11月23日正殿一般公開!完成を祝う記念事業がスタート
- 掲載日:
- 2026.08.30
2019年10月31日の火災から約7年。復元工事が進められてきた首里城正殿が、2026年11月23日に一般公開されることが決まりました。復興は新たな節目を迎え、令和8年度首里城正殿完成記念事業もスタート。県内各地では展覧会やキャラバンなど、多彩な催しが開催されます。今回は、一般公開に向けて盛り上がる首里城復興の最新情報をご紹介します。
INDEX
ついに決定!11月23日、首里城正殿が一般公開
2019年10月31日の火災から約7年。復元工事が進められてきた首里城正殿の一般公開日が、2026年11月23日(月・祝)に決定しました。前日の11月22日(日)には完成式が開催され、新たな門出を祝います。
また、安全性の確保とオーバーツーリズムの未然防止を目的に、正殿内の観覧人数を制限した運用が行われる予定です。
1. 首里城正殿復元の完成式
- 主催:内閣府沖縄総合事務局
- 開催日:2026年11月22日(日)
- 場所:首里城公園(国営沖縄記念公園 首里城地区)内
- ※詳細は決まり次第、別途お知らせします。
2. 首里城正殿の供用開始日
2026年11月23日(月・祝日)
※詳細は決まり次第、首里城公園ホームページ等で別途お知らせします。
3.首里城正殿一般公開に伴う料金改定および事前予約制のご案内
正殿観覧時の安全性確保およびオーバーツーリズムの未然防止を図るため、正殿内の観覧人数を制限させていただきます。
そのため、正殿内部の観覧は来場者の集中を防ぐための「事前予約制(30分ごとの日時指定)」となります。
※正殿内を除く有料区域内施設については、これまでどおり予約せずに入場及びご観覧いただけます。
詳しくはこちら
首里城正殿は、伝統的な技法と現代の技術を融合させながら、一つひとつ丁寧に復元が進められてきました。
新たに整備された「高台見学デッキ」からは、正殿をこれまでより高い位置から見渡すことが可能で、復元された正殿の姿を、間近で体感できます。
首里城は、琉球王国の政治・外交・文化の中心として栄えた歴史を持ち、沖縄を象徴する存在です。火災によって正殿をはじめ主要施設が焼失した後も、多くの職人や関係者、県民の思いに支えられながら復興への歩みを続けてきました。
一般公開は、復元工事の大きな節目であるとともに、首里城復興の新たなスタートでもあります。11月23日には、完成した正殿を多くの人が訪れ、再びその壮麗な姿を間近で見ることができるようになります。
いよいよ迎える一般公開を前に、県内では完成を記念したさまざまなイベントも始まっています。
「令和8年度首里城正殿完成記念事業」がスタート
首里城正殿の一般公開に向け、沖縄県では「令和8年度首里城正殿完成記念事業」がスタートしました。復元された正殿の完成を県民や観光客とともに祝い、その歴史や文化的価値を未来へつないでいくことを目的に、2026年度を通してさまざまなイベントや企画が展開されます。
令和8年度首里城正殿完成記念事業では、特設ホームページが開設し、新たにロゴマークと事業タイトルも決定しました。首里城復興の歩みを象徴するとともに、「復元・復興」から「新たな歴史の始まり」へと歩みを進める節目を表現しています。
今後は、歴史や文化に触れられる展示会をはじめ、県内各地でのキャラバン、体験イベント、記念セレモニーなど、多彩なプログラムを順次開催予定です。県民はもちろん、沖縄を訪れる観光客も参加できる企画が数多く用意されており、首里城の魅力をさまざまな角度から楽しむことができます。
完成をもっと楽しむ!沖縄県立博物館・美術館で「首里城展」開催
令和8年度首里城正殿完成記念事業の一環として、沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)では、「首里城展」が開催されています。
博物館常設展の歴史部門、美術工芸部門展示室では、首里城と琉球王国がたどった歴史や鮮やかな工芸品、建物の魅力を全4期にわたって紹介します。
12月1日(火)からは特別展「首里城-琉球の御城-」が博物館企画展示室で開催されます。王権の象徴として人々の記憶や文化の中に深く刻まれてきた首里城を、絵図や屏風、古写真、文献史料を通してその姿を見つめなおすとともに、首里城復元についてもご紹介します。
11月23日の首里城正殿一般公開前後に開催される、首里城の過去・現在・未来をつなぐ「首里城展」。首里城の歩みを知り、その価値を改めて感じられる展覧会として、多くの人に訪れてほしいイベントです。
沖縄の至宝が一堂に会する貴重な機会。首里城づくしの1年をお楽しみいただき、“首里城通”を目指しましょう!
