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エイサーとは?|歴史や沖縄の旧盆についてもっと詳しく!

掲載日:
2022.08.05

旧暦でお盆を行う沖縄では、毎年旧暦の7月13日~7月15日となっていて毎年時期が異なります。
2022年の沖縄のお盆は、8月10日~8月12日。

その最終日に踊られる「エイサー」は、先祖をあの世に送り出す大切な踊りで、その歴史は古く、地域で受け継がれてきた伝統芸能です。

三線の音色や歌、太鼓のリズムに合わせて踊られる迫力のある「エイサー」は、大きなお祭りが行われるほど地元でも人気が高く、県民はもちろん、観光客をも魅了しています。

沖縄の伝統芸能である「エイサー」を知って、沖縄旅行をもっと楽しんでみませんか?

旧盆 エイサーとは?

エイサーの起源は諸説ありますが、400~500年前からあるとする説が一般的なようです。
エイサーの魅力はそのソウルフルな演舞に加え、各地域(字)の青年会がしっかりと技を引き継ぎ、各々の踊りの型を守っています。

旧盆の最終日(ウークイ)に先祖の霊をあの世に送り出すために踊られる踊りで、県外でいう盆踊りのようなもの。先祖を大切にしている沖縄のとても大切な行事のひとつです。

ご先祖様を送り出すために各地で踊られるのがエイサーは、各地域で地区(字)ごとの青年会が市町村内や区域内の道路をエイサーをしながら練り歩きます。

これを「道ジュネー」といい、ご先祖様を見送るためだけでなく、各家の無病息災や家内安全、繁盛を祈って踊られます。

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「沖縄全島エイサーまつり」の様子

「沖縄全島エイサーまつり」は、エイサーのまち沖縄市コザで開催される沖縄最大規模のエイサー祭り。2022年8月の開催は延期となりましたが、年内開催に向け改めて取り組みされているとのことです。

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エイサーの演者と役割

もともとは、太鼓を使わずに手踊りの踊り手のみで構成されていたエイサー。近年は、手踊り以外の演者も色々と増えてにぎやかになりました。現在の主流となっているのはバーランクーと呼ばれる太鼓を叩く「太鼓エイサー」、ほかに手踊のみのエイサーなど、地域ごとに特色があります。ここでは、エイサーの隊列を構成する演者とその役割を紹介します。

地方(じかた)・地揺(じーうてー)

エイサーに不可欠な三線と唄の担当。三線を弾きながら唄い、太鼓打ちや踊り手をリードする重要な役割をする。

大太鼓(うふでーく)

全体のテンポがずれないようにリードするまとめ役。低く重みのある音や大太鼓を持ちながらのダイナミックな動きは迫力満点!

女手踊り(いなぐもーい)

太鼓を持たない女性の手踊りで、絣(かすり)のひざ下丈の着物にたすき掛けをし、足元は島ぞうりが定番のスタイル。手拭いや四つ竹、風車、扇子などを持って踊ったりする。

エイサーで使用される道具・小道具

三線

エイサーなどの沖縄の行事に欠かせない三線は、琉球王国時代の14世紀・15世紀頃に、中国福建から三線の原型である「三弦」が伝わり、長い年月の間に沖縄の風土や音楽に適した形に改良されてきたと考えられています。
日本本土には16世紀半ば頃、琉球から伝えられ、現在の三味線になったと言われています。

大太鼓/締太鼓

戦前までのエイサーは手踊りが主体で、戦後のエイサーコンクール等の影響により『魅せる』要素が加わり、太鼓主体のエイサーに変化する地域が増えて太鼓の数も増加したと言われています。
太鼓の革は丈夫で破れにくい牛皮が使用されていますが、沖縄では豚や山羊、馬の皮なども太鼓の皮として使用されてきた歴史もあります。

パーランクー

片面だけに皮がはられた小型の太鼓です。
パーランクーを使用したエイサーは沖縄本島中部のうるま市勝連地域で盛んに行われており、小型で軽いことから子供エイサーなどでも多く使用されています。

エイサーのことをもっと詳しく知りたい!

「エイサーのまち」沖縄市では、エイサーへの理解を深めるため、『エイサー検定』 を実施しています。3~1級まであり、かんたんな問題から、マニアックな知識まで、 問題数も豊富!無料で何度でも受験できるのでぜひ挑戦して下さい!

そもそも旧暦って、なに?

旧暦とは、月の満ち欠けで時を刻む太陰暦が基本になっています。
古代では太陰暦をもとに自然の移り変わりを見極め、漁や種まき・収穫のタイミングを図っていたと言われます。しかし太陰暦だけでは四季がずれていってしまうため、約半月ごとの季節の移ろいを表す二十四節気を組み合みこむことで、それを解消しました。これが「太陰太陽暦」いわゆる旧暦です。
この「旧暦」は琉球王朝時代に沖縄へともたらされ、暦に基づくさまざまな祭事・行事が行われるようになりました。本土でも飛鳥時代に伝えられてから明治時代初期まで利用されていました。現代においては、本土ではほとんど旧暦は利用されていません。

沖縄旧盆の豆知識!

初日の13日は「ウンケー(お迎え)」、14日は「ナカヌヒー(中の日)」、15日は「ウークイ(お送り)」と呼ばれています。
なかでも、ウンケーとウークイはとても大事な日です。

ウンケーの日には、仏壇の掃除や果物などをお供えしたり、夜にはウンケージューシー(炊き込みご飯)をお供えして先祖をお迎えします。
ウークイの日には、三枚肉や厚揚げ豆腐、天ぷら、かまぼこなどが入った重箱をお供えしたり、「ウチカビ」というあの世のお金を燃やして家族や親戚でご先祖様をお見送りします。

※各家庭や地域によって異なります。

ブログ/旧盆 親族大集合~ウークイ~

各地で開催される「エイサーイベント」

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エイサーを体感・体験できる施設!

エイサーに興味がわいたら、まずは気軽に体験してみよう!県内にある代表的な鑑賞&体験できる施設をご紹介します。
もっと身近に、もっと楽しく沖縄独自の美しい「芸」と「技」にふれてください。

エイサー会館

エイサーで使われる道具の展示や音楽の紹介のほか、エイサーの演舞映像を見たり、エイサーの音楽に合わせて太鼓を叩いたり踊ったりできる体験コーナーもあります。

住所
沖縄市上地1丁目1番1号 コザ・ミュージックタウン内
TEL
098-989-5066

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琉球村

琉球王国時代の生活模様を再現し、現代に伝えるテーマパークです。琉球の文化や芸能、自然をまるごと体感できます。無料ゾーンもあり、雨の日でも楽しめます。

住所
国頭郡恩納村字山田1130
TEL
098-965-1234

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おきなわワールド(文化王国・玉泉洞)

沖縄の歴史・文化・自然をまるごと体感!

住所
南城市 玉城前川1336
TEL
098-949-7421

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体験王国 むら咲むら

華やかな琉球王朝時代の街並を1万5,000坪の敷地に再現

住所
中頭郡読谷村 高志保1020-1
TEL
098-958-1111

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那覇市ぶんかテンブス館

沖縄の中心地 那覇市のヘソ(=テンブス)に 複合施設が誕生!!

住所
那覇市 牧志3-2-10 那覇市ぶんかテンブス館
TEL
098-868-7810

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