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沖縄の「路線バス」で島時間| レンタカーが予約できない!そんな時は・・

掲載日:
2022.09.07

新型コロナウィルス感染拡⼤の影響でレンタカー登録台数が減少傾向にあることも影響し、注目が集まっている「レンタカーを利用しない」おきなわ旅。ここでは、那覇都心部から南部や北部の集落地まで、細やかな路線で網羅された沖縄の「路線バス」について紹介します。レンタカーでは目に留まらなかった地域の魅力に出会える「路線バス」の旅で、あなたもロコ気分を満喫しませんか?

INDEX

沖縄本島をつなぐ路線バス

沖縄本島の路線バスは、那覇バス・琉球バス交通・沖縄バス・東陽バスがあり、それぞれが異なる路線バスを運行しています。また、平日の出退勤時間に主要バス停のみ停車する「基幹急行バス」や、那覇市内のみを走る「市内線」などがあるので、乗車の際は目的地に停車するのかも含めて検索しましょう。最近ではノンステップバスや車椅子対応仕様バスも増えており、足などに不自由を感じている方も安心して利用できます。

路線の拠点・バスターミナル

那覇バスターミナル

那覇市泉崎1丁目20-1

モノレール「旭橋駅」と直結した那覇バスターミナルは、11カ所のバス乗り場と7カ所のバス降り場がある路線バスが集結した施設。乗り場は青、降り場は緑と色で分けられ、乗り場にはリアルタイムの電光掲示板があります。コインロッカーやコンビニ、情報案内所やカフェが併設されており、とても便利です。

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名護バスターミナル

名護市字宮里444-1

やんばる地域の玄関口・名護市にあるバスターミナルで、路線バスと高速バスの北部エリアの拠点となっています。国頭村方面や本部半島へ向かう際の乗り換え地点として、住民や学生の貴重な交通手段である路線バスが離発着しています。

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糸満バスターミナル

糸満市字糸満2274-2

糸満市の中心部近くにある沖縄本島最南端のバスターミナル。琉球バス交通と沖縄バスの糸満市内発着路線が集結しており、南部路線バスの要として重要な基点となっています。

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路線バスの利用方法

路線バスご利用の流れ

  1. 乗車するバス停にて待機。
  2. 目的のバスが来たら乗車しましょう。乗車口と降車口が1つのみの場合、降りる人が優先されるので気をつけてください。
  3. 乗車時は整理券を取ることを忘れずに。OKICA(沖縄県内のみで利用できるICカード)を持っている場合はタッチすれば整理券を取る必要はありません。
  4. 乗車したら、転倒防止のためにも座席に座りましょう。
  5. 目的のバス停案内アナウンスが流れたら降車ブザーを押しましょう。
  6. バス前方の運賃表示機と、整理券に記された番号を照合して運賃確認を。運賃投入口にちょうどのお金(おつりが出ないので要注意)を入れるかOKICAをタッチしたら下車してOK!
乗車前に気を付けたいこと

●降りるバス停の名前と一緒に、系統番号・行先・経由地の確認を!
目的地が一緒でも系統番号や経由地が異なると所要時間も変わるので注意しましょう。

●OKICAを持っていない場合は、運賃支払いで必要な小銭を用意しておきましょう。沖縄のバスはおつりがでないためちょうどの金額を運賃箱に入れる必要があります。

●車内で両替できるのは50円・100円・500円硬貨、1,000円札のみなので注意しましょう。

乗車前に気を付けたいこと

<あると便利なICカード「OKICA」>

沖縄の路線バスをはじめ、モノレールやタクシーなどで利用できるICカード「OKICA」。沖縄県内のみで使えるのでもったいないな〜と思いがちですが、沖縄滞在中公共交通機関を利用して移動するなら、OKICAがとっても便利!限定デザインが登場することもあるので、旅の思い出としても持ってて損はしない一枚です。OKICAはゆいレールの各駅またはバスの営業所で購入することができます。

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バス情報はどうやって調べる?

沖縄の公共交通をGoogleマップで簡単検索!

「レンタカーだけじゃないおきなわ旅の楽しみ方!」TOPページにあるGoogleマップを利用した簡単検索ツールが便利です!

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県内公共交通情報検索サイト「バスマップ沖縄」

沖縄県内の公共交通情報を扱う検索サイト。運行エリアごとにどんなバスが走っているかの確認や紙のバスマップの取り寄せが可能です。

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本島路線バス総合案内システム「のりものNAVI」

乗換案内はもちろん、接近案内やバスの現在地が確認できて便利!お得な往復乗車券の案内もあるので是非確認してみてください。

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知っておきたい!お得な周遊パス

路線バス周遊パス(OTOPa)

OTOPa(オトパ)は沖縄本島内対象の路線バス、モノレールが乗り放題になる海外・県外観光客向けのアプリ!周遊パスがあれば、免許が無くたって、レンタカーが無くなって、路線バスとゆいレールを使って、代表的な観光地から、DEEPな沖縄スポットまで、便利に沖縄を楽しむことができます。

■沖縄路線バスで周遊 
1日パス/大人2,500円/こども1,250円
3日パス/大人5,000円/こども2,500円

■路線バス+モノレールで周遊 
1日パス/大人3,000円/こども1, 500円
3日パス/大人5,500円/こども2,750円

※その他割引プラン、各種割引あり。詳しくはホームページでご確認ください。

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離島でも「路線バス」を活用しよう

沖縄の離島でも、空港や港などの二次交通拠点を中心に島内を網羅した路線バスが運行されています。運行状況や運賃など、詳細は以下より問い合わせを。

・石垣島/バスターミナルを起点に島内外周を運行(お問合せ先:東運輸 0980-87-5423)
・宮古島/宮古島市中心街を中心に、伊良部島・来間島・池間島などの周辺離島へ運行(主なお問合せ先:宮古協栄バス 0980-72-2414)
・久米島/島内主要地点を一周する町営バスが運行(お問合せ先:久米島町役場 商工観光課 098-985-7131)
・渡嘉敷島/渡嘉敷港〜阿波連ビーチ間を運行(お問合せ先:とかしき観光 098-987-2232)
・座間味島/座間味港から阿真キャンプ場・阿佐公民館へと運行(座間味村観光協会 098-987-2277)
・与那国島/町営バスによる無料運行(お問合せ先:南西端観光 0980-87-2441)

レンタカーでは味わえない沖縄「路線バス」の旅!

南は糸満から、北は辺戸岬まで。沖縄をぐるっと巡る路線バスの旅は、レンタカーやタクシー、観光バスでは味わえない“スロー旅”を満喫できることが醍醐味と言えるでしょう。全日程を路線バスで巡るのはちょっと…というあなたは、1日だけでもいいので路線バスにシフトしてみては。今まで見なかった光景を目にすることができるかもしれません。

レンタカーを利用しない沖縄旅のアイデアを公開中

沖縄県の観光情報WEBサイト「おきなわ物語」では、沖縄旅⾏を楽しむための様々な「交通⼿段」や、公共交通機関を利用した「モデルコース」、レンタカーを使わない「旅のアイデア」などをまとめて紹介しています。レンタカーなしで泊まれる「限定宿泊プラン」も必見です。

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