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地元食材にこだわった高級レストランや、口コミで人気のおしゃれなお店など
沖縄に来たらぜひ訪れたいグルメスポットとおすすめメニューをご紹介。
沖縄の食に携わるプロフェッショナルのインタビューや
自宅で楽しむ沖縄生まれのテーブルウェア特集もお見逃しなく。

那覇 那覇

ピックアップ食材

スターフルーツ

カットした時に断面が星形になることから「スターフルーツ」と名付けられた。サクッとした食感と、爽やかでやや酸味のある甘さが特徴。黄色く熟したら食べ頃。

mana

店主が編み出す個性溢れる野菜料理

那覇市壺屋に店を構える『mana』はヴィーガン料理の専門店。「食べたものが体の全てを作る」という考えのもと、自然栽培や有機無農薬の沖縄の旬野菜、厳選した植物性オーガニック食材を使い、伝統製法調味料で作る玄米菜食料理と米粉のおやつなどを作っています。そんなこだわりがつまった日替わりのベジプレートは、およそ30品目もの野菜を使った贅沢な一皿。野菜本来が持つ甘味や苦味、食感を生かしながらも、おかず同士の味がかぶらないように、日々調理方法を工夫しながら編み出された料理はどれも美しい一品です。

《紹介したメニュー》
日替わりプレート(※使用される沖縄食材は時季によって変わります)

mana

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住所:沖縄県那覇市壺屋1-6-9
/ tel:098-943-1487
/ 営業時間:11時〜16時 (L.O.15:00)※売り切れ次第終了
/ 定休日:日・月曜

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ピックアップ食材

島にんじん

沖縄方言では黄色い大根を意味する「チデークニ」と呼ばれる。一般的なにんじんに比べて細長く、色は薄い黄色。滋養食材の一つとして沖縄では昔から汁物や炒め物に多く使われてきた。

沖縄第一ホテル

島野菜の力で体軽やか、心健やか

昭和30年に創業した『沖縄第一ホテル』は50品目を味わえる朝食が人気。ボリューム満点ながらも島野菜や野草をふんだんに使った色とりどりの沖縄料理は585カロリーと、とてもヘルシーです。「沖縄の野菜は強い抗酸化力がある上に栄養分も豊富。島人参の鉄分は小松菜よりも多いと言われているんですよ」と話すのは、野菜ソムリエや薬膳師の資格を持つ女将の渡辺克江さん。どれも驚くほど瑞々しく、すっと体に染み渡り、たっぷり食べたはずなのになぜか体は軽く、お昼頃にはちゃんとお腹が空きます。清々しく一日を始め、軽やかに一日を過ごせそうです。

《紹介したメニュー》
薬膳朝食

沖縄第一ホテル

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住所:沖縄県那覇市牧志1-1-12
/ tel:098-867-3116
/ 営業時間:8時〜 ※前日までに要予約
/ 駐車場あり

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ピックアップ食材

今帰仁アグー

今帰仁村の自然の中で育てられた在来豚。脂身の甘みや程よい食感が特徴で、素材の良質さは県内外のホテルやレストラン、百貨店などでも認められている。

島cuisine あーすん

生産者と料理人の想いがつまった料理がお出迎え

住宅街に佇む一軒家レストラン『島cuisineあーすん』では、生産者から直接仕入れた地元食材を使ったメニューが楽しめます。東京・オーストラリア・石垣島で料理の腕を磨いた小林料理長が関心を寄せる今帰仁アグーを使った「今帰仁アグー スパイスタコライス」は、人気メニューのひとつ。さまざまなスパイスをまとった今帰仁アグーとシャキシャキの葉野菜にトマト、きれいな発色のたまごと風味豊かな地元食材が一つにまとまって滋味深いおいしさを楽しめます。器やカラトリーにも料理長のこだわりが感じられ、ここでしか味わえない貴重な時間を過ごすことができます。

《紹介したメニュー》
今帰仁アグー スパイスタコライス(スープ付き)

島cuisine あーすん

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住所:沖縄県那覇市金城5丁目13-5
/ tel:098-851-5360
/ 営業時間:月・水・木11時〜16時(L.O.14時30分
金・土11時〜15時(L.O.14時30分)/18時〜23時(L.O.21時)

