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やちむん散歩(壺屋)

古い建物が並び、昔の面影を残すノスタルジックな通り。
そこかしこに残る沖縄の焼物の歴史に触れながら、お散歩気分でやちむん巡りを楽しもう。

那覇 壺屋やちむん通り

壺屋やちむん通りMAP

(アクセス)那覇空港から車で約20分
「壺屋やちむん通り」は、一方通行ですのでご注意ください。お出かけの際は場所を事前にご確認ください

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観光スポットとしても人気の壺屋やちむん通り。石畳が続く通りは車も少なく、ゆったり散策にぴったり。
平和通りからやちむん通りへ入る入口付近には、陶器の看板が立っている。陶器店や文化財が示された地図もあるので、散策前にチェックしておこう

創業60年以上の老舗陶器店 ー つぼや工藝店 ー

やちむん通りを入ったすぐの場所ある陶器店。
店内には沖縄の焼物の伝統的な柄、水玉や唐草模様の器が所狭しと並び、中には作家たちと相談して作ったという特注品もあるそう。
ほかにも3代目店主の日沼瑠さんが手がけるオリジナルのシーサーや洋食器など、ここでしかお目にかかれないアイテムもたくさん。

つぼや工藝店(つぼやこうげいてん)

住所/沖縄県那覇市壺屋1-8-6
Tel/098-861-5514
営業日/9:00~18:30
休業日/不定休
P/なし

木々に囲まれて建つ登り窯の向いには、窯の敷地の一部を利用したカフェがあり、表通りと南窯側からも入れる2つの入口を設けたユニークなつくりだ。ここでちょっとひと休みして、歴史ある壺屋焼の器でおいしいコーヒーを味わおう。

壺屋焼の器で味わうこだわりコーヒー ー 陶器と喫茶 南窯 ー

荒焼専門の登り窯「南窯」に隣接するカフェ。
注文を受けてから豆を挽くという、香りよいコーヒーは人気メニュー。
現代の名工・島袋常雄さんの直売店でもある店では、シーサーや器が展示され、購入もできる。

陶器と喫茶 南窯(とうきときっさ ふぇーぬかま)

住所/沖縄県那覇市壺屋1-9-29
Tel/098-861-6404
営業日/10:00~19:00
休業日/なし
P/なし
メニュー/ホットサンド550円、ホットコーヒー500円

作風も様々な器の共演が楽しい ーcraft house sprout ー

「もっと気軽に伝統を楽しんでもらいたい」とセレクトされたのは、店主が人柄や作陶の姿勢に魅かれたという17名もの陶芸家の作品。若手の伝統柄をアレンジした大胆な絵付けや、独創的な作風のベテラン職人の器まで、普段使いしたくなる個性豊かな器に出会える。

craft house sprout(クラフトハウススプラウト)

住所/沖縄県那覇市壺屋1-17-3 ジョトール壺屋102
Tel/098-863-6646
営業日/10:00~19:00(火曜 ~18:00)
休業日/不定休・年末年始
P/なし

老舗窯元が営む、壺屋の小さな雑貨店 ー guma-guwa ー

壺屋焼窯元・育陶園の若手職人の器を中心に、琉球ガラスやアクセサリーも扱う雑貨店。
棚に並ぶのは、ポップな表情を見せるかわいい絵柄を施したシンプルな器。伝統を受け継ぎながらも、若い感性を取り入れた形が、新たなやちむんの世界を作り出す。

guma-guwa

住所/沖縄県那覇市壺屋1-16-21
Tel/098-866-1635
営業日/10:30〜18:30
休業日/なし
P/なし

豊富なラインナップに目移り必至 ー Craft&Gift ヤッチとムーン ー

沖縄で活動するベテランの陶工から若手作家の作品まで、幅広い品揃えが魅力の陶器店。
築50年以上の古民家をDIYしたという店内にはカップやお茶碗、お皿など普段使いにぴったりなアイテムがずらり。
カラフルな色使いやユニークな絵柄などポップな作風が多く、動物をモチーフにした店のオリジナル商品も人気だ。近くに姉妹店「UTUWAチャタロウ」もあり。

