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石垣島へ行ってきました【2】美しい石垣焼とスぺシャルなランチを堪能♪

掲載日:
2016.08.05


はいたい♪マハエです。
石垣島の旅では、石垣焼窯元さんにも訪れました。

石垣島の旅ブログpart1はこちら
垣島へ行ってきました【1】島産のおいしい食材を堪能☆石垣島ヴィレッジ>

沖縄本島・恩納村にあるOIST(沖縄科学技術大学院大学)で現在開催されている
石垣焼の展示会「Ishigaki Blue」に窯元当主の金子晴彦さんが来訪された際、
取材にうかがい、ご縁ができ、石垣島の工房にうかがいました♪


「Ishigaki Blue」取材の際に撮影していただいた記念写真です☆

この「Ishigaki Blue」ウォールを見た時、その美しさにマハエは一目ぼれ(*´▽`*)

石垣焼は現在、日本だけでなく、世界中から注目を浴びており、昨年の12月には
「Ishigaki Blue」ウォールが、フランスの「サロン・ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール
/カルーセル・ルーブル展」にて審査員賞インスタレーション部門・金賞と
S.N.B.Aインスタレーション部門・金賞をW受賞されました☆☆

沖縄だけでなく、日本を代表するアートなんです!

もっと石垣焼のことを見たい、知りたいと思い、念願叶っての訪問でした☆

石垣焼窯元さんは、島の西側の名蔵湾をのぞむ場所にあります。

こちらが名蔵湾です。

川平地区に行く際に名蔵湾沿いを走ることが多いのですが、いつも美しい海を見せてくれます♪

工房内には、たくさんの作品がありました!

まず一番に目を引くのは、大きな二尺皿です!

こちらは、下関市立美術館に収蔵されている作品の同等品だそうです。
油的天目の中央に美しい石垣ブルーが広がっています。

他にもさまざまな作品が。

アクセサリーなどのアイテムもあるんですよ☆

石垣焼のアクセサリーが似合う女性になりたいなぁ・・

こんなにかわいい作品たちもありました♪

ハート模様のお皿には、石垣島の伝統の織物・みんさー織りの模様が☆

このお茶碗は、底が石垣島の海のように見えました!

きれい~(*´▽`*)

この美しい青は、ガラスと陶器の融合から作り出されます。

石垣焼は、当主・金子さんのお父様が生み出した「よろん焼」がルーツとなっており、
いずれもガラスと陶器を組み合わせるという特徴をもっています。

ガラスと陶器は、収縮率がちがうため、制作するのがとてもむずかしく、
昔はそれらを用いた焼き物を制作するのは不可能とまで言われていたそうです。

現在は作品の成功率が上がったそうですが、それでもまだむずかしい、
常に挑戦するつもりで作られていると、金子さんはおっしゃっていました。

作品の制作真っ最中だった金子さん。
今回もお忙しい中、いろいろなお話を聞かせてくれました。

「この作品、中のブルーに太陽の光を当てると虹色に見えるんですよ」と教えてくれました!

本当だ☆彡

これまで見たブルーとは少し異なる色合いと感じました。

うれしそうにお話しされる金子さんを見て、マハエも興味津々♪
石垣焼には無限の魅力があるとあらめて思いました!

金子さんは、石垣島の地名「石垣」を世界のたくさんの人にもっと知ってほしいという思いと
お父様が発見したガラスと陶器の融合、粉末にした鉱石と透明のガラスを使用し、
沖縄の海の色へ変化させたガラスと油滴天目が施された焼物を残すことに使命を感じ、
材料の鉱石がたくさん採取されることもあり、石垣島に窯元を創立されたそうです。

陶器は200万年も存在することができると言われているので、自身では伝えきれないことも
メッセンジャーとして伝えることができるという可能性がある、そして、石垣焼を手にした方が
石垣島を知り、石垣島を起点に日本を旅するきっかけになれば本望と教えてくれました。

石垣島のことを思いながら、創作に挑まれているその姿に感動。。
マハエもあらためて沖縄や島々への思いを強く持ったのでした。

皆さんも窯元に訪れた際に、タイミングよく金子さんにお会いすることができたら、
アート作品を見せてもらえるかもしれませんよ♪

また、窯元では体験教室も実施されていて、自分で石垣焼を制作することもできます!

次回訪れる時は、マハエも作品を作ってみたいと思います!

 

窯元を見学した後は、ランチをご一緒させていただくことに♪

「SHIMA LOHAS」さんというお店を教えていただきました。
場所は、離島ターミナルの近くです。

お店の中は、花ブロックから差し込む光がやさしく、落ち着いた雰囲気です。

「SHIMA LOHAS」さんは、創作フレンチを提供されているそうです♪

最初に運ばれてきたのは・・石垣焼を器にした前菜でした!

石垣焼の器でフレンチをいただけるなんて、贅沢な気分♪

器の中はアスパラガスのポタージュで、手前にある塩アイスをひたして食べるんです!

こちらは、塩せんべいの上にえびなどがトッピングされたものです♪

塩せんべいが海に揺られる船のようです(^▽^)

キラキラ輝いている粒は、なんと海藻から作られているそうですよ!

きれい~☆♪

お料理の美しさとおいしさにウットリしているところに運ばれてきたのは・・


玉手箱のようです(≧▽≦)

器の中には、スモークされた魚介や野菜が♪
奥が海につながっているような美しい器でした。。

・・と、気になるものを発見しました。

カウンターに置かれていた2つのプレート。

こちらは、日本庭園のような雰囲気です。

こちらは、石垣の地図が♪

いずれも、シェフさんが制作されたものだそうです!

こちらのプレートでお料理を提供されることもあるのだとか。

素敵だな~♪

窯元の体験教室でもこのような作品を作れるそうです!
作品は、仕上りまでに数ヶ月を要するので(最短で6ヶ月だそうです)、
郵送でのお届けになるのですが、国内だけでなく海外への発送も可能だそうですよ。

マハエは、ますます作品を作ってみたくなりました(≧▽≦)

その後もお魚やお肉をメインとした、おいしいお料理が続きました。

石垣焼の美しい器に盛られた数々のお料理をいただいているうちに、食事がおいしいと感じるのは、
味覚はもちろんのこと、視覚も重要な役割を果たしているのだと気づきました。

最後にデザートも♪

海の中をのぞいているような不思議なスプーンにまたまたウットリ。。

どのお料理もたいへんおいしく、器の美しさも手伝って、優雅な気持ちになりました。

ごちそうさまでした。

(SHIMA LOHASさんは、8月中はランチの営業をされていませんので、ご注意ください。)

 

金子さんは、9月の9~11日に開催されるイギリスの展示会「Ceramic Art York 2016」に
作品を出展をされるそうです。

この展示会に選出された作家さんは、世界中から41名だけという栄誉なんですよ!

石垣焼の発展、金子さんの躍進にますます目が離せません!!

皆さんも、石垣島に訪れて、石垣焼に触れてみませんか。

 

~関連リンク~
石垣焼 公式サイト
SHIMA LOHAS 公式サイト

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花笠マハエ