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ピックアップ食材

アカマチ

アカジンミーバイ・マクブと並ぶ沖縄三大高級魚の一つ。華やかな赤色で祝いの席でもふるまわれる食材。臭みがなく、淡白ながらほど良い脂ののりが特徴で、刺身や煮付けでも食されている。

グリルレストラン MASAN (ヒューイットリゾート那覇)

那覇の夜景と楽しむ表情豊かなまーさむん*  ※沖縄方言で「おいしいもの」

2021年にオープンした「ヒューイットリゾート那覇」の最上階にあるグリルレストラン「MASAN(マーサン)」では、食材が持つ力強さをダイレクトに味わえます。泊漁港から仕入れた鮮魚を使った「本日入荷鮮魚グリル シェフの気まぐれ」は、料理長おすすめの鮮魚をガーリックオイルでグリルした一品。この日のおすすめはアカマチで、ゴーヤーや島ラッキョウ、長ねぎなどの個性豊かな野菜を合わせることで風味豊かな仕上がりに。添えられたレモンとシークヮーサーは両方とも絞ることでまろやかになり、味の統一感が生まれます。多種多様なグリル料理を通して、沖縄食材の新たな魅力との出会いを楽しめます。

《紹介したメニュー》
本日入荷鮮魚グリル シェフの気まぐれ

グリルレストラン MASAN(ヒューイットリゾート那覇)

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住所:沖縄県那覇市安里2-5-16 13階
/ tel:098-943-8325 (代表)
/ 営業時間:11時〜14時30分/18時〜21時30分

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南部 南部

ピックアップ食材

マグロ

沖縄は全国でも高いマグロ漁獲量を誇り、本マグロ、キハダ、メバチ、ビンチョウの異なる4種類のマグロが一年を通して水揚げされる。鮮度の高さや手ごろな価格帯などで県民にも人気の食材。

POSILLIPO cucina meridionale (ポジリポ クッチーナ メリディオナーレ)

南イタリアの風を運ぶ風光明媚なグルメスポット

店内に入ると映画のワンシーンのようなパノラマビューの眺望がお出迎え。沖縄の海をイメージした壁画やインテリアも空間に華を添えます。県産食材の魅力を引き出した南イタリア料理は、前菜からメイン、ピッツァ、パスタまでフルコース感覚で楽しめます。ポジリポスタイルが凝縮された「県産カジキマグロのカルパッチョ」は、桜チップでスモークしたカジキマグロに、同じくスモークしたひまわり油と塩、柑橘類で華やかに仕立てられた一品。ワイルドなビジュアルと香ばしい香りが食欲をそそる「骨付き琉球元豚あぐーロースの炭火焼 自家製コーレーグースオイル」は、あぐー本来の甘みとコーレーグースオイルの華やかな辛さのハーモニーを堪能できます。食材本来のおいしさを引き出した技法が冴えるメニューが、美味しい時間を盛り上げてくれます。

《紹介したメニュー》
県産カジキマグロのカルパッチョ、骨付き琉球元豚あぐーロースの炭火焼自家製コーレーグースオイル

POSILLIPO cucina meridionale

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住所:沖縄県豊見城市瀬長174-5
/ tel:098-851-1101
/ 営業時間:平日11時30分〜22時30分(L.O22:00)
/ 週末・祝日11時00分〜22時30分(L.O22:00)
※営業時間が変更になる場合があります。

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ピックアップ食材

トマト

全国的には夏野菜として知られるトマトだが、沖縄では冬から旬を迎える。沖縄県内の主な産地は、豊見城市、うるま市、中城村、糸満市など。豊見城市産のトマトは「ちゅらとまと」としてブランド化されている。

BE NATURAL

ランチで味わう地元食材を使った創作フレンチ

南城市の小高い丘の上にたつ、地元食材をふんだんに使った創作フレンチのお店。打ちっぱなしの空間には、大きな木枠の窓がいくつも取られ、温もりのある木のテーブルと椅子が並びます。お店の魅力は、ランチでもイタリアンフレンチのコースが手頃な値段で食べられること。例えば地元で獲れた深海魚のソテーは、ほうれん草のピューレ、トマトとドライトマトの白ワインソースをかけて。さっぱりしたピューレと、酸味と甘みのバランスがいいソースが淡白な魚によく合う上品な味わいです。添えられた地元産の野菜も味が濃く、素材同士の味が調和していて絶品。季節ごとの地元食材のおいしさをゆっくりと堪能できるので何度でも訪れたい、とっておきのお店です。

