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【3月5日はサンゴの日】沖縄のサンゴについてご紹介!

掲載日:
2023.03.05

サンゴ礁を守るために、私たちができること

「サンゴ」が地球上に出現したのは、人類が誕生した約250万年前よりはるか昔、約4億年前。
美しい沖縄の海の中には、生物たちが長い年月をかけてつくり上げてきたサンゴが形成するサンゴ礁が広がり、島々を守ってくれています。

今回は、3月5日の「サンゴの日」にちなんで、世界一種類が豊富な沖縄のサンゴについてや、サンゴの養殖家へのインタビュー、サンゴ教育についてご紹介。

沖縄の海や地球の自然を守るために、何ができるのか、この機会に一緒に考えてみませんか?

世界に誇れる沖縄のサンゴを守る取り組み

沖縄のサンゴ礁について

サンゴ礁は、単位面積あたりに生息する生物の種類数が最も多い場所といわれ、生物の最も豊富な生態系の1つとしてよく知られています。国内で見られる約400種類のサンゴのうち、380種類以上ある沖縄のサンゴの「種類」や、沖縄のサンゴ礁の「特性」、「他地域との違い」について紹介しています。

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サンゴの養殖家を訪ねて

読谷村にある陸上のサンゴ礁「さんご畑」の活動内容や、サンゴの「白化現象」について紹介しています。エルニーニョ現象の影響で、日本の平均気温が高くなっていたりと気象が荒れ、沖縄も海中の水温が高くなり、サンゴの「白化現象」が起きました。「さんご畑」では、偶然にも水面近くで太陽光などのストレス下でも生きていける「白化しないサンゴ」を発見しました。

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サンゴ教育がサンゴを守る

「サンゴ畑」で行われている「見学」や「苗づくり体験」の紹介をしています。SDGsの学びができるプログラムになっており、一人一人が何ができるか一緒に楽しく発見することができます。「苗づくり体験」では、サンゴについてのレクチャーを受けた後、サンゴの枝をハサミで切り人工の岩に固定して養殖用の苗を作ります。

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サンゴにやさしいエシカルトラベル

エシカルトラベルとは「人や社会・環境などに優しい観光」で、旅する本人だけでなく、受け入れる地域の人々の暮らしや自然環境にとっても心地良い、思いやりをもった旅のことを指しています。ここではサンゴにやさしいエシカルトラベルを紹介します。

陸上のさんご礁 さんご畑

海と人を繋ぐさんご畑。
循環するエコシステムが未来のサンゴ礁を育てる。

海の生き物の約25%がサンゴに関わりながら生きているといわれるほど、私たち人間の暮らしにも欠かせない、重要な存在であるサンゴ。しかし、海水温の上昇や水質汚染により、沖縄だけでなく世界中のサンゴが減少の一途をたどっています。
サンゴを増やすための取り組みを始めたサンゴ養殖施設を紹介しています。

サンゴに優しい日焼け止め

自分の肌にやさしいものを選ぶように、
サンゴや魚にもやさしいものを選んでみませんか?

海へ入るとき、紫外線対策のために日焼け止めを使用する方は多いかと思いますが、実は私たちの皮膚を守るその日焼け止めが、海には悪影響を及ぼしています。
サンゴの白化減少の一因となってしまう成分が含まれた日焼け止めの販売が禁止となっているハワイをお手本に、サンゴに配慮した日焼け止めの開発に取り組みについて紹介しています。