名護市我部祖河の高倉(県指定有形民俗文化財)
なごしがぶそかのたかくら
当時の農民の生活文化を示した、高床式の倉
我部祖河の高倉は名護市(なごし)にあり、穀物を貯蔵するための倉で、通風を良くし、湿気などを除くために床を高く上げ、ネズミから穀物を守る工夫もされた倉です。
構造は、木造の萱ぶきが多く、建物の大きさに応じて支柱(20cm~30cm径)を4、6、8本などと配置し、床高は1.5~2mです。
香川県の遺跡から出土した銅鐸に描かれている高倉と同形で、農民の生活文化の特色を示した典型的なものです。
このような高倉は沖縄県内では沖縄本島以外にはなく、沖縄県の有形民俗文化財に指定されています。
施設情報
※料金や情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、ご利用前に各施設にご確認下さい。
最終更新日:2021.11.12
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住所
〒905-1155 沖縄県名護市我部祖河109
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ウェブサイト
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アクセス
■那覇空港から車(一般道)で約100分
■沖縄自動車道 : 許田ICから車(一般道)で約25分
■路線バス : 我部祖河バス停から徒歩で約3分
停車バス : 65番本部半島線(本部廻り)(沖・琉)巡回/66番本部半島線(今帰仁廻り)(沖・琉)巡回