《紹介したメニュー》
本日のおまかせランチ(※使用される沖縄食材は時季によって変わります)

BE NATURAL

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住所:沖縄県南城市佐敷字佐敷138-1
/ tel:098-947-6203
/ 営業時間:11時30分〜13時30分
/ 定休日:火・水(※祝日営業)

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中部 中部

ピックアップ食材

ゴーヤー

県産食材を代表する野菜のひとつ。独特の苦味と鮮やかな緑色で夏野菜として食されていいる。ビタミンCが豊富で、炒めたり茹でたり、生のままでとさまざまな調理方法で味わえる。5月ごろから出荷量が増えることと、語呂合わせから5月8日は「ゴーヤーの日」として制定されている。

めぇみち

愛情と栄養たっぷりのおむすびを味わってほしい

女将が一つひとつ愛情をこめて掌(たなごころ)でむすぶ、おむすび屋さん。ごはん一粒一粒が呼吸できるように考えられた丸いおむすびは、青森の福祉活動家、佐藤初女さんから直伝されたもの。「おむすび一つで栄養のある食事を」と、京都直送の有機玄米にレンズ豆、南米原産のスーパーフードとして名高いキヌア、渡名喜島の知人から仕入れたもちきびを混ぜて雑穀の恵みを提供しています。具材は、自家製無添加の「手前味噌」、「手前梅干し」から、「ゴーヤーみそ」、「にが菜とグルクン」など沖縄特有のものまで、約14種類から選べます。

《紹介したメニュー》
おむすびご飯

めぇみち

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住所:沖縄県宜野湾市大山2-6-5
/ tel:090-8292-7168
/ 営業時間:水~日曜 11時30分〜16時 ※ご飯がなくなり次第終了
/ 定休日:月・火曜日
/ 駐車場あり

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ピックアップ食材

タカキビ

イネ科の穀物で、食物繊維やマグネシウム、鉄分、ビタミンEを多く含み、その栄養価の高さから近年注目を浴びている。圧力鍋などで炊いて食べるほか、ハンバーグやミートボールなど、ひき肉の代わりに使うこともできる。

HYGGE(ヒュッゲ)

食材の風味や食感を楽しむ素朴な焼きドーナツ

「近所の子どもたちにとって思い出のおやつになってほしい」と、安心できるおやつを目指す『HYGGE』は、保存料は使わず、少しのきび糖と、牛乳や豆乳の代わりにヨーグルトやチーズを作る際にできる水分、ホエイ(乳清)を使用し、素朴でありながら、もっちり感とふわっと感を実現した食感豊かな焼きドーナツを提供しています。重量感のある玄米ドーナツのおいしさの秘密は、玄米粉と沖縄雑穀生産者組合から仕入れた波照間島のタカキビを独自にブレンドした生地。タカキビを加えることで、甘みとコクが増し、香ばしさが一層際立つ味わいに仕上げています。噛むほどに、雑穀の味わいが増してくる新感覚のスイーツをぜひ旅のおともに。

《紹介したメニュー》
焼きドーナツ

HYGGE -ヒュッゲ-

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住所:沖縄県宜野湾市大山2-23-1
/ tel:090-1947-0002
/ 営業時間:12時〜18時 ※売り切れ次第終了
/ 定休日:日・月曜日 ※火曜日(不定休)

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ピックアップ食材

アーサ

和名はヒトエグサ。海藻の一種で、1月頃から収穫時期を迎え、3月頃が最盛期となる。スーパーなどでは一般的に乾燥したものが出回り、水に5分程度浸けて戻して使う。沖縄では汁物や天ぷらなどでよく食べられる。

