パイナップルの葉から生まれたエシカルなお土産たち
-
パイナップルの葉を活用した商品づくりに取り組んでいます。
-
パイナップルの葉を使った唯一無二の商品に出会えます。
-
エシカルなお土産を選ぶことが、地域や環境への応援につながります。
詳しくはこちら
- 住所:〒905-1314
沖縄県国頭郡大宜味村字田港 1032-1 - 電話番号:098-917-1830(代表)
- 詳細を見る
記事を読む
ETHICAL TRAVEL OKINAWA
1億年前の生態系が遺る”奇跡の森”、沖縄本島北部(やんばる)。 国頭村、大宜味村、東村のやんばる3村は、固有の生物多様性や絶滅危惧種が多く生息することが理由となり、 2021年には「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として、ユネスコの世界自然遺産にも登録されました。
豊かな自然の中で育てられる、美味しいフルーツもこのエリアの魅力のひとつ。大宜味村のシークヮーサーや東村のパイナップルなどは、日本で1番の生産地でもあります。
多くのフルーツが収穫される一方で、果実を収穫した後に畑に残るパイナップルの葉は、水分が多く、強い繊維質を持つことから、飼料や堆肥としての活用が難しい未利用資源でした。
そんなパイナップルの葉は、未使用資源を再活用する株式会社フードリボンの取り組みによって姿を変え、私たちの手に届けられています。
“パイナップルの葉”が唯一無二な服に変わる
フードリボンでは、パイナップルの葉が未利用資源となる大きな理由である”強い繊維質”に目をつけ、試行錯誤のもと服などに活用できる繊維も開発。
パイナップルの葉由来の繊維は天然繊維の中でも長繊維で、シルクの5分の1程の細さで切り出すことができ、通気性や吸水性に優れています。 その特徴はアパレルブランドからも強く支持され、沖縄生まれのアロハシャツブランド「PAIKAJI」や日本発の世界的ジーンズブランド「EVISU」とのコラボレーションも実現しました。
“パイナップルの葉”は、ワクワクするようなアプローチで、ファッション業界をよりサステナブルに変えています。
2024年には、インドネシアでパイナップル葉繊維の生産工場の稼働を開始しました。
現在は現地法人を子会社化し、パイナップル農家から葉を買い取る仕組みづくりや、地域での雇用創出、生産体制の整備を進めています。
また、パイナップル葉繊維を使用した生地は、インドネシアの伝統衣装「ベスカップ」にも採用されるなど、地域の文化と新しい素材をつなぐ取り組みも生まれています。
大宜味村に伝わる、サスティナブルでやさしい想い
“捨てるものがない明日”を目指し、1次産業から排出される未利用部分を再活用する繊維プロジェクト。株式会社フードリボンの平良さんと長谷場さんにお話を伺うと、プロジェクトの背景には”やさしい想い”がありました。
「くわまーが かふうあらしみそーれ とぅくとうみそーれ」
“自分たちのことだけでなく子や孫の世代の幸せを願い、善い行いをすることが自分自身の幸せに繋がる。”という、沖縄の言葉。大宜味村のおばあが、代表の宇田さんに教えてくれたのだそうです。
その言葉のように、古くから大宜味村の暮らしに根付くサスティナブルな面に魅了され、この土地を拠点に様々なチャレンジがスタートしたのでした。
今や多くの注目を集めるパイナップルの葉繊維ですが、「今だから言えるけど、最初は無理だと思っていた(笑) でも、ここまできたのがすごいよね」と、後になって農家の方が話してくれたと平良さんは苦笑いを浮かべます。 葉を買い取ることで農家の所得向上にも繋げられるという側面も、持続可能な取り組みのひとつ。
「私たちとしては、このストローを使ってほしいというわけではなく、使用されるストローがなくなるのが一番嬉しいです。 でも、現実的にはすぐにそうはならないので、いつか新しい解決策が出るまでの代わりとして使用してもらえたらなと思っています。」と、パイナップル葉繊維ストローも “捨てるものがない明日”へのやさしい選択のひとつだと語ります。
パイナップル葉繊維を利用したアパレルについては、環境への配慮だけでなく、着る人が純粋に「かっこいい」「欲しい」と感じられる商品を届けることを大切にしています。
現在は、パイナップル葉繊維の素材提供に加え、自社ブランド「KISEKI」のかりゆしウェアをはじめとする商品の企画・製造・販売や、沖縄県内での縫製にも取り組んでいます。また、PAIKAJIやEVISUなど、さまざまなブランドとの協業も行ってきました。
ストローを利用するときは使いやすくて”うれしい”、服を着るときはかっこよくて”うれしい”。そして、環境にも”やさしく”なれる。
そんな気持ちをプレゼントする”やさしい”お土産として、フードリボンの製品を手に取ってみてはいかがでしょうか?
パイナップル葉繊維の用途は、糸や生地、衣料品だけではありません。
フードリボンでは、パイナップル葉繊維を配合したストローをはじめ、生分解性材料や樹脂複合材など、さまざまなバイオマテリアルへの展開を進めています。
農業から生まれる未利用資源を新たな素材や製品に変えることで、農業、製造業、アパレル産業などをつなぐ循環型産業の構築を目指しています。
この記事いいね!
14人がいいね!