「バリアフリーダイビング」を知っていますか!?

ハイタイ!マハエです!
今回は、身体の不自由な方々が美しい海を楽しむ「バリアフリーダイビング」を取材しました。

梅雨明けしてすぐの6月26日から3日間、
南城市や渡嘉敷村で「第17回バリアフリーダイビング全国大会」が開催され
約40名の障害者の皆さんと、サポートするボランティアインストラクター、
総勢約100名の方が全国各地から集まりました。

写真は大会アシスタントの太田さんと♪

 ※バリアフリーダイビングとは・・・肢体の不自由な方や、視覚・聴覚の障害を持つ方が、
特別な器材やインストラクターのサポートを受けて楽しむダイビングのこと。
他のスポーツに比べて障害の種類に制限が少なく、自然の中で楽しみながらできるリハビリとしても注目されています。

————————————————————————————————-
バリアフリーダイビングでは、障害に合わせた器材があります! 




(写真提供:山口県 玉木病院)

————————————————————————————————-

バリアフリーダイビングのインストラクターは、
これら特殊な機材の装着の留意点の習得はもちろん、
様々な障害への対応ができるように特別な訓練をしています。
梅雨も明け、爽やかな晴天に恵まれた6月27日は
南城市奥武島と知念志喜屋の2コースに分かれスタート。
マハエは奥武島に同行しました。

佐賀県からいらした陣内さんは今回で3回目の参加。
両足にまひがあり、日常生活は車いすや杖で過ごされていますが、年に3回は
奥様と一緒にご旅行にいらっしゃるほどの沖縄リピーターです!
ウェットスーツを装着し、ダイビングへの準備万端!いざ出発です。
砂の上は車いすでは移動が困難なので、スムーズに動く「サンドバギー」が登場します。

 

サンドバギーに乗れば海までスイスイ。水の上にも浮くんですよ!
浅瀬まで移動したらインストラクターのサポートを受け水の中へ。

この瞬間、重力から解き放たれ、とても自由な気持ちになれるそうです。
ダイビング器材を装着し、息を整えたら水の中へ。約20分間のダイビングを楽しみました。

陣内さんは「水の中だと身体が動かしやすくなって足ヒレも動かせるんだよ。
たくさんの方がサポートしてくれてとても安心。本当にありがたいです。」
と話していました。

ダイビングのおとなりでは知的障害者の方々がシュノーケルを体験しており、
名桜大学スポーツ健康学科の学生さん達もサポートボランティアに参加していました。

—————————————————————————————————-

翌日は渡嘉敷村ナガンヌ島沖でボートダイビングです♪
  

無重力な水のなかでは、楽チンダイビング。
できるだけ参加者が自分の力で「トライ・チャレンジ」することを応援しながら、
バランスが取りづらいときは、インストラクターさんが支えます。

写真は外間さん(左)と担当インストラクターの玉城さん。
外間さんは、大会初期からずーっと参加している大ベテランです。
去年は、ハワイで開催された同大会にも参加したんですって!
外間さんがつけている水中メガネが、顔全体を覆うフルフェイスマスクです。

 

国立公園にも指定された慶良間の澄んだ海を堪能しました♪

———————————————————————————————————

高田さん(写真左)を担当されたインストラクターの錦織さんは、バリアフリーダイビングと出会って13年。

無我夢中で、様々なイベントに参加しながら、安全への配慮、全員が楽める環境、手法を学び、
長らくバリアフリーインストラクターとして活動しているうちに、本質ともいえる、大事なことに気付いたそうです。

「お手伝いさせていただく我々も多くの事を受け取っていて、もしかしたら、我々のほうが良い影響を受け、
心を磨けてるのではないか?」と。

 

「参加者さんもボランティアインストラクターさんも大会スタッフも隔たりなく、
友達感覚、身内感覚になって、障害の有無や、インストラクターの資格の有無に関係なく付き合う。
人と人、個人としての付き合いになる。ここに本質がある様な気がします。
これが私の最近の”バリアフリーダイビング”感です!」と仰っていました。熱く語る錦織さんに感動。ジーン。

———————————————————————————————————

大会の主催者である、日本バリアフリーダイビング協会会長の山田さんは、「障害は『個性』です」と話していました。
参加者の笑顔があふれるバリアフリーダイビング大会。この感動のひとときを、たくさんの方々が支えていました♪

写真中央上:
日本バリアフリーダイビング協会
山田会長