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地域ごとの個性あふれる伝統行事を体験しよう

豊年祈願で神様と遭遇?

沖縄本島や離島の各地には個性豊かな年中行事が息づいています。例えば旧盆に八重山地方ではウシュマイとンミーというあの世から帰ってきたおじいさんとおばあさん をもてなす「アンガマ」というお祭りがあったり、宮古島では蔓草をまとい、全身に泥を塗った神様「パーントゥ」に泥をぬってもらうことによって悪霊払いをするという行事があったり、一口に「沖縄」といってもとにかく地域ごとにさまざま。地域に密着した行事を見れば、そこに暮らしているような気持ちになれるかもしれません。せっかく沖縄に来たなら、ここにしかない伝統行事を体験してみては?

石垣島の「アンガマ」

  • あの世からの使者ウシュマイ(お爺)とウミー(お婆)がやってくる

    あの世からの使者ウシュマイ(お爺)とウミー(お婆)がやってくる

八重山独特の旧盆の伝統行事で、お面をかぶったウシュマイとンミーというあの世から帰ってきたおじいちゃんとおばあちゃんを迎え、ファーマーと呼ばれる子や孫たちと家々を回って仏壇の前で方言で掛け合いをしたり、八重山舞踊を踊るなどして、賑やかに先祖供養をします。

宮古島の「パーントゥ・プナハ」

  • パーントゥは仮面をつけ、蔓草を纏い、全身泥だらけという姿

    パーントゥは仮面をつけ、蔓草を纏い、全身泥だらけという姿

宮古島の島尻集落で年に一度開催される重要無形文化財に指定されている行事。宮古方言でパーントゥは鬼や妖怪、プナハは祈願祭を意味するそう。全身に泥を塗った神様が現れ、ひとや家、車などに泥を塗っていきます。泥を塗られると厄払いになるとされ、無病息災を祈願します。


 

波照間島のムシャーマ

  • 面白いを意味する「ムッサハー」が由来と言われる祭で、さまざまな芸能が披露される

    面白いを意味する「ムッサハー」が由来と言われる祭で、さまざまな芸能が披露される

旧盆の中日に行われる「豊年祈願」と「祖先供養」を願う波照間島独特の行事。ムシャーマの語源は波照間島の言葉で「おもしろい」を意味するムッサハーと言われています。太鼓や棒、狂言、舞踊など多彩な芸能が奉納され、波照間島の1年のなかでもっとも賑やかな1日になるそうです。


 

小浜島結願祭

  • 豊年祭と並ぶ大きなお祭りで、舞台で数多くの芸能が奉納される

    豊年祭と並ぶ大きなお祭りで、舞台で数多くの芸能が奉納される

旧暦8月の己亥(つちのとい)の日から3日間行われる小浜島の祭事。北集落が弥勒(ミルク)神を、南集落が福禄寿(フクルクジュ)を奉納するほか、舞台では狂言や獅子舞、棒、民俗舞踊などの芸能が奉納されます。
2日目の「ショウニツ」の日は見学が可能です。


 

伊良部島の「トーガニ祭り」

伊良部島の伝統舞踊「伊良部トーガニ」を歌って競うお祭り。唐金(トーガ二)という人物が歌っていたことからその名がついたと言われ、三線の伴奏に合わせて男女の情愛が歌われます。伊良部トーガニのほか、祝いの歌「トーガニアヤグ」、いわゆるアカペラで唄う「島タウガニ」の3部門で競われ、多くの島民が参加する島の一大イベントです。

 

西表島節祭(シチ)

  • 海の彼方より幸を迎い入れる行事で、約500年前から続くと言われている

    海の彼方より幸を迎い入れる行事で、約500年前から続くと言われている

およそ500年続くと言われている農作の感謝と五穀豊穣、健康などを祈願するお祭り。旧暦の10月前後の己亥(つちのとい)の日から3日間、西表島の祖内と干立で行われ、2日目の「ゆーくい」の日にはハーリー競争や、演舞に狂言、ミルク様の行列などが行われます。集落の人々がひとつにまとまるためにも重要な行事として位置づけられているそうです。

黒島豊年祭

  • 豊作の感謝と祈願を行うお祭りで、ハーリーがメインイベント

    豊作の感謝と祈願を行うお祭りで、ハーリーがメインイベント

海の彼方「ニライカナイ」の神に、豊作の感謝と祈願を祈る豊年祭。旧暦の6月頃に開催されます。黒島の豊年祭の特徴は「ウーニ・パーレ競漕」。ハーリーの速さだけでなく、船が岸についてからウーニー(と呼ばれる足の速い青年)が走り、長老の元に先に着いた方が勝ちとなります。普段は人口200人ほどの小さな島が、にぎやかに活気づきます!

塩屋湾のウンガミ

  • ウンガミでは腰まで海水につかり太鼓を打ち鳴らしながら、ゴールを目指す男性を女性たちが迎える

    ウンガミでは腰まで海水につかり太鼓を打ち鳴らしながら、ゴールを目指す男性を女性たちが迎える

五穀豊穣、無病息災を祈願する祭りで、旧盆明けの初亥の日に行われます。主に女性中心の祭祀なのが特徴的で、一番の見所はウガンバーリー(船漕ぎ競争)。ゴールを目指す男性たちを、女性たちは腰まで海水につかり太鼓を打ち鳴らしながら鼓舞します。約500年の歴史があるとされ、国の重要無形文化財に指定されています。


 

鑑賞するには、島の暮らし、文化を尊重して

各地で行われている伝統行事は、いかに個性的で独特なものであるかが伝わってきます。その個性ゆえに一度目にしたいという観光客が年々増えていますが、そもそも島の人にとっては大切な暮らしの一部。島の暮らしや文化、ルールを尊重して鑑賞するようにしましょう。
たとえば宮古島のパーントゥは泥を塗ることで厄除けしますので、事前に着替えを用意したり、汚れても良い格好をしていくなどの準備をしておくことをお勧めします。

掲載日:2015.10.07

※掲載内容は、掲載日時点での情報です。最新情報は、ご利用前に各施設などにご確認下さい。

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