44年の時を経て今蘇る、幻のオペラ「沖縄物語」沖縄初上演
- 掲載日:
- 2026.08.28
特別協賛35th沖縄セルラー電話株式会社 金井喜久子生誕120年記念 オペラ「沖縄物語」
2026年は「沖縄音楽の母」と称される宮古島出身の女性作曲家・金井喜久子さんの生誕120年並びに没後40年に当たります。
加えて、今年は首里城正殿復興・復元の年。この特別な節目の年に、琉球芸能(舞踊・音楽)や空手を西洋オペラの枠組みと融合させ、首里城の瓦に関する物語である金井喜久子さんのオペラ作品「沖縄物語」が、那覇文化芸術劇場なはーとで上演されます。
このオペラは、過去3回上演されるもいずれも東京で、未だ沖縄では一度も上演されていないため、今回44年ぶり沖縄初上演となります!
「沖縄音楽の母」金井喜久子さん
1906年、沖縄県宮古島生まれ。幼少期から沖縄の伝統音楽に親しみ、学生時代に西洋音楽と出会ったことが、のちの人生を決定づけました。東京で声楽と作曲を学び、交響曲や室内楽、舞台音楽、オペラなど幅広い作品を発表。
日本人女性作曲家として初めて交響曲を作曲したとされ、オペラ「沖縄物語」も手がけました。ひめゆり学徒の先輩でもあり、晩年にはひめゆり平和祈念資料館の建設を支援するチャリティーコンサートを各地で開催。生涯を音楽と沖縄に捧げました。
オペラ「沖縄物語」あらすじ
時は数百年前の琉球。台風に耐えうる丈夫な瓦を築くため、中国から一人の技術者が招かれました。しかし、その条件は「琉球一の美人を妻にすること」。 犠牲となったのは、夫と子を持つ奈美という名の女性でした。家族を引き裂かれた彼女の悲哀に満ちた歌が、のちの琉球古典音楽「瓦屋節」となります。夫は命がけで奈美を取り戻そうと、空手で立ち向かいますが、妻を乗せた船は無情にも出港。絶望のなか、最後に奈美は、ある決断を下します――。
琉球の歴史の裏に潜む悲しくも美しい人間ドラマ。金井喜久子さんは、西洋音楽と琉球音楽を融合させ、さらに琉球舞踊、空手、当時の風俗や文化を余すところなくこのオペラへと昇華させました。
特別協賛35th沖縄セルラー電話株式会社 金井喜久子生誕120年記念 オペラ「沖縄物語」
那覇文化芸術劇場なはーと開館5周年記念事業
【開催日時】2026年12月27日(日)14時開場 15時開演
【開催場所】那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場
【全席指定】SS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 B席 5,000円 C席3,000円
【車いす席】SS席10,000円 S席7,000円 A席5,000円
※車いす席・障がい者・介助者チケットは、【なはーと】のみの取扱いです。
※詳細は公式ホームページをご確認ください。
【主催】那覇市・金井喜久子プロジェクト実行委員会
【企画制作】那覇文化芸術劇場なはーと・金井喜久子プロジェクト実行委員会
【制作】琉球放送株式会社
関連イベント
沖縄県本部町備瀬出身で、東京を拠点にソロリサイタルや室内楽、オーケストラとの共演など、幅広い演奏活動を展開する高良仁美さん。オペラ「沖縄物語」のプレイベントとして、「~金井喜久子に想いを馳せて~」と題したピアノリサイタルが開催されます。
那覇文化芸術劇場なはーと 開館5周年!
2026年秋、那覇文化芸術劇場なはーとは開館5周年を迎えます!
兼島拓也×栗山民也新作「終わりの代わりに」
特別協賛35th沖縄セルラー電話株式会社 金井喜久子生誕120年記念 オペラ「沖縄物語」
なはーとジャズマンス 沖縄ジャズ×アジア
なはーとジャズジャズマンス 沖縄ジャズ×アジア 関連イベント
「喜劇 首里城御普請物語」の詳細は、公式ホームページにて後日公開予定です。
那覇市 知念覚市長 開館5周年におけるメッセージ
関連リンク
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那覇文化芸術劇場なはーとは、2021年の開館以来、本市の文化芸術発信拠点施設として、多くの市民の皆さまやアーティストの方々とともに歩んでまいりました。この5年間で、なはーとは単なる「鑑賞の場」を超え、人々が出会い、交流し、学び合い、新たな表現が生まれる「広場」へと成長し、県内外から多くのお客さまをお迎えしております。
この先5年、10年と、なはーとが挑戦し続ける姿にぜひご期待ください。今後とも引き続き、文化芸術を楽しむとともに、なはーとを支えていただきますようお願い申し上げます。
那覇市 知念覚市長