
美味しくてカラダにやさしい
持続可能な毎日を届ける
食品店の新しいカタチ。
GREENGROCER × SDGs

“循環”をテーマにした、
沖縄の真ん中にある青果店
かつて存在した「コザ市」の名残から、今でも「コザ」の愛称を持つ沖縄市の中心市街地。かつてミュージシャンや商売人が集まり、時代によっては日本で最も活気のある街として知られていました。
今でも個性豊かな人たちによって、様々な想いが込められたものづくり、お店づくりが盛んなエリアです。
そんなコザにある、まるでカフェや美容室のように洒落た佇まいの「コザ青果店」。(*現在店名を「天国果実」に変更して営業しております)
ここでは“循環”をテーマに、自然栽培、有機無農薬、特別栽培で育てられた島野菜やフルーツ、そしてスムージーに至るまでこだわりの商品を提供しています。
美味しいだけじゃない、農業と消費者を結ぶ新しいカタチのショップ。その魅力を探ってみましょう。
県産の野菜・フルーツを使った、
おいしくてやさしいスムージー
旬の県産野菜やフルーツ、栄養たっぷりの薬草をふんだんに使った色鮮やかなスムージー。
フルーティーでありながら甘すぎず、野菜のおいしさも感じられる飲みやすさが特徴です。

スムージーはヘルシーで飲みやすい。
このスムージーには、不揃いな形などが理由で、おいしさは変わらないのに市場に出回らない”規格外”の青果も使用されているため、美味しくいただくことでフードロスの削減へも繋がります。
そのブレンドはコザ青果店ならではのもので、ここに訪れないと味わえないというのも旅の大きな醍醐味。

ナッツやシリアル、ドライフルーツなどを、量り売りで必要な分のみ購入することができるようになっていることも、廃棄を出さない取り組みのひとつです。

色鮮やかで写真映えするスムージー、楽しく買い物ができる量り売り機など、楽しみながら自然と”循環”に興味を持ってもらえる工夫が随所に見られます。




おしゃれにディスプレイされた特別栽培の島野菜やフルーツは、県産で地産地消。
輸送距離を短くして、少しでも環境への負担を減らしています。
人もモノもすべて循環するために。
2022年2月よりコザ青果店は、“物、資源、人が循環して、その循環の輪の中に他企業さんや協力者、お客様が加わっていく。”そんな願いを込めて「胡差循環堂」と名前を変えリニューアルオープンするのだそう。
レジ袋もリユースの袋を使用し、生ゴミはコンポストにして肥料に。また、無駄なパッケージがないことで、ゴミや資源の削減にも貢献することができます。
新しい店名の通り、できるかぎり循環できるものを使用する。そんな徹底したコンセプトを持つお店でスムージーやお買い物を楽しむだけで、私たちもサスティナブルな仕組みに自然と参加することができます。
“いいもの”を、沖縄から県外へ

義祖父母が恩納村で農家をやっている背景から、コロナ禍で農家さんがホテルや飲食店に販売できなくなり、廃棄野菜が増えているということを身近な問題として感じ、少しは解決できるのではと考えたことがオープンのきっかけ。
「お店をやることで、循環やSDGs的なことが自然と伝わっていったらいいなと思っています。決して、押し付けがましくなく。そして、コールドプレスやスムージー、希少果汁、自家製ドライフルーツや加工品。 ブランド野菜や希少フルーツなど沖縄のいいものを定期購入できるサイトを県外に向けて発信したいですね。沖縄の農家・食品店が手がけるからこそリアリティと説得力があると思うんです。 そうやって、大好きな沖縄に少しでも還元したい。そう、これも循環ですね。」と、ぶれないコンセプトと沖縄への熱い想いをもった山内さん。

沖縄へ訪れた際には、コザ青果店で気軽に美味しいスムージーを楽しむことから、”循環”を体験してみてはいかがでしょうか。