プラウマンズランチベーカリー

地元客にも観光客にも人気のベーカリーカフェ

北中城村にあるベーカリーカフェ。古い外人住宅を改装した、木のぬくもりが感じられるあたたかな雰囲気の店内には、地元で採れる海藻のアーサ(あおさ)を生地に練りこんだリュスティックなど10種類ほどのパンがカウンターに並びます。イートインのカフェメニューは、サンドイッチやホットドッグなどがあり、なかでも1日10食限定の「a.m.プレート」は、生乳とバターをたっぷり使ったスクランブルエッグに自家製のツナと豆乳マヨを使ったディップ、生ハムなどが楽しめる人気の一皿。お昼12時までの提供なので「絶対に食べたい!」という方は少し早めのランチタイムとして行くのがおすすめです。

《紹介したメニュー》
a.m.プレート(※使用される沖縄食材は時季によって変わります)

プラウマンズランチベーカリー

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住所:沖縄県中頭郡北中城村安谷屋927-2
/ tel:098-979-9097
/ 営業時間:9時〜16時
/ 定休日:日曜

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ピックアップ食材

ハンダマ

葉の裏が鮮やかな紫色をしているのが特徴。加熱するとぬめりが出る。ビタミンB2やA、鉄分を含み、抗酸化作用のあるポリフェノールも豊富。沖縄では豆腐と和えた白和えや、雑炊などでよく食べられる。

星のたね

おいしく楽しく美しく、野菜の旨みにじんわり感動

まるでお家のようにリラックスした雰囲気の『星のたね』。「おいしくて体にもやさしいたべもの」をテーマに、できる限り自然に近い状態で育てられた島野菜や厳選した食材を使って週替わりのランチプレートを提供しています。とある日のプレートに使われていたのは、ビーツやハンダマ、春菊、トマトなどのその時期の旬の素材。メインにはきのこと豆腐を使ったベジカキフライを。「どんな味だろう?」と菜食主義者もそうでない人も、目から楽しめる創作ベジメニューです。また、少人数制で菜食料理教室も開催しています。気になる方はお問い合わせを。

《紹介したメニュー》
週替わりのランチプレート

星のたね

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住所:沖縄県中頭郡北中城村島袋1335 Casa del Sol
/ tel:098-930-3293
/ 営業時間:12時〜20時(要予約)
/ 不定休
/ 駐車場あり

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ピックアップ食材

紅芋

上品な甘さとねっとりとした食感が楽しめる紅芋は、そのまま蒸したり、料理やお菓子に食材として身近な存在。ミネラルを多く含み、主な産地である読谷村では村おこしのシンボルになっている。

JoieJoie326(ジョワジョワ326)

おいしくて安心安全。想いがこもった優しいケーキ

「自分の子どもにも安心して食べさせられるお菓子を作りたい」という思いから、使う素材は徹底的にこだわるという『JoieJoie326』のパティシエ、宮國さん。「私たちの身体は食べた物から作られていますから、できるだけ良質な食材を選ぶようにしています」と、地元読谷村でのびのびと放し飼いで育てられた元気な鶏の卵、身体を冷やす白砂糖の代わりにきび糖やメープルシロップ、沖縄県産の黒糖などを使っています。そんな宮國さんが作るのは、読谷村の名産・紅イモを生地に混ぜ込み、紅イモのホワイトチョコで表面をコーティングした「読谷村産紅イモのパウンドケーキ」など。しっとり優しい甘さで、子どもから大人までみんなが幸せになれる味わいです。

《紹介したメニュー》
読谷村産紅イモのパウンドケーキ

JoieJoie326

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住所:沖縄県中頭郡読谷村楚辺1094 比嘉アパート1F
/ tel:098-989-7326
/ 営業時間:11時〜19時
/ 定休日:月・木曜
/ 駐車場あり

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ピックアップ食材

沖縄若鶏

沖縄県民に身近な食材である鶏肉。その中でも若鶏は柔らかくてジューシーな味わいが特徴。鮮度がおいしさを左右するとして県産鶏肉は高い人気を誇る。

沖縄料理と島の恵みのおばんざい 膳ZEN

良質な地元食材と匠の技が織りなす至福の一皿

京都で料理の腕を磨いたオーナーが提供するのは、関西風に出汁をきかせた沖縄料理。読谷村という農業や漁業が盛んな土地柄を生かし、特産品や信頼を寄せる農家から仕入れた野菜などの地元食材を“沖縄風おばんざい”に仕立てています。素材本来の味を引き出すため、調理工程はシンプルに。人気メニューである「沖縄若鶏ジューシーグリル」は、新鮮で柔らかな県産若鶏を香り高く焼き上げた一品。自家製ポン酢でいただくと、若鶏の甘みが味わえます。「お客様には笑顔で帰ってもらいたい」と話すオーナーが手がける料理には、お客様や食材に対する真心がつまっています。

