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ソラシドエア×エシカルトラベルオキナワ プレスツアーレポ

掲載日:
2024.03.04

"九州・沖縄の翼" を掲げて地域を大事にするソラシドエアが、エシカルトラベルオキナワのプレスツアーをOCVBと共同開催しました。

エシカルトラベルオキナワとは、沖縄で育まれた自然環境・伝統・産業に触れ、未来につなぐ旅の形。
訪れる人にも、受け入れる人にも心地いい、調和を楽しむ新しい旅です。

沖縄で始まっている新しい旅のかたちと、沖縄本島でエシカルを感じられる4つの体験をご紹介します!

ソラシドエア×エシカルトラベルオキナワ

ソラシドエアとOCVBは、エシカルトラベルオキナワを進めるためにタイアップをして2023年度にプレスツアーを実施し、10社を超えるメディア関係者の皆さまがご参加くださいました。
「おきなわ物語」ではソラシドエア×エシカルトラベルオキナワの特設ウェブサイトもあるので、こちらもぜひご覧ください。

ソラシドエア×エシカルトラベルオキナワ

プレスツアー参加の皆さまによる掲載はこちら

首里染織館suikara

01|伝統をつなぐ場所

那覇市首里にある、首里染織館suikaraを訪れました。
首里織や琉球紅型の伝統を次の世代に繋ぐため、後継者育成事業に力を入れているこの施設では、ギャラリー展示や作品の販売、そして楽しい体験プログラムも提供されています。

首里織の柔らかくも鮮やかな色づかいをじっくり拝見しながらその歴史などを紐解いていただき、気分も盛り上がってきます。

02|トートバッグで紅型体験

紅型の染め体験を、トートバッグでやらせていただきました。
作業に取り掛かる際には、最後の色味を想像しながら進めることがポイント。特に独特なボカシのグラデーションである「隈取り」では、重ねる色にちゃんとしたルールがあります。
最後の隈取りもイメージしながら地の色を選びます。

筆で地の色を丹念に塗り込む作業が終わったら、こすり筆と2本持ちで、いざ隈取りです。
平面だった図柄が一気に立ち上がる大事な作業です。

03|紅型の完成に思いを馳せる

プログラムは染めまでですが、作品の完成には数日おいて乾かした後に洗って乾かす作業があります。ここまでやって、完成です。
体験では染めの一部工程しかやりませんが、ここまでには図案の作成や型紙づくりなども必要です。

この体験プログラムを通して、工程の多さや長さ、そして図柄づくりに必要なクリエイティブな要素や、総合的に関わる人々の役割分担についても考えさせられます。
手づくりの温かみと楽しさを感じつつ、伝統を守りながら新しいアートを生み出す喜びに触れることができました。

首里染織館suikara

住所
〒903ー0812 沖縄県那覇市首里当蔵町 2-16
TEL
098-917-6030

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国頭村森林公園

01|美しさに息を呑む国頭村の夜空

つづいて、満点の星空が見られるナイトコンテンツ!
星空保護区の登録を目指す国頭村では、星空を活かしたアストロツーリズムの展開に力を入れています。

星の明るさは等星で表され、1等星が一番明るく、国頭村ではヒトの視力の限界である6等星まで観測できます。

見上げると満点の星空!
歌や本でしか見たことのないような星について、ガイドさんが実際の星を指しながら楽しく説明してくれます。

今より光がない時代、沖縄でも星に名前をつけていたようです。
「むりぶし(群り星)」「にぬふぁぶし(子ぬ方星)」「てぃんがーら(天の川)」など、ウチナーグチの名前を聞いてからもう一度星を見ると、沖縄の文化がどれほど星に寄り添っていたかを感じます。

※ 「むりぶし」はすばる、 「にぬふぁぶし」は北極星のこと

02|天文台で覗く星の姿

この星空ツアーでは、天文台で星の姿を観察できます。
コンピューターで制御された望遠鏡をのぞき込むと、光るつぶつぶだった星の本当の姿を見ることができます。
天文台は光害のない場所でないと設置できないので、国頭村ならではの天体観測です。

真っ暗闇を体験すると、普段自分たちがどれだけ明るいところで暮らしているか、つい考えてしまいます。
やんばるが大好きなガイドさんは聞こえてくる生き物の声についてもお話してくれて、国頭村の魅力をもっと知ることができました。

