜島、西表島、波照間島、与那国島)の工場で沖縄黒糖は作られています。島によって気候や栽培されているサトウキビの品種も違うので、それぞれ個性あふれる美味しさが感じられます。

こうやって作られています!美味し~い黒糖が出来上がるまで

沖縄の恵みがぎゅっと詰まってる!黒糖が使われているお土産

黒糖と言えば、賽の目上にカットされたものをおやつとして食べたり、お菓子や料理の材料にしたりと私たちの身近な場面で広く食べられている食材です。例えば、タピオカドリンクや黒蜜などを作るのに粉末タイプの黒糖が使われているのはよく知られていますが、実は
お肉料理や煮物との相性も抜群なんです! (黒糖を使ったお料理レシピはこちらからチェック!) また料理以外にも、パックとして活用すると、美容効果まであるんだとか。 このように、いろいろな用途がある黒糖を使ったおすすめの沖縄みやげをご紹介します!

沖縄初!黒糖カヌレ専門店が手掛ける「ほうき星の黒糖カヌレ」

沖縄初の黒糖カヌレ専門店「ほうき星」。お客さま一人ひとりに「カフーアラシミソーリ(幸せが訪れますように)」の想いが込められたカヌレは、どれもキュートで個性的。バナナやパイナップル、ドラゴンフルーツなどの南国フルーツや、県産のミルクや緑茶、泡盛などが使用されていて、一口で沖縄気分を味わえます。もちろんカヌレ生地には、黒糖が使われていますよ。

ほうき星

【住所】浦添市港川2-16-2港川沖商住宅25号
※ 那覇空港から車で20分ほど。路線バスなら「第二城間」駅を目指してください。
【営業時間】11:30~18:30
【定休日】なし

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黒蜜を練りこんだクッキーからチョコレート黒糖がとろ~り!「黒糖ショコラとろ~る」

沖縄県産の黒糖と、黒蜜を練りこんだクッキー生地にチョコレートと粒状の黒糖を包んだ焼き菓子「黒糖ショコラとろ~る」。サックサクのクッキーでとろとろのチョコレート黒糖を包んでおり、一口かじるとチョコレート黒糖が口に広がる絶品スイーツです。

御菓子御殿 読谷本店

【住所】読谷村字宇座657-1
※那覇空港より車で約60分/沖縄自動車道石川ICより車で約30分
【営業時間】通常期 9:00~20:00
【定休日】年中無休

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シナモン好きにはたまらない黒糖とのコラボ!「ケックン」

沖縄の伊江島小麦でつくられたお菓子「ケックン」。伊江島小麦ならではの風味と軽い食感が楽しめるこちらのチップスは、一度食べると病みつきになる美味しさなんですよ。特に「黒糖&シナモン味」は、ふわっと香る黒糖の香ばしさがパリパリのチップスによく合うんです!

伊江島物産センター

【住所】伊江村字川平519-3伊江島はにくすに
※沖縄本島の本部港から伊江港村営フェリーで30分。伊江港から車・徒歩すぐ
【営業時間】7:00~16:00
【定休日】年中無休
※その他、沖縄本島内取扱店舗多数。

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大人買いしたくなる可愛さ!「MELLOWHICHの黒糖ショコラ」

お好きな味やボックスをえらんでオリジナルギフトが作れる「メロウウィッチ」。東京・渋谷にも店舗がありますが、沖縄の店舗では、沖縄素材を使用した限定味のパウンドケーキや、沖縄でしかゲットできない限定パッケージの品をお買い求めいただけます。その中でも、「黒糖ショコラ」フレーバーは、沖縄土産にぴったりですよ。

MELLOWHICH 沖縄国際通り店

【住所】那覇市牧志3-12-2
※那覇空港から国際通りまでは車で13分ほどの距離。モノレールなら「県庁前」駅か「牧志」駅を目指してください。
【営業時間】11:00~20:00
【定休日】定休日は不定休