《紹介したメニュー》
沖縄若鶏ジューシーグリル

沖縄料理と島の恵みのおばんざい 膳ZEN

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住所:沖縄県中頭郡読谷村瀬名波628
/ tel:098-958-0555
/ 営業時間:17時30分〜22時

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ピックアップ食材

紅芋

上品な甘さとねっとりとした食感が楽しめる紅芋は、そのまま蒸したり、料理やお菓子に食材として身近な存在。ミネラルを多く含み、主な産地である読谷村では村おこしのシンボルになっている。

ジェットスイーツ

沖縄初パフェ専門店で楽しむハレの日スイーツ

木の扉を開けると、そこには白亜の世界が。地中海沿岸の世界観が広がる店内では、美しく仕立てられた手作りスイーツが楽しめます。 “朝パフェ”をもっと広めたいと開業したお店には、SNSや口コミで知ったというお客様が後を絶ちません。紫色の丸いかたちがキュートな「沖縄県産紅芋モンブランパフェ」は、独特のやさしい甘さとなめらかな口あたりが存分に味わえ、大ぶりながらペロリといただけます。紅芋、シークヮーサー、抹茶の3種類のフレーバーパフェが週替わりで提供されるので、また訪れたくなります。味もビジュアルも雰囲気も文句なし、気分が上がるスイーツタイムをどうぞ。

《紹介したメニュー》
県産紅芋のモンブランパフェ

ジェットスイーツ

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住所:沖縄県沖縄市泡瀬3丁目47-1 2階
/ tel:070-8401-1573
/ 営業時間:7時〜21時 ※なくなり次第終了となります

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ピックアップ食材

もやし

チャンプルー料理に欠かせない食材の1つ。沖縄では「マーミナー」とも呼ばれ、県産物は鮮度の良さから飲食店でもよく使われている。市場や野菜直売所ではもやしの詰め放題も人気。

琉球Chinese 炒炒 (チャオチャオ)

五感を刺激する、香り高く仕立てた繊細な味

北谷町アラハビーチ近くに2019年オープン。大きな暖簾が目をひくのは、沖縄と中華の融合『琉球チャイニーズ』をコンセプトにした本格中華レストランです。北谷町出身、東京や香港における調理経験を持つオーナーシェフが手がける料理は、野菜や鮮魚などの地元食材をふんだんに使い、やちむん(沖縄の焼き物)で提供。お客様には料理の説明と共に生産者も紹介しているとのことです。地元食材を使うことが自分たちのアイデンティティーという思いで作られた「琉球担担麺」は、県産のもやしとニラの食感がたまらない人気メニュー。沖縄そば風に作られた全粒麺との相性も抜群です。お好みで自家製麻辣醤を足すと、山椒の風味豊かな辛さが楽しめます。「香港スタイル 鮮魚強火蒸し」は、当日仕入れた鮮魚と農家直送の野菜がお互いの旨味を引き出し、滋味深さがあふれ出します。エキゾチックな空間で本格中華料理をいただく口福な時間を体感できます。

《紹介したメニュー》
琉球担担麺/香港スタイル 鮮魚強火蒸し

琉球Chinese 炒炒 (チャオチャオ)

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住所:沖縄県中頭郡北谷町北谷2丁目15-1 サンセットビル101
/ tel:098-989-7772
/ 営業時間:11時30分〜14時30分/18時〜22時
/ 定休日:月・火(ランチタイム)

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北部 北部

ピックアップ食材

田芋

里芋の一種で水田で育てられる。子芋がたくさんつくことから子孫繁栄をもたらす縁起ものとして扱われ、沖縄ではお正月やお盆などの伝統行事の料理として多く使われる。代表的な料理に、豚肉やシイタケなどと炊いて作る「ドゥルワカシー」や、茹でて潰して砂糖を加えて練って作る「でんがく」がある。