令和8年度首里城正殿完成記念事業 首里城展 (常設展 歴史・美術工芸部門展示室)
第一期:那覇港ー首里城を支えた港 会期:5/26(火)~8/16(日)
第二期:尚家の人々と首里城 会期:8/25(火)~10/12(月祝)
第三期:首里城と琉中関係ー王権を支えた背景ー 会期:10/20(火)~12/20(日)
第四期:天理大・琉球古文書の世界 会期:2027.1/13(火)~2/28(日)
特別展示:大里城雲版
美術工芸部門
第一期:琉球の扁額 会期:5/19(火)~8/2(日)
第二期:尚家の人々 会期:8/11(火)~10/25(日)
第三期:首里・那覇を描いた絵図 会期:11/3(火)~12/13(日)
第四期:首里城と王家ゆかりの施設 会期:2027.1/5(火)~2/21(日)
復興の想いを県内へ届ける「首里城復興キャラバン」がスタート
令和8年度首里城正殿完成記念事業では、展示会だけでなく、これまでの支援に対する感謝を全国へ届けることなどを目的とした「首里城復興キャラバン」もスタートしました。
キャラバンでは、首里城の歴史や復元工事の歩みを紹介するパネル展示をはじめ、復興に携わる職人の技術や伝統文化に触れられる企画などを実施。首里城を訪れる機会が少ない地域でも、復興の歩みや首里城の魅力を身近に感じられる内容となっています。
また、各会場では、子どもから大人まで楽しめる体験プログラムや展示も予定されており、首里城を「知る」「学ぶ」きっかけづくりにもつながっています。県内を巡回することで、首里城復興を沖縄全体で祝い、次の世代へと歴史や文化を受け継いでいく機運を高めていくことが期待されています。
11月23日の正殿一般公開まであとわずか。復興キャラバンは、その完成を心待ちにする県民や観光客の期待をさらに高める取り組みとして、各地で首里城復興の輪を広げています。
一般公開まであと3か月!この秋は首里城へ
2019年10月31日の火災から約7年。多くの人々の想いと、職人たちの卓越した技術によって進められてきた首里城正殿の復元は、いよいよ11月23日の一般公開という大きな節目を迎えます。
現在開催中の「令和8年度首里城正殿完成記念事業」では、「首里城展」や「首里城復興キャラバン」をはじめ、首里城の歴史や文化、復興の歩みに触れられる多彩なイベントが展開されています。一般公開前だからこそ体験できる企画も多く、完成への期待を一層高めてくれます。
鮮やかな朱色の正殿が再びその姿を現す首里城は、沖縄を代表する歴史・文化の象徴として、新たな一歩を踏み出します。一般公開にあわせて首里城を訪れ、復興の歩みや琉球王国の歴史に思いを馳せながら、よみがえった正殿の姿をぜひご覧ください。
また、おきなわ物語では「首里城復興の今」シリーズとして、これまで首里城が再びよみがえるまでの道のりを、その時々の最新の状況とともにご紹介してきました。一般公開を迎えるこの機会に、これまでの記事もあわせてご覧いただき、首里城復興の軌跡を振り返ってみてはいかがでしょうか。
一緒に読みたい記事
首里城正殿復興の今 VOL1(2025年10月)
首里城正殿の復元工事は2026年秋の完成を目指し、内部塗装や廊下、防火設備の整備が進行中。2025年7月から素屋根撤去を開始し、10月末には約6年ぶりに正殿が姿を現す予定です。有料区域内の「首里城復興展示室」や「世誇殿」では、写真・映像・展示物で復元の歩みをご紹介しています。
首里城正殿復興の今 VOL2(2025年11月)
正殿の再建工事が進む現場では、伝統技術を受け継ぐ職人たちの手によって、かつての美しい姿が少しずつ形になりつつあります。
2025年10月、正殿を囲っていた素屋根が全て取り払われ、見学通路からは作業風景を間近に見ることができ、訪れる人々のまなざしには「応援」と「期待」が込められています。
首里城正殿復興の今 VOL3(2026年4月)
首里城正殿を見守ってきた「平成の鬼瓦」が、再び首里城へ戻ってきました。
万博でフランス館へ出張していた鬼瓦。
長い旅を終え、現在は「令和の鬼瓦」の横、世誇殿前に並んで設置されています。
時代を越えて並ぶ、平成と令和の鬼瓦。
首里城の復興の歩みを、ぜひ現地でご覧ください。
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