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沖縄古民家 ミニ辞典

日本で唯一亜熱帯性気候に属する沖縄県は、古くから独自の風土に基づいた固有の暮らしを育んできました。
もちろん人々の生活拠点となる「住居」もその一つ。沖縄の伝統的な民家の特徴や魅力を学び、心躍る「古民家ステイ」に役立てみませんか。

沖縄・古民家の特色

■自然と共生する開放的な住空間

沖縄で長く住み続けられてきた伝統的な民家は、“自然との共生”そして“内と外の融和”を意識して造られていると言っても良いのではないでしょうか。
沖縄の伝統的な家では、一般的に台風対策の一環として役立つ珊瑚や石灰岩などを積んだ石垣で囲まれています。また、「赤瓦」も、台風で飛ばされないように漆喰でしっかりと固められているのが特徴。民家へと続く門には門扉がなく、代わりに門の奥に石灰岩などで造られた「ヒンプン」と呼ばれる衝立(ついたて)が配されています。これは、風の直撃を防ぐのと同時に、目隠しの役目を果たしており、外(集落)と内(屋敷内)の視覚的な境界線をイメージさせます。しかし、ヒンプンを回り込んで敷地の中に入ると、他の地域では考えられないほど開放的な空間が広がっているのが沖縄の民家の特色です。
 
 
 


 
母屋(ウフヤ)自体に玄関らしきものがなく、開口部の大きな縁側から出入りするのが一般的。縁側は主だった部屋に面しているため、家の主も客人も、中庭(ナー)から家の各部屋に上がれるようになっています。また、母屋の縁側には大きく張り出すような庇があり、これを「雨端(アマハジ)」といいます。南国特有の厳しい直射日光や雨が直接屋内に入り込むのを防ぐ働きがあり、ちょっとした雨宿りにも便利。中庭(ナー)と屋内をはっきり分離するのではなく、ゆるやかに繋いでいるようにも見えます。

 
 

厳しい自然と共生することを前提にした建築と、「区切り」や「仕切り」といった概念を感じさせない、おおらかな導線・住空間が沖縄民家の特色と魅力の一つと言えるのかもしれません。
 

■特徴的な間取りと屋敷内の空間

一番座


縁側から見て右端にあたる部屋。客間として使用された。
 
二番座


縁側の正面にあたる部屋。トートーメー(仏壇)のある仏間。
 
三番座


現在でいうところの居間(リビング)にあたる部屋。
裏座

各座の裏側のスペース。寝室や収納部屋として利用されることが多かった。  
アシャギ(離れ)

大きな屋敷の場合は母屋と続く離れがあり、宿泊も出来た。
フール(豚小屋)

かつては豚の飼育場兼トイレとして使用されていた。  
 

掲載日:2017.04.11

※掲載内容は、掲載日時点での情報です。最新情報は、ご利用前に各施設などにご確認下さい。

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