Okinawa 食材図鑑
島野菜

自然のエネルギーがみなぎる原色

沖縄の野菜は島野菜と呼ばれ、県民に親しまれています。太陽や海風を受けながら沖縄独特の土壌で育った野菜は、抗酸化作用が強く、ミネラルも豊富。スーパーやファーマーズマーケットで手に取ることができ、沖縄料理に欠かせない存在です。

島らっきょう

島らっきょう
科名
ユリ科
旬の時期
3~5月
主な産地
伊江村
調理例
漬け物、天ぷら
食べられるお店

一般的ならっきょうは甘酢漬けや醤油漬けで食されますが、島らっきょうは生のまま調理されたり塩漬け、天ぷらなどにして食べられることが多いです。酒のつまみに最適な浅漬けは本土でも人気が高く、らっきょう独特のからみや香り、歯ごたえはクセになります。選ぶ際には、表面が萎れていなくて傷がなく、ふっくらと丸みを帯びているものがおすすめ。

科名:ユリ科
旬の時期:3~5月
主な産地:伊江村
調理例:漬け物、天ぷら
食べられるお店

フーチバー

フーチバー
科名
キク科
旬の時期
通年
主な産地
八重瀬町
調理例
天ぷら、ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)

フーチバーとは沖縄のよもぎのことで、「フーチ」=病気を治す、バー=「葉」という意味があります。全国的には草餅としての用途が多いですが、沖縄では生葉をヤギ汁や雑炊、沖縄そばに欠かせない食材として入れたりするため消費量も増加しています。本土とは異なり苦味も比較的少ない品種で、自宅の庭先や畑などに自生しているほど身近な食材です。

科名:キク科
旬の時期:通年
主な産地:八重瀬町
調理例:天ぷら、ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)

ゴーヤー

ゴーヤー
科名
ウリ科
旬の時期
4~7月
主な産地
名護市、南城市、糸満市、久米島町、宮古島市
調理例
酢の物、炒め物
食べられるお店

種名はニガウリですが、最近では本土でもゴーヤーと呼ばれて夏場に欠かせない野菜として定着しています。ゴーヤーの苦味には食欲を増進させる作用があると言われています。ビタミンCも豊富に含まれ、加熱してもこのビタミンCは壊れないのでゴーヤーチャンプルーとしてよく食されています。保存の際は半割にして種を取り除きましょう。

科名:ウリ科
旬の時期:4~7月
主な産地:名護市、南城市、糸満市、久米島町、宮古島市
調理例:酢の物、炒め物
食べられるお店

シマナー

シマナー
科名
アブラナ科
旬の時期
通年
主な産地
豊見城市
調理例
おひたし、味噌汁、炒め物
食べられるお店

シマナー(島菜)は古くから沖縄で親しまれている野菜で、カラシナのことです。カルシウムや鉄分、ビタミン類などの栄養価が豊富。カラシナを塩漬けにしたものはチキナーと言い、チキナーチャンプルーとして食されています。独特の苦味が特徴で、湯通しすると苦味が和らぐので和え物やサラダにも適しています。

科名:アブラナ科
旬の時期:通年
主な産地:豊見城市
調理例:おひたし、味噌汁、炒め物
食べられるお店

四角豆・うりずん豆

四角豆・うりずん豆
科名
マメ科
旬の時期
7月~11月
調理例
サラダ、揚げ物、炒め物
食べられるお店

実の断面がヒダのついた四角形が特徴。沖縄では新緑の季節を「うりずん」と言いますが、四角豆の色が新緑の色に近いことから「うりずん豆」とも呼ばれています。爽やかな食感や味わいは、サラダや天ぷら、炒め物など幅広い調理法で楽しむことができます。また、熱帯産のマメなので新聞などで包んで常温保存します。

科名:マメ科
旬の時期:7月~11月
調理例:サラダ、揚げ物、炒め物
食べられるお店

ナーベーラー

ナーベーラー
科名
ウリ科
旬の時期
7月~10月
主な産地
南城市、糸満市、南風原町など
調理例
炒め物、煮込み
食べられるお店

本土では浴用タワシとして使われますが、沖縄では開花してから約2週間頃の若い実を食用にします。皮をそいで、柔らかいタネもそのまま残して調理します。水分量が多く、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいるので美容にいい夏野菜です。なめらかな食感とまろやかな甘味は味噌煮をはじめ、炒め物や汁物にも適しています。