Craft&Gift ヤッチとムーン

住所/沖縄県那覇市壺屋1-21-9
Tel/098-988-9639
営業日/10:00〜19:00
休業日/なし
P/なし

赤絵を極めた職人技が魅せるやちむん ー 清正陶器工場 ー

渋い地色に深みのある赤をのせた、独特な赤絵の世界観を醸し出す小橋川清正さんと次男・明史さん親子の作品を扱う直売店。
ごつごつした赤土の質感と、独自で生み出した赤絵に彫り込んだ力強い魚紋からは、手仕事への情熱と職人の人柄、焼物の温もりを感じる。

清正陶器工場(きよまさとうきこうじょう)

住所/沖縄県那覇市壺屋1-22-29
Tel/098-863-4771
営業日/9:30~18:00
休業日/不定休
P/あり

散策途中に立ち寄った陶器店でいただいた、おいしいお茶とサーターアンダギー。店主とのゆんたくも器巡りの楽しみのひとつ。

戦争の被害が少なかった壺屋には、焼物に関する文化財だけでなく、昔ながらの風情溢れる町並みが多く残っている。
緑に覆われた石垣が続くすーじ小(路地裏)は、そんな壺屋の魅力に触れられる場所。通りには、のんびりと暮らすかわいいネコとも出会える。路地を一本入って裏道を散策するのもオススメ。思いがけない発見があるかも。

「清正陶器工場」を過ぎると見えるのが、大きなガジュマルの木の下に佇む「東ヌカー」。
壺屋の東にあるため「東(アガリ)ヌカー」と呼ばれ、壺屋にある村ガー(共同井戸)の中で一番古いといわれている。
ここが壺屋やちむん通りの最終地点。

体験教室で壺屋焼の伝統に触れる ー壺屋焼窯元 育陶園 ー

器巡りをしながら気軽に立ち寄れるのが、壺屋焼窯元・育陶園が主催する陶芸教室。
沖縄の土に触れ、シーサーやカップ、皿などの器作りが楽しめる。
通いの教室では、窯主から壺屋焼の伝統技法を学べる本格的なコースもあり、技術を習得したい人にもオススメ。

壺屋焼窯元 育陶園(体験道場)

住所/沖縄県那覇市壺屋1-60-2
Tel/098-863-8611
営業日/体験教室10:00〜、11:00〜、12:00〜、14:00〜、15:00〜、16:00〜
休業日/元旦
料金/体験3,000円〜
P/あり

壷屋の路地裏にひっそりと佇む隠れ家カフェ ー 茶屋 すーじ小 ー

昔ながらの風情漂う壺屋の路地裏。石垣に囲まれた細道を進むと、みえてくるのがこちらのカフェ。
築80年以上の古民家で、店主のおばぁちゃん直伝の沖縄そばやぜんざいなど、素朴な沖縄の家庭料理が味わえる。
ほっと落ち着く和みの空間は、壺屋散策のひと休みに立ち寄りたい。

茶屋 すーじ小

住所/沖縄県那覇市壺屋1-15-23
Tel/098-863-9040
営業日/11:00〜17:00
休業日/不定休
P/なし
メニュー/沖縄そば500円、ぜんざい350円

ゆいレール「牧志駅」や「安里駅」からもほど近い、アクセスに便利な那覇市の中心に位置している焼物の町、壺屋。
今回紹介した「壺屋やちむん通り」は、国際通りから平和通りを抜けて徒歩5分。
多くの壺屋焼の陶器店が軒を連ね、自分好みの器を物色したり、窯元主催の陶芸教室でオリジナルの器を作ったりと、ゆっくり散策するにはぴったりの場所だ。

また、400mほど続く石畳や、表通りからちょっと脇道に入ったすーじ道(路地裏)など、昔ながらの町並みに出会えるのも魅力。那覇の町歩きの途中にちょっと寄り道して、壺屋の日常に触れながら、探検気分でやちむん巡りを楽しもう。

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掲載日:
2017.03.31

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