観光客のみなさまへ 現在、沖縄本島地域は少雨傾向にあり、ダム貯水率が低下し続けています。節水へのご協力をお願いいたします。

7
july

旧盆
旧暦7月13日〜15日

旧暦のお盆。沖縄では新暦のお盆を行うことはほぼない。初日(お迎え:ウンケー)、中日(なかび:ナカヌヒ)、最終日(お送り:ウークイ)の3日間あり、仏壇にはサトウキビやスイカ、たくさんの果物と重箱料理であるウサンミ(お供え物)を供える。ウサンミは豚の三枚肉やごぼうの煮つけ、昆布、揚げ豆腐、カステラかまぼこ、天ぷら、お餅など。また、このほかにも3日間にそれぞれお供えして食べるものがあり、ウンケーは沖縄の炊き込みご飯であるジューシー、ナカヌヒはそうめん、そして最終日のウークイはお供えしていた重箱料理を食べる。

マンゴーの日
7月15日

沖縄の穏やかな気候を生かした栽培が盛んなマンゴーは県を代表する果物の一つ。生産量は全国シェア約50%でトップクラス。旬を迎える7月に制定され、関連イベントが開催され、試食などで多くの人で、にぎわう。

8
august

パインの日
8月1日

全国のパインのほとんどが沖縄で栽培されており、主な産地は東村や石垣島、西表島など。旬を迎える8月はパイン消費拡大月間とし、関連イベントを開催して広くPRを行う。

パパイヤの日
8月8日

沖縄方言で「パパヤー」と呼ばれるパパイヤは、沖縄では一般的に熟す前の青いパパイヤを野菜として食べる。味が淡白でさまざまな料理に適しており、代表的な料理にパパイヤを千切りにしてにんじんやニラと一緒に炒める「パパイヤイリチー(パパイヤの炒め物)」がある。脂肪を分解するパパイン酵素が多く含まれている。

エッグの日
8月9日

語呂合わせから制定されたエッグの日は沖縄県養鶏協会が2008年に制定。夏場はたまごの消費が伸び悩むこともあり、PRと消費拡大を目的にイベントなども行われる。この日から1か月間は「県産たまごの消費拡大月間」にも指定されている。

八月カシチー
旧暦8月10日

豊年祈願の大祭。悪霊、妖怪をはらうシバサシ(柴差折目)という行事も同時に行われ、火の神、祖霊には赤カシチー(新米に豆をまぜた強飯)を供える。

八月十五夜
旧暦8月15日

ジューグヤ、ジューグヤウイミ(折目)などという。豊年を感謝し、祈願する日。旗頭を先頭に道ジュネー(行列)が行われ、奉納芸能やウスダイコ(古式の舞踊)をするところもある。各家では餅に小豆をまぶした吹上餅(フチャギ)を仏壇や火の神に供え、そのあとで月拝みをする。

9
september

琉球もろみ酢の日
9月3日

もろみ酢とは、泡盛の製造工程でできるクエン酸が多量に含まれた琉球もろみ粕を原料とする清涼飲料水。9(クエン)3(酸)にちなんで琉球もろみ酢の日に制定。琥珀色でまろやかな酸味があり、そのまま飲むことが多いが、はちみつや黒糖、シークヮーサーの果汁などを加えた商品も多く販売されている。

古酒の日
9月4日

泡盛を3年以上貯蔵させたものを古酒(クース)と呼ぶことから語呂合わせで制定。「泡盛は育てるもの」とも言われ、ただ寝かせておくだけではなく、酒造所では古い泡盛に新しい泡盛を継ぎ足しながら熟成させる「仕次ぎ」が行われる。味、香りに深みが出てまろやかになるのが古酒の特徴。

シークヮーサーの日
9月22日

青切シークヮーサーの旬の時期であり、沖縄の方言でミカン類を「九年母(クニブ)」と呼ぶことから、語呂合わせでこの日に制定された。ビタミン類や健康機能成分が豊富に含まれており、そのまま泡盛や魚に搾って使うほか、ジュースやポン酢、ドレッシング、ゼリーなど加工品として用いられることも多い。

10
october

豆腐の日
10月2日

沖縄料理にも欠かせない豆腐の日は、10と2の語呂合わせから。沖縄でおなじみの「島豆腐」は県外の豆腐と作り方に大きな違いがある。県外のものが大すりつぶした大豆を一度煮てから搾る煮取り法なのに対し、沖縄は生のまま搾る生搾り法。煮取り法は水にさらす必要があるが、生搾り方はその必要がないので、熱々のまま販売される。

マグロの日
10月10日

全国でも有数のマグロの水揚げ量を誇る沖縄は、一度も冷凍しない生鮮マグロの産地。暖かい沖縄の海では季節を問わずマグロが獲れ、そのほとんどは県外へ出荷される。県内でマグロの拠点産地に認定されているのは糸満市と那覇市。

沖縄そばの日
10月17日

「沖縄そば」との名称を使って良いとの許可が下りた記念すべき日。昔、公正取引委員会から沖縄そばは小麦粉で作られており、そば粉をまったく使っていないのに「そば」と表示してはならないと指示があった。しかしながら多くの協議ののち、「沖縄そば」の名称を正式に使うことが許可されたのが1978年10月17日だった。この日は多くの県民が沖縄そば屋を訪れる。