科名:ウリ科
旬の時期:7月~10月
主な産地:南城市、糸満市、南風原町など
調理例:炒め物、煮込み
食べられるお店

島ニンジン

島ニンジン
科名
セリ科
旬の時期
10月~3月
主な産地
うるま市、中城村、糸満市
調理例
炒め物、煮物、汁物
食べられるお店

冬になると店頭で見かける島ニンジンは、ゴボウのように細長いのが特徴です。ニンジンの臭さはなく、ほのかな甘味があり、肉質も柔らかめ。カロテンが豊富に含まれており、昔から滋養食として調理されています。特に、豚のレバーや腎臓、赤肉などと煮込んだ汁(チムシンジ)は体力増進として風邪を引いた際や体調が悪い時などに重宝されています。

科名:セリ科
旬の時期:10月~3月
主な産地:うるま市、中城村、糸満市
調理例:炒め物、煮物、汁物
食べられるお店

トウガン

トウガン
科名
ウリ科
旬の時期
5月~9月
主な産地
宮古島市、伊江村
調理例
炒め物、煮物、和え物
食べられるお店

トウガンは冬瓜と表記されますが、夏野菜のひとつ。日持ちが良く、冷暗所で保存すれば冬まで貯蔵できることからこの名前がつけられたそうです。白い果肉と果実の96%が水分のためずっしりとした重さが特徴です。ビタミンCやカリウムなどが豊富で低カロリーなので、ダイエット食としても女性に人気の食材です。

科名:ウリ科
旬の時期:5月~9月
主な産地:宮古島市、伊江村
調理例:炒め物、煮物、和え物
食べられるお店

パパイヤ(グリーンパパイヤ)

パパイヤ(グリーンパパイヤ)
科名
パパイヤ科
旬の時期
7月~9月
調理例
サラダ、炒め物
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沖縄では熟す前のパパイヤを野菜として利用しています。パパイヤにはパパイン酵素という脂肪やたんぱく質を分解する作用や、カリウムやカロテンを多く含むことから、健康野菜として注目されています。沖縄ではパパイヤを食べると産後の肥立ちが良くなり、母乳の出もよくなると言われているほど親しまれています。

科名:パパイヤ科
旬の時期:7月~9月
調理例:サラダ、炒め物
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ハンダマ

ハンダマ
科名
キク科
旬の時期
11月~5月
主な産地
宜野湾市、八重瀬町など
調理例
和え物、酢の物、サラダ、汁物
食べられるお店

ハンダマ(水前寺菜)は葉表が緑色、葉裏が紫色をしており、加熱するとぬめりが出るのが特徴です。沖縄では古くから血の薬、不老長寿の薬と言われ、民間療法薬として水のある井戸の近くに植えて利用されてきました。葉の紫色にはポリフェノールやアントシアニンが含まれており、抗酸化作用があると言われています。

科名:キク科
旬の時期:11月~5月
主な産地:宜野湾市、八重瀬町など
調理例:和え物、酢の物、サラダ、汁物
食べられるお店

サトウキビ

サトウキビ
科名
イネ科
旬の時期
12月~3月
主な産地
多良間村、竹富町(西表島、小浜島、波照間島)、与那国町、伊平屋村、粟国村
食べられるお店

沖縄方言で「ウージ」と呼ばれ、県の基幹産物であるサトウキビは日本全国の収穫量の57%を占めます。白砂糖には栄養成分がほとんどありませんが、黒糖にはカルシウムなどのミネラルとビタミンB1、B2などが豊富に含まれているので、健康食品としても注目されています。

科名:イネ科
旬の時期:12月~3月
主な産地:多良間村、竹富町(西表島、小浜島、波照間島)、与那国町、伊平屋村、粟国村
食べられるお店

紅芋

紅芋
科名
ヒルガオ科
旬の時期
8月~1月
主な産地
読谷村
調理例
蒸し、天ぷら
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沖縄の紅芋は肉色が赤紫色のものが主流で、アントシアニンによる抗酸化作用に優れています。食物繊維やミネラルも豊富で、ポリフェノールを多く含む機能性食品としても注目されています。昔はウムニー(きんとん状に調理したもの)が主食の時代もありましたが、今は蒸したり天ぷらにして食されています。

科名:ヒルガオ科
旬の時期:8月~1月
主な産地:読谷村
調理例:蒸し、天ぷら
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田芋

田芋
科名
サトイモ科
旬の時期
12月~4月
主な産地
宜野湾市、金武町
調理例
田楽、汁物、揚げ物
食べられるお店

独特のねばりと甘みがあり、里芋の一種である田芋は水芋とも言われ、水田で栽培されています。水田の中で子芋を次々と増やすことから、子孫繁栄をもたらす縁起物として沖縄の正月や旧盆などの行事に欠かせない伝統食材です。芋はとても腐りやすいので、市場ではすでに蒸したものが売られています。

科名:サトイモ科
旬の時期:12月~4月
主な産地:宜野湾市、金武町
調理例:田楽、汁物、揚げ物
食べられるお店
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