宿泊名護市

カヌチャリゾート

世界自然遺産の森が広がるやんばると美しい海を臨むカヌチャリゾート。コロナ禍をバネに新しい物語が生まれている。

考え得る限りの感染対策とお客様視点の新サービスで安心して過ごせる目的地に

広大な敷地で展開する細やかな感染予防対策

広大な敷地で展開する細やかな感染予防対策

 沖縄本島北部の東海岸、約80万坪もの敷地に広がるカヌチャリゾート(名護市)。ゴルフ場やビーチ、フィットネスジムはもちろん、リモートワーク設備、診療所、保育園など、暮らしに便利な機能がずらりと揃った、美しい街のようなリゾート施設だ。
 「密」とは無縁に思える広大な施設だが、新型コロナウイルスの影響は容赦なく押し寄せた。観光客の激減で「例年の3割という厳しい経営状況が続いていた」と話す営業企画推進チームの仲宗根幸司さん。足を運んでくれるお客様と従業員の健康を守るため、同施設では消毒の徹底はもちろん、考え得る限りの感染防止策を次々と展開してきた。
 ワクチンは職域接種をいち早く実施し、関連会社を含め7月には2度目の接種を完了した。出勤時には検温に加え、血中酸素濃度の測定を全員が実施し、自覚症状がない感染も早期に覚知できるよう努めている。緊急事態宣言中には、館内で働く従業員に時計型のスマートバンドを貸与し、体温を常に確認できるよう努めてきた。

部屋食、ワーケーション…スタッフの願いが生んだサービスも

部屋食、ワーケーション…スタッフの願いが生んだサービスも

 「街中では皆さん、感染しないよう気を張っている。だからこそカヌチャ内ではリラックスして、楽しく過ごしていただきたい」
 そんなスタッフの願いが、新サービスを生み出している。それぞれの客室で、しゃぶしゃぶやタコ焼きを楽しんでもらう部屋食の充実や、ワクチン接種済みの宿泊者への館内クーポンのプレゼントなどもその一つだ。
 2020年10月にはワーケーション施設「Kanucharian Resort Office(カヌチャリアンリゾートオフィス)」がオープンし、リモートワークをサポートしている。個人利用はもちろん、企業研修も増えつつあるという。
 「半日仕事をして半日はビーチで過ごされる方、丸1日仕事をして翌日はゴルフを楽しまれる方など、それぞれのスタイルで仕事とリゾートを両立されています。仕事の後に楽しみがあると『早く仕事を終わらせよう』と生産性も上がるようです」
 仲宗根さんはワーケーションの魅力を説明し、今後の広がりに期待を寄せた。

エコリゾートへ、自然を守るSDGsツアーも計画中

エコリゾートへ、自然を守るSDGsツアーも計画中

 緊急事態宣言下で利用客が減った時期も長く続いたが、そんな中でも「スタッフがそれぞれ、ホテル全体のサービスや将来について考え、色んな提案をしてくれるようになりました」と仲宗根さん。エコリゾートのさらなる推進を掲げ、SDGsの取り組みを深化させている。
 CO2削減では2008年以降、カーボンオフセットを実施。イルミネーションイベント「スターダストファンタジア」の電力使用に伴うCO2排出量分のクレジットを、植林を行う県内企業などから購入している。ヤシの木の植樹や管理を通したCO2削減の取り組みも続けてきた。
 2021年夏にはシャンプーやリンスを植物由来の製品に代えるなど、アメニティの見直しも進めた。観光庁が実施する、「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証実験」の採択を受け、国頭村への「SDGsツアー(仮称)」のモニターツアーも行った。
 25周年を迎える2022年6月を目指し、敷地内に広がる紅茶畑を生かした新プランも計画中だ。仲宗根さんは「来る度に変化があるリゾートでありたい」と語り、言葉を続ける。
 「2020年にスタートした『紅茶手作り体験』に加え、料理と紅茶のペアリングを楽しむレストランのメニューなどを検討中です。『カヌチャという街』にぜひ遊びに来てください」

株式会社カヌチャベイリゾート<br>営業企画推進チーム:仲宗根 幸司さん
お話を聞いた人
株式会社カヌチャベイリゾート
営業企画推進チーム:仲宗根 幸司さん
店舗HP
https://www.kanucha.jp/

2021年11月時点

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