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8つの島々で育まれた黒糖を食べ比べ!「八島黒糖」

沖縄の風味がぎゅっと詰まった特別なお土産「八島黒糖」。沖縄県内の8つの島々で育まれた黒糖は、それぞれの自然環境や風土によって味わいが異なるので、食べ比べてみるとおもしろいですよ。小分けパックとなっているので、沖縄土産やおうち時間を楽しむ贅沢なスイーツとしてもおすすめです。

黒糖屋

【住所】那覇市牧志1-3-52 1階
※那那覇空港から車で約17分、路線バスの場合は「松尾」バス停より徒歩2分ほど。
 モノレールの場合は「美栄橋」駅より徒歩2分ほど。
【営業時間】11:00~22:00
【定休日】年中無休
※その他、沖縄本島内取扱店舗多数。

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黒糖を使ったお料理やスイーツをぱくり!黒糖料理が食べられるお店

沖縄の伝統料理の味付けに実は、「黒糖」が欠かせないとされていることを知っていますか?
デザ―トなどはもちろん、味に深みを与え、豚肉などの料理とも相性抜群なんですよ。こちらでは、そんな黒糖を使用したお料理を味わえるお店をご紹介します!ぜひ、沖縄旅行の参考にしてみて下さいね。

KafuKari(カフカリ)

フレンチ出身のシェフが作るカレーが自慢のお店。県産黒糖と石垣島のヒパーチ(島胡椒)を使った沖縄らしいチキンカレーを頂けます。

住所
豊見城市高嶺72

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ホシのシズク

9月に那覇市大平通り商店街にオープンした島いちご黒糖ぜんざい専門店。沖縄のぜんざいは、本島の温かいぜんざいとは違い、甘く煮た金時豆と白玉が入った沖縄版かき氷が一般的です。

住所
那覇市松尾2-24-13
TEL
098-917-5560

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貝出汁沖縄そばキセキ

濃厚貝出汁とクリーミーな豚骨白湯を合わせて創られたスープが特徴の沖縄そばと、あさりご飯、黒糖プリンがセットになったメニューがおすすめです。

住所
那覇市泊2丁目1-11

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がらまんじゃく

かつて世界一を誇った沖縄の長寿を支えた琉球薬膳料理を味わえます。調味料も、無添加の手作り王朝みそや沖縄県産100%粉黒糖などが使用されており、体に優しい食事を堪能することができますよ。

住所
金武町字金武10507-4

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さとうきびを丸かじり!黒糖が出来るまでを見学・体験

さとうきび刈り体験や黒糖が出来るまでを見学・体験できる施設をご紹介!「梨みたい」と表現されることが多い、収穫したてのサトウキビや好きなトッピングを入れてお家で作る出来立てアツアツの黒糖は絶品ですよ。有機農家・黒糖職人がガイドとして案内するので、美味しく・楽しく・黒糖について学ぶことが出来ます。

オルタナティブファーム宮古

サトウキビの有機栽培~黒糖製品製造~黒糖作りの体験型観光まで、サトウキビの魅力を丸かじりできる体験型観光農園

住所
宮古島市下地与那覇53
TEL
090-7205-5199

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株式会社 沖縄黒糖

さとうきびから黒糖が出来るまでを見学・体験出来る工場。

住所
読谷村 字座喜味2822-3
TEL
098-958-4005

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黒糖を作るときに出るサトウキビの搾りカスがお洋服に⁉

こんなにも人気な「沖縄黒糖」ですが、実は近年後継者不足や収益性の低さから衰退しています。そんなん中、立ち上がったサステナブルな取り組みをはじめたファッションブランド「SHIMA DENIM WORKS」をご紹介します。こちらは「バガス」というサトウキビの搾りかすを原料にデニムを作っているブランドなんです!
バガスを使った繊維でつくるデニム生地は丈夫でしなやか。丈夫なので、経年変化(エイジング)も美しく、あなたとともに時代を生きてくれる一着になる事まちがいなしです。