カフェレストラン長楽(ちょうらく)

金武町の特産品・田芋を使った料理を堪能

沖縄本島のほぼ中央に位置する金武町にある『カフェレストラン長楽』。このお店では、町の特産品である田芋を使った「田芋膳」が味わえます。田芋は、親芋の周囲に子芋を増やすことから、沖縄では子孫繁栄をもたらす縁起物の食材とされています。やわらかな芋を揚げたホクホクでほんのり甘いコロッケ、シャキっとした食感とさっぱりとした味わいが楽しめる茎の酢味噌和え、とろりと粘り気のある甘い田楽など、バラエティ豊かな田芋料理を味わえます。そのほか、鍾乳洞の中で熟成させた豆腐よう(沖縄豆腐を泡盛、米麹、紅麹などで漬け込み、自然発酵させたもの)をソースにした「豆腐ようパスタ」も人気です。

《紹介したメニュー》
田芋膳

カフェレストラン長楽

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住所:沖縄県金武町金武4348-15
/ tel:098-968-7666
/ 営業時間:11時〜17時(L.O.16:00)
/ 定休日:火・水曜

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ピックアップ食材

沖縄若鶏(やんばる若鶏)

沖縄県民に身近な食材である鶏肉。その中でも若鶏は柔らかくてジューシーな味わいが特徴。鮮度がおいしさを左右するとして県産鶏肉は高い人気を誇る。

Cookhal(クックハル)

やんばるの“おいしい”がつまった一皿

自分たちで育てた野菜や、「やんばる」と呼ばれる自然豊かな沖縄本島北部で採れた野菜をふんだんに使った料理を提供するクックハル。日替わりランチプレートは、シャキシャキと新鮮な野菜のサラダ、甘い玉葱とレモングラスのスープ、カレースパイスのきいたオクラの和え物に、やんばる若鶏のグリル、かぼちゃの花の天ぷらなど、地元のものをたっぷりいただけます。「やんばるは美味しい」を感じてほしいと作られた料理は、どれも素材そのものの味が際立っています。また店内には調味料やピクルスなどのオリジナル商品も販売。やんばるの美味しいお土産にぴったりです。

《紹介したメニュー》
日替わりランチプレート(日によってメニューは変わります)

Cookhal

/

住所:沖縄県名護市字名護4607-1 アグリパーク内(ネオパークオキナワ駐車場奥)
/ tel:0980-43-7170
/ 営業時間:9時〜17時

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ピックアップ食材

からし菜

沖縄方言では「チキナー」と呼ばれ、ピリッとした辛みがあるのが特徴。カロテンやビタミンC、カリウム、カルシウムが豊富。沖縄ではからし菜を塩揉みして炒める「チキナーチャンプルー」で食べられることが多い。

波羅蜜(パラミツ)

沖縄食材の新たな魅力を味わう

今帰仁村の、のどかな集落のなかにあるカフェ、波羅蜜。店主は、フードコーディネーターとして活躍し、レシピ本などの著書も多数ある根本きこさん。きこさんが作るレシピは、シンプルでいてとても自由。素材はしみじみとおいしいく、「この食材がこんな料理になるの?」という楽しい驚きがあります。そんな根本きこさんとご主人が営む波羅蜜では、県産の食材をたっぷりと使ったランチプレートをはじめ、自家製のスイーツや自家焙煎したコーヒーなどが楽しめます。また、毎月第3水曜日は「水餃子の日」と称して夜の営業も(予約制)。毎回すぐに満席なってしまう人気のイベントです。

《紹介したメニュー》
自家製ハムとからし菜のサンドイッチ、県産マグロと与那原ひじきのポキ

波羅蜜

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住所:沖縄県今帰仁村仲宗根278-3
/ tel:090-8511-0607
/ 営業時間:11時30分〜16時(L.O.15:20)
/ 定休日:火〜木曜

