沖縄はおせちよりオードブル!?沖縄年末年始の食卓文化

掲載日:
2025.12.27

お正月といえばおせち料理が一般的ですが、沖縄では少し趣が異なります。
年末年始の食卓を彩るのは、揚げ物やチキン、天ぷらなどが盛り込まれた華やかなオードブル。旧盆や運動会、模合(もあい)など、人が集う場で欠かせない存在として親しまれてきました。

この記事では、まもなく迎えるお正月に向けて、年末年始には欠かせない沖縄特有のオードブル文化を紹介するとともに、実際に注文したレポートや、オードブルを購入できる店舗情報をお届けします。

INDEX

沖縄のオードブル文化とは?

沖縄でオードブルが広く浸透した背景には、家族や親族が集まる行事が多い地域性があります。旧盆や正月、清明祭(シーミー)、運動会など、家族で過ごす時間が多い沖縄では、手軽に人数分の料理を用意できるオードブルが重宝されてきました。
特徴的なのは、洋風に限らず唐揚げや天ぷら、三枚肉、サンドイッチなど、多種多様な料理が一皿に並ぶこと。形式にとらわれず、「みんなが好きなものを少しずつ楽しむ」という発想が、沖縄の暮らしに自然と根付いています。
現在ではスーパーや専門店で一年を通して販売され、特に年末年始や旧盆の時期には予約が集中するほど。年始の食卓には、オードブルに加えて中身汁やラフテー、ジューシーといった沖縄料理が並ぶのも定番です。
気取らず、それでいてどこか華やか。そんなオードブルが、沖縄のお正月を彩っています。

【取材レポート】実際にオードブルを注文してみた

沖縄県内では、さまざまな飲食店が工夫を凝らしたオードブルを提供しています。そこで本記事では、実際に飲食店のオードブルを注文し、その内容や魅力を取材レポートとしてご紹介します。
今回お願いしたのは、沖縄県豊見城市にある「Kafukari」さん。昼はフレンチシェフが手がけるスパイスカレー、夜はバルとして楽しめる、地元でも人気の隠れ家カフェです。今回は3人前のオードブルを注文しました。

受け取った瞬間、まず目を引いたのはその彩り。写真からも伝わる通り、色鮮やかで見た目から食欲をそそるオードブルに、参加メンバーからも思わず「おお!」と笑顔がこぼれます。
容器の中には10種類以上のメニューがぎっしり。蓋を開けると、カレーのスパイスを思わせる香りがふわりと立ちのぼり、食欲を心地よく刺激します。

「どれから食べる?」と会話を弾ませながら取り分けていく時間も、オードブルならではの楽しさ。なかでも特に人気だったのは、柔らかくペッパーが効いた「合鴨ハム」と「ガーリックシュリンプ」。大ぶりの殻付きエビを豪快に頬張る贅沢さに、思わず声が上がりました。
一方、子どもたちに好評だったのは、ふわふわ食感の「オムレツ」や「パスタ」。大人も子どもも一緒に楽しめる内容なのが印象的です。

付け合わせの野菜や副菜も豊富で、スパイスの効いた料理を楽しんだあとにちょうど良いバランス。仕入れ状況によってメニューが変わるため、何度注文しても新しい発見があるのも魅力のひとつです。
なお、「Kafukari」さんのオードブルは事前予約制。注文は2日前までとなっているため、利用予定が決まったら早めの予約がおすすめです。最新の情報や注意点は、公式Instagramをご確認ください。

KafuKari

昼はスパイスカレー、夜はバルを楽しめる隠れ家カフェ。

住所
豊見城市高嶺72
TEL
098-996-2862

オードブルが買えるお店を紹介

沖縄では、スーパーのオードブルはもちろん、街の惣菜店や飲食店など、多くのお店がオードブルを用意しています。用途や好みに合わせて選べる選択肢の多さも、沖縄ならでは。
ここからはオードブルを購入できるお店をピックアップしてご紹介します。なお、どのお店もこだわりのオードブルを用意しているため、基本的には事前予約制。予約開始日や締切日は店舗ごとに異なるので、注文前にチェックしておくのがおすすめです。

食堂faidama

沖縄食材のおいしさを噛みしめる、スローな食堂

住所
那覇市松尾2-12-14-1階
TEL
098-953-2616

あめいろ食堂

地元食材で丁寧につくる、懐かしくておいしい家庭の味

住所
那覇市樋川1-3-7
TEL
098-911-4953

とんかつレストランYAMASHiRO

沖縄唯一無二の極上とんかつあります

住所
那覇市首里汀良町3-38-2 ホープハウス1A
TEL
098-917-6340

椛(もみじ)弁当

沖縄食材でつくる、那覇空港に一番近いお弁当屋。

住所
那覇市金城5-11-11 ヴィラサンパティーク 102
TEL
098-859-0915

オードブルで楽しむ沖縄のひととき

沖縄のオードブル文化は、特別な決まりや形式にとらわれず、「みんなで集まって食事を楽しむ」ことを大切にしてきた暮らしの延長にあります。豪華でありながら気取らず、準備の負担も少ないオードブルは、自然と会話が生まれる沖縄らしい集まりを支えてきました。
年末年始を沖縄で過ごす方はもちろん、地元の方にとっても、オードブルを囲む時間は変わらず心地よいもの。ぜひ一度、沖縄流の集まり方を食卓から体験してみてください。

一緒に読みたい記事

【2026年版】沖縄本島&離島の初日の出スポット

初日の出とは、その年の1月1日(元旦)に太陽が水平線や地平線から姿を現す様を指します。
沖縄本島那覇エリアでは7時17分ごろ、東南東の方向から太陽が昇ります。太陽が水平線や地平線から姿を現す様は感動の瞬間。
本記事では、沖縄県内で初日の出を見るオススメのスポットをご紹介します!
大晦日を沖縄で迎える方は、早起きをして沖縄で初日の出を拝むのはいかがでしょうか。

記事を読む

【2026年1月1〜3日開催】首里城公園「新春の宴」

2026年1月1日から3日まで、首里城公園では新年を華やかに祝う恒例イベント「新春の宴」が開催されます。琉球王国時代の正月行事をモチーフにした荘厳な儀式や、伝統芸能の美しい舞、子どもから大人まで楽しめる体験プログラムなど、お正月ならではの特別な企画が盛りだくさん。歴史と文化が息づく首里城で、晴れやかな一年の幕開けを迎えてみませんか。首里城ならではの格式ある雰囲気の中で、沖縄の文化に触れながら心温まるひとときを過ごせる三日間です。

記事を読む

LOVE LOCAL!地元民おすすめ沖縄のおいしいお店&ローカルフード

沖縄の地元の人たちはいつもどんなお店に行っている?
人気のローカルフードって何があるの?
沖縄で、地元気分を思いっきり味わおう!

記事を読む

この記事いいね!

ハート

0人がいいね!

掲載日:
2025.12.27

※掲載内容は、掲載日もしくは更新日時点での情報です。