国頭村森林公園

世界自然遺産の入り口で楽しめる、星空ガイドが案内する星空観望

住所
〒905-1411 沖縄県国頭村字辺土名 1094-1
TEL
0980-43-0514

星空ツアーの詳細を見る

又吉コーヒー園

01|珍しい県産コーヒーを楽しむ

次は、日本で極めて希少な国産コーヒーの生産をしている又吉コーヒー園。
収穫から1杯のコーヒーになるまでのすべての過程を体験してきました。

コーヒー生産に適したエリア「コーヒーベルト」の北限に位置する沖縄。
もともとはバラ園だった敷地で、肥料をつかう量を減らしたいという想いからコーヒーにたどり着いたそうです。

目で選びながら、手でひと粒ずつ収穫します。
摘んだコーヒーを食べてみると、コーヒーチェリーと呼ばれる果皮はとても甘く、飲むコーヒーからは連想できないフルーティさです。中のタネがこのあとコーヒーとして生まれ変わります。

02|美味しいコーヒーになるまで

収穫のあとは、1. 豆からタネを取り出す、2.タネを洗う、3. タネを乾燥させる、4. タネの薄皮を剥がして生豆にする、5. 生豆を焙煎する、6. 豆を挽く 、7. コーヒーを淹れる、という作業をして、やっと1杯のコーヒーになります。
私たちが日常的に楽しむコーヒーには、これだけの手間がかかっていたのですね。

03|コーヒーでエシカル

コーヒー生産は、気候変動の影響を受ける「2050年問題」や、児童労働などの倫理的な問題もあります。そこで、エシカルなコーヒーを選ぶことが重要になってきています。

沖縄県でのコーヒー生産の進展により、トレーサビリティの向上と地域への利益還元が実現できるかもしれません。私たちが愛するコーヒーを通じて、地域社会にもっと貢献できる未来が広がっています。

又吉コーヒー園

やんばるのコーヒー農園で
生豆をおいしく焙煎しよう

住所
国頭郡東村慶佐次718-28
TEL
0980-43-2838

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TRUE BLUE

01|海洋プラスチックごみがアクセサリーに

最後に、美しい海に囲まれた古宇利島に位置するTRUE BLUEへ行ってきました。ここでは、日常生活で出るプラスチックが海洋環境に与える悪影響を考えさせられると同時に、それを美しいアクセサリーに変える素敵なアイデアに触れました。

美しい海が広がる古宇利島に位置するTRUE BLUE。まずは海洋プラスチックごみの世界的な状況についてレクチャーをしてくれました。
海に浮かんでいるゴミは海に捨てられたわけではなく、ほとんどが陸から川をつたって海に出るゴミ。つまり街にいる私たちが出すゴミが海に出てしまっているそうです。

02|材料加工とアクセサリーづくり

海岸に漂着したプラスチックのゴミを拾い集めて、洗浄・色分け・粉砕したものがアクセサリーの主役です。
ゴミとして適切な処分もされないまま野ざらしだったものが、処理を加えて「材料」になる過程は不思議な感じがします。

アクセサリーは、好きな色のプラスチック片を台座に乗せて、レジンで固めて完成です。
海にストーリーを持つ、世界で1つだけのアクセサリーです。

03|楽しく問題を知ろう

海洋プラスチックごみが生態系に及ぼす悪影響や、その解決に向けた世界的な取り組みの必要性を学びながら、TRUE BLUEでは楽しみながら問題に取り組むことができます。ぜひ、みなさんも訪れて、美しいアクセサリー制作を通じて環境問題に対する意識を高めてみてください。

海洋プラスチックアートFACTORY&SHOP TRUE BLUE OKINAWA

絶景の古宇利ブルーを眺めながら、海洋プラスチックごみを宝物に変える体験を♪
雨の日だって楽しめます!

住所
国頭郡今帰仁村古宇利385
TEL
080-4810-7460

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【ピックアップ】エシカルトラベルオキナワ×ソラシドエア

ソラシドエアとOCVBは、エシカルトラベルオキナワを進めるためにタイアップをして2023年度にプレスツアーを実施し、10社を超えるメディア関係者の皆さまがご参加くださいました。
「おきなわ物語」ではソラシドエア×エシカルトラベルオキナワの特設ウェブサイトもあるので、こちらもぜひご覧ください。

\ソラシドエア×エシカルトラベルオキナワ/

”九州・沖縄の翼”として地域に根ざした活動を行う航空会社ソラシドエアさんと「エシカルトラベルオキナワ」の楽しみ方を紹介していきます。
エシカルな体験ができるスポットやCAさんオススメグルメなども掲載中!

ソラシドエア×エシカルトラベルオキナワ