季節は梅雨、雨の多い季節ですがそんなときにおすすめなのが沖縄の伝統工芸体験です。雨のやちむん通りはなんとも風情があり、工房までの道のりもまた楽しいもの。どこか懐かしい、赤瓦の工房で雨音を聞きながら冷たい土に触ると心地よく、ついつい無心になってしまいます。体験メニューはシーサー作りