スポーツの秋!自転車でめぐる沖縄旅(南部エリア・中部エリア編)
- 掲載日:
- 2022.11.03
「ポタリング」とは、「自転車で頑張らない程度にのんびり散歩をすること」です。語源は英語のようですが、実は和製英語!時速10km~15kmの速度で、観光スポットに細かく立ち寄りながら走る、「のんびりとした」「ゆるゆるな」「気の向くまま」自転車さんぽです。
そんなポタリングは「歩くには少し距離があって疲れそうだけど、自転車なら疲れず楽にいろいろなところに行けそう!」という人におすすめ。この時期の沖縄は、ようやく秋の香りをまとい始める季節。台風シーズンはすっかり落ち着き、安定した天候が続くのでポタリングのベストシーズンとも言えます。
今回は、沖縄南部エリア・中部エリアでのポタリングにおすすめのスポットや自転車の借り方、自転車に乗るときの基本ルールについてまとめてみました。
INDEX
目的にぴったりの自転車を借りよう
今回ご紹介するおすすめスポット(那覇市周辺や豊見城、糸満エリア、北谷エリア)にはシェアサイクルが借りられるポートが充実していますので、現地まではバスやタクシーなどで移動してからシェアサイクルを利用するとよいでしょう。また、ガイドさんの案内を聞きながらポタリングが楽しめる「ちゅらぽた」は、スポーツバイクのレンタルとガイドがセットになったツアーを展開しています。
体力に自信があってサイクリング経験がある方や、アクティブに様々なスポットを巡りたい!という方には、本格的な「クロスバイク」をレンタルして、那覇から各エリアまで自転車でいってしまうのも◎体力や目的に合わせてぴったりの手段を選んでみてくださいね。
【初心者向け】体力に自信がない方や短時間・短距離で楽しみたい方に!!
シェアサイクル
電動アシスト自転車なので坂道でも簡単に登ることができて女性でも安心です。かごも付いているので途中で購入したお土産も入れることができ便利です。また15分や30分単位からレンタルが可能なのでリーズナブル。使用後は、県内のお好きなステーションへ返却ができたりと気軽に利用することができます。
【初心者向け】ガイド付きで学びながら楽しみたい方に!!
ガイド付きサイクリングツアー(ちゅらぽた)
散歩感覚で近郊をサイクリングするポタリングがガイド付 きで楽しめるツアー「ちゅらぽた」では、3つのコースが 目的に応じて選べ、那覇のまちを散策できます。自転車な ので気軽に停めて記念写真を楽しんだり、隠れた名所や日々変わる沖縄の風景を堪能できます。
【中上級者向け】体力に自信がありアクティブに楽しみたい方に!!
レンタサイクル(沖縄輪業)
クロスバイクで半日もしくは一日しっかりと走りたい人向けです。フロント3段×リア8段=24段変速付きなので上り坂もスイスイ。E-Bike(電動アシスト・クロスバイク)もレンタル可能です。数か所の観光スポットを巡り、沖縄の自然・文化・グルメを堪能できますよ。
おすすめのポタリングスポット
豊見城市・糸満市(南部エリア)
瀬長島ウミカジテラス
年間300万人が訪れるリゾートタウン
沖縄ならではの果物・野菜、地産メニューを中心にしたグルメ・スイーツショップ、Made in OKINAWAのジュエリーやクラフトショップが絶好のロケーションと融合する、沖縄の新しい観光・ショッピングスポットです。
オリオンECO美らSUNビーチ
空港から近いリゾート型ビーチ
全長700mのロングビーチ。県内最大級のマリンアスレチックや県内初のネットアスレチックがあり、BBQやレストランでの食事も可能。広い園内を散歩やサイクリングをしたり、家族や仲間たちとビーチサッカーやバスケットボールを楽しんだり、水平線に沈む美しい夕日を眺めるなど、様々な楽しみ方が出来ます。
沖縄アウトレットモール あしびなー
本格的なリゾートショッピングを満喫できる、沖縄初の超大型アウトレットモール
100を超える世界のブランドが一堂に集う沖縄初のアウトレットモール。1階は直営店や正規代理店が運営するショップが並び、ブランドの在庫品や廃盤商品を定価の30%~80%で販売しています。沖縄ならではの激安プライスでご提供しているブランドも多数!
美々ビーチいとまん
海をまるごと楽しめる糸満の新名所
青い海と空に囲まれて、騒ぐもよし!のんびりするもよし!
充実したマリンレジャーや当日BBQも受付けOK♪
ビーチ内の壁には可愛らしいウォールアートも描かれており、写真を撮って楽しめるフォトジェニックスポットとしても人気を集めています。
西向きのビーチなのでサンセットも素敵ですよ。
那覇市内(南部エリア)
壺屋やちむん通り
シックな街並みに、昔沖縄を想う焼物の里
約300年前、琉球王府が各地に点在していた陶窯をこの地に集めて以来、壺屋は焼物の町としての歴史を歩み続けてきました。通りには琉球石灰岩が約400mにわたり敷き詰められ、陶芸工房や直売店、ギャラリーが20件ほど軒を連ねています。ショッピングだけでなく、那覇市立壺屋焼物博物館や登り南ヌ窯など見どころもいっぱい。風情ある街並散策も楽しめます。
中国式庭園・福州園
都心に居ることを忘れさせる緑豊かな中国式庭園
福州園は中国福建省福州市(ふっけんしょう・ふくしゅうし)と那覇市の友好都市締結10周年と、那覇市市制70周年を記念して、1992年に完成しました。園内は中国の雄大な自然と福州の名勝をイメージして造られていて、異国情緒にあふれています。福州園のある那覇市久米は、今から600年ほど前に福建省から移住してきた人たちが住み始めたところでもあり、中国とのゆかりの深い場所です。
波の上うみそら公園・波の上ビーチ
空港へ、国際通りへ、ダイレクトに行けるタウン派ビーチ
那覇空港まで車で約15分の場所にある那覇市唯一のビーチで、健康のために朝・夕に泳ぐ人や子ども連れで海を楽しむ家族など市民の憩いの場所にもなっています。波の上うみそら公園では海に囲まれた開放的な空間でバーベキューも楽しむことができます。
奥武山総合運動公園
公園内の自転車走行も可能な総合運動施設
奥武山総合運動場は、充実した運動施設が整備された総合運動公園です。交通や宿泊に便利な那覇市内にあり、NAHAマラソンのスタート・ゴールや、那覇大綱挽まつり、産業まつりなどの大きなイベントも同公園施設内で毎年催されます。公園内を自転車で走ることが出来ます。
北谷町(中部エリア)
北谷公園サンセットビーチ
沖縄県中部のカジュアルなタウンビーチ
シティービーチリゾート「北谷公園サンセットビーチ」は、沖縄県内有数のサンセットスポットでもあり、青い海、白い砂浜から眺めるサンセットは時が経つのを忘れ、至福の時間を味わえます。美浜アメリカンビレッジが隣接し、海水浴と一緒に楽しめるので、ファミリーからカップル、地元の家族連れにも人気のビーチです。
デポアイランド
美浜アメリカンビレッジ内、フォトジェニックなリゾートタウン!
130店舗もの個性的なショップが集結する街。
今、話題の壁画のフォトスポットや、海岸沿いの遊歩道でフォトジェニックな沖縄に出会えます!デポアイランド・ボードウォークでは、東シナ海に沈んでいく夕陽を見ながらゆっくり時間を感じることができます。
ポーたま 北谷アメリカンビレッジ店
沖縄のソウルフードを、できたてでいただきます
北谷町美浜の人気スポット・サンセットウォークにある赤瓦と白いのれんが目印の人気店。できたてを食べてほしいというオーナーの想いから、オーダーを受けて作ることにこだわっているとのこと。メイン具材となるポークランチョンミートは「スパム」を、ごはんや海苔もポークたまごおにぎりに合うよう厳選した商品を使っています。
浜屋
北谷の名物といえばここに決まり!
地元客、ダイバー、観光客にも人気の老舗沖縄そばのお店。鶏ガラやトンコツなどから取ったダシが、トロトロのソーキと麺に絶妙に絡み合って独自の味を引き出しています。軟骨も柔らかく、年配の方でも美味しくいただけます。他にボリュームたっぷりのてびちそばもオススメ。
ルールを守って楽しくポタリング
自転車に乗るときの基本ルール「自転車安全利用五則」

2.車道は左側を通行
自転車は、道路の左側の端に寄って通行しなければなりません。

3.歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
歩道では、歩道の中央から車道寄りの部分を徐行しなければなりません。
また、歩行者の通行を妨げることになる場合は、一時停止をしなければなりません。

4.安全ルールを守る
飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
夜間はライトを点灯
交差点での信号遵守と一時停止・安全確認

5.子どもはヘルメットを着用
児童・幼児の保護者の方は、児童・幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせましょう。
児童・幼児以外の方も乗車用ヘルメットをかぶるようにしましょう。
1.自転車は、車道が原則、歩道は例外
自転車は、道路交通法上、軽車両と位置付けられています。
そのため、歩道と車道の区別がある道路では、車道通行が原則です。