観光客のみなさまへ 現在、沖縄本島地域は少雨傾向にあり、ダム貯水率が低下し続けています。節水へのご協力をお願いいたします。

まさかやー!な出来事にちむどんどん!ファン感謝祭で黒島結菜さん語る!

掲載日:
2022.10.26

連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロイン・青柳(比嘉)暢子役の黒島結菜さん、鶴見の沖縄県人会の会長・平良三郎役の片岡鶴太郎さん、作者の羽原大介さんが来沖され、ドラマの舞台となった沖縄のファンと一緒に「ちむどんどんファン感謝祭」が、8月28日に名護市民会館で開催されました。

ここではヒロイン・青柳(比嘉)暢子役の黒島結菜さんが語った撮影の裏側エピソードなどを紹介します。

沖縄が舞台の作品でヒロインを演じることをどのように感じていますか?

自分の生まれた沖縄の話ができるというのはこんなに幸せなことなんだと感じています

自分の生まれた沖縄の話ができるというのはこんなに幸せなことなんだと感じています。朝ドラの舞台が「沖縄」でなかったら、もしかするとこのようには感じることはなかったのかなと思います。

先日、沖縄県内の道の駅等で書いていただいた出演者向けのメッセージブックを読ませていただき、たくさんの人が毎朝ドラマを楽しみに見ていただいているんだということを知りました。地元の皆さんに支えられてここまでやってこれたんだなと実感しています。
あともう少し撮影があるので、最後まで頑張ろうと勇気づけられました。
※ドラマの撮影は8月で終了しています

個性豊かなキャラクターたちに囲まれてどうでしたか?

最初は心配な部分もありましたが、沖縄の自然がみんなの距離を縮めてくれました

最初はうまくやれるか心配な部分もありましたが、沖縄ロケでみんな同じホテルに泊まって一緒に過ごす時間が長くとれたことで、いろいろな話が出来ました。
沖縄の環境と沖縄の自然がみんなの距離を縮めてくれたんだと思います。

撮影の時のみんなの印象は、ニーニーは明るくみんなを引っ張ってくれる。ネーネーはみんなを笑わせるムードーメーカー。歌子の柔らかい雰囲気にみんな癒され、お母ちゃんはいつもどっしりと構えてみんなをまとめてくれました。

思い出に残っているシーンはありますか?

あのシーンをきっかけにみんなが変わっていった

第15週で、ウークイの夜、お母ちゃんから戦争の話を聞いたあと、みんなでウチカビを燃やすシーンが最も印象深いシーンです。「生きることの素晴らしさ」や「生きて幸せになって欲しいというお母ちゃんの気持ち」を感じたシーンです。

ウチカビを燃やす行為は小さいときからやっていましたが、なにかイベントのようなものでその意味ははっきりとは分かっていませんでした。でも、今回ドラマの中で描かれたことで、改めて気付くきっかけになったと同時に、県外の皆様へ沖縄の文化が伝えられたという意味でも印象に残っています。

セリフのない表情だけのシーンだったのですが、ニーニーの表情が良かったと思います。いつものニーニーとは違う強さが感じられました。あのシーンをきっかけにみんなが変わっていった気がします。

最終回まで残り1ヶ月、今の気持ちは?

どんなに長く感じられたことも終わりはあるんだとしみじみ感じ始めています

撮影が始まる前は、1年弱の撮影期間が長く感じられました。1日1日を大切に過ごしていこうという気持ちで撮影が始まりましたが、始まってしまうと大切に過ごせたかどうかを考える余裕もなく進んで、オンエアが始まるとそのスピードはさらに加速しました。

最終回まで約1ヶ月。撮影はもうすぐ終わってしまいますが、実感はあまりありません。こんなに長い間同じチームで同じ作品を作ることは他ではあまりないので、どんなに長く感じられたことも終わりはあるんだとしみじみ感じ始めています。

あと少しですが撮影も残っているので、みんなが健康で無事終わらせることが出来るように頑張りたいです。
※放送は9月末で終了しています。

最終回までの見どころを教えてください

多分ニーニーが頑張ってくれると思います!?

暢子がオーナーになって新しいお店をオープンしていきますが、まだまだ一波乱二波乱あります。多分ニーニーが頑張ってくれると思います、(笑)

壁にぶつかりながらも周りの人の助けを借りて、暢子らしくお店を切り盛りして行き、最後、沖縄やんばるとの繋がりをどう見つけていくかが描かれていますので最後まで楽しんでみていただきたいです。
※放送は9月末で終了しています。

最後に地元沖縄の皆様へメッセージをお願いします!

毎日、楽しくドラマをみていただきありがとうございます。
これからドラマを通して沖縄の魅力を伝えて、沖縄がもっと発展するよう頑張ります。
みなさんと一緒に沖縄を盛り上げていければと思っています。よろしくお願いします。

黒島結菜さんへの取材を終えて

去る8月28日に沖縄県名護市で開催された「ちむどんどんファン感謝祭」終了後のお忙しい合間を縫ってインタビュー取材に応じていただきました。

黒島結菜さんとお話して感じたことは、「おおらかでたくましい暢子と一緒!」という印象でした。
沖縄で生まれ育ち「まくとぅーそーけーなんくるないさ」精神で自分の人生を切り開いてこられたからこその力強さを感じることが出来ました。

インタビューの前に行われたファン感謝祭では、黒島さんが自宅近くを歩いていたら、ランニングする男性がすれ違いざまに「まさかやー!」と叫んだという、プライベートで起こった「まさかやー」なエピソードを披露して下さいました。(笑)
うちなーぐちがドラマを通じて全国に広がっていることが嬉しかったと笑みを浮かべてお話されていました。

ドラマはいよいよ残り一か月を切りましたが、最後まで結末がわからず「まさかやー」な展開になりそうで目が離せません。

「ちむどんどんの舞台・沖縄」特設サイトを公開中!

「ちむどんどんの舞台・沖縄」特集ページでは、放送を機に沖縄をもっと知りたくなった方や旅したくなった方に向けた情報を発信しています。沖縄らしい食べ物や風景、沖縄特有の文化や風習などを少し掘り下げて知ることができる「ドラマに出てくるアレ」や、ドラマに出てくるうちなーぐちの意味と使い方がイラストでわかる「ちむどんどんで使われるうちなーぐち」など様々な切り口で紹介していますので、是非この機会に合わせてご覧ください!