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ピックアップ食材

ゴーヤー

県産食材を代表する野菜のひとつ。独特の苦味と鮮やかな緑色で夏野菜として食されていいる。ビタミンCが豊富で、炒めたり茹でたり、生のままでとさまざまな調理方法で味わえる。5月ごろから出荷量が増えることと、語呂合わせから5月8日は「ゴーヤーの日」として制定されている。

島のおそうざい さんかく家

ネオ古民家レストランでいただく、滋味深い自然の賜物

名護市の住宅地にひっそりと佇む古民家に一歩入ると、ナチュラルテイストのインテリアでまとめられた暖かい空間が広がります。「主役はやんばる野菜」という想いを込めたおそうざいは20種類以上もあり、ナムルやソムタム、低温調理器を使ったメニューやタイカレーなど多国籍感満載。お洒落に盛り付けされた色とりどりのおそうざいは写真映えすると口コミでも人気です。お肉やお魚などはメイン料理(別料金)として、不定期替わりで提供されます。「ポッサム 韓国風茹で豚のレタス包み」は、厚みがありながら柔らかい茹で豚と豊富な野菜と一緒にいただくメニュー。キムチがアクセントとなって味のメリハリが楽しめます。「牡蠣と豆腐のさっと煮」はプリプリの牡蠣とふわふわの豆腐のありそうでなかった組合せ。シンプルな味付けが、それぞれの旨味を引き出しています。おそうざいビュッフェで並ぶ「ゴーヤーのつくだ煮」は、県産ゴーヤーの苦味と和風の味付けが絶妙。料理はもちろん、店内のあちらこちらにオーナーのこだわりが見受けられ、また行きたくなるおいしい魅力がぎゅっとつまっています。

《紹介したメニュー》
本日のヒトサラ<ポッサム 韓国風茹で豚のレタス包み・牡蠣と豆腐のさっと煮>
本日のおそうざいビュッフェ

島のおそうざい さんかく家

/

住所:沖縄県名護市宮里3-12-14
/ tel:0980-53-1566
/ 営業時間:11時〜16時/18時〜24時
定休日:木

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ピックアップ食材

黒毛和牛

県内では、もとぶ牛や石垣牛、宮古牛などの黒毛和種のブランド牛が生育されている。年間を通じた温暖な気候や海風が運ぶミネラルを含んだ土壌、ストレスの少ない環境など、沖縄ならではの地域特性を生かした品質は食のプロにも支持されている。

ワンスイートレストラン エルロタ

絶景と美食と、たくさんの笑顔が集う場所

アルファベット表記の店名を逆さ読みすると『環礁』という意味を持つイタリアンレストラン「L LOTA(エルロタ)」。海の生き物たちがサンゴ礁に集うように、観光客や地元客、いろんな人の笑顔が集まる場所であるようにとの想いが込められています。ドライブスポットとしても有名な古宇利大橋を臨む店内では、鮮魚や野菜など地元食材を生かした料理が楽しめます。「県産黒毛和牛のロッシーニ」は、厳選した県産黒毛和牛とフォアグラの贅沢な組合せに今帰仁村産のきのことポルチーニのポルトソースをまとわせた上品な味わい。それぞれの素材が醸し出す旨みが上品に響き合います。自家栽培のハーブが香り高い「県産和牛のラザーニャ」は、自家製手打ち麺と県産和牛のミートソース、きのこのクリームソースの相性が軽やかな一品。地元食材が持つ繊細さや力強さを印象深い味わいに仕立てたメニューは、和食、フレンチ、イタリアンの経験を積んだ地元出身シェフの技が光ります。食材の宝庫・やんばる地域にあるお店だからこそ提供できる料理と眺望が、訪れる人々の思い出の1ページを彩ります。

《紹介したメニュー》
県産黒毛和牛のロッシーニ/県産和牛のラザーニャ

ワンスイートレストラン エルロタ

/

住所:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利466-1
/ tel:0980-51-5031
/ 営業時間:12時〜16時30分(L.O.16時)/18時〜22時30分(L.O. 21時30分)
/ ※月・火のディナータイムは予約制となります。
定休日:水(ランチタイムのみ)・木

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掲載日:
2023.12.19
更新日:
2023.12.20

※掲載内容は、掲載日もしくは更新日時点での情報です。最新情報は、ご利用前に各施設などにご確認下さい。

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