カーブチーの日
第2土曜日

沖縄在来の柑橘で、方言で「皮が厚い」の意味。本部町など北部で多く栽培され、緑色の皮と爽やかな香りが特徴。そのまま食べることが多いが、ジュースなどの商品も販売されている。

11
november

泡盛の日
11月1日

泡盛はお米を原材料に黒麹菌を用いて造られる沖縄を代表する酒。泡盛の日に合わせて県内各地で泡盛関連イベントが行われる。この日は「本格焼酎・泡盛の日」でもある。

いもの日
11月16日

11(いい)16(いも)の語呂合わせと、甘藷(かんしょ)が11月に旬を迎えることから沖縄県が制定。八重瀬町や読谷村、うるま市、読谷村などで多く栽培され、その茎や葉(カンダバー)も野菜として販売されている。

うちな〜いい肉の日
11月29日

沖縄県産の牛肉、豚肉、鶏肉のおいしさをもっと知って食べてもらうことを目的に沖縄県畜産振興公社が制定。11月中は県内各地で沖縄県産肉に関するイベントが行われる。沖縄県産食肉には「ま〜さん(おいしい)」ブランドのシールが貼られて販売されている。

冬至(トゥンジー)
旧暦11月吉日

冬至の節の入りに行われる行事。トゥンジージューシー(冬至雑炊)をつくり、火の神や先祖に供えて、家族の健康、家庭の繁栄を祈願する。一般的に雑炊は、米に豚肉や人参、田芋や甘藷などを入れて炊き込む。

12
december

ムーチーの日
旧暦12月8日

餅粉と砂糖で作った餅を爽やかな香りのある月桃の葉に包んで蒸した「ムーチー」は、健康祈願の縁起物とされる沖縄の伝統的な食べ物。子どもが生まれた家庭で初めて迎えるムーチーの日は「初(ハチ)ムーチー」と呼び、たくさん作り親戚や友人に配るのが習わし。

島にんじんの日
12月12日

12(いいにんじん)が二つ並ぶ日であることから、沖縄県内でにんじん栽培が盛んな中城村が制定。島にんじんは沖縄方言でチデークニ(黄色い大根)と呼ばれる通り、色が鮮やかな黄色をしていて細長いのが特徴。沖縄の伝統的農産物の一つで滋養食として昔から料理に使われてきた。

海ぶどうの日
12月23日

「海の宝石」「グリーンキャビア」などと呼ばれる海ぶどうはプチプチとした食感が特徴の海藻。海の中でぶどうの房のように育つ様子から23(ふさ)日に制定。恩納村や久米島での養殖が盛んで、気温の下がる冬場にもっともよく育つ。冷蔵庫に入れるとしぼんでしまうため、常温保存で生のままタレやドレッシングをかけて食べる。

ウミンチュとれとれ朝市
毎月第3日曜

南城市知念漁港で行っているセリを知念漁業協同組合が一般開放する日。実際のセリと同じように漁港に船がつき、水揚げされたばかりの魚が漁港に並べられ、セリが始まる。競り落とした魚をその場でさばいてくれるサービスも。地元飲食店のブース出展もあり。

https://www.kankou-nanjo.okinawa/tokusyu/toretore_asaichi

SENAGA ISLAND MARKET
~瀬長島の朝市~
毎月1回(中旬)

那覇空港からもっとも近いリゾートエリアとも言える瀬長島で月に1回行われる朝市。会場となるのは海が一望できる瀬長島ウミカジテラスの最上階テラス。「つながる×よろこぶ×おいしい朝市」をメインテーマに、朝採れの新鮮野菜やお腹も気持ちも満たしてくれる朝食、朝市限定のオリジナル商品などが並ぶ。

オリオン・ビアフェスト
7月~9月の間

オリオンビールが日頃のご愛顧に感謝を込め新鮮なビールとエンターテイメントを届けるイベント。石垣島、宮古島の開催を経て、沖縄市「沖縄全島エイサーまつり」と同時開催されフィナーレを迎える。

https://www.orionbeer.co.jp/event/index.html

OKINAWA FOOD FLEA
年に3~4回

食材や自分たちのスタイルにこだわる飲食のプロフェッショナルが出店する食のフェスティバル。2014年からスタートし、出店フードのクオリティの高さ、デザイン性の高いブースと、県内外で話題のイベント。海辺での開催にこだわり、主に宜野湾マリーナで行われる。

http://foodflea.okinawa/
https://www.facebook.com/okinawafoodflea/

沖縄パンスイーツフェスタ
年に2回

沖縄県内のパン屋さん、ケーキ屋さん、焼き菓子屋さんなど、30~40店舗が集い、1万人を超える来場がある人気イベント。春と秋に開催され、会場は海辺や公園などその都度変わる。

https://www.facebook.com/okinawabreadsweetsfesta/

山芋スーブ(勝負)
12月〜2月の間に
中北部で開催

主にうるま市、恩納村、読谷村などの各地区で行われる1株の山芋の重さを競う大会。「スーブ」は勝負という意味。熊の手を巨大にしたような形をしていて、優勝する山芋の重さは300kgちかくに及ぶこともある。

※旧暦行事は毎年、新暦での日にちが変わります。
※食のイベントは2019年2月現在、開催が確認できている内容になります。

掲載日:
2023.12.19
更新日:
2023.12.20

※掲載内容は、掲載日もしくは更新日時点での情報です。最新情報は、ご利用前に各施設などにご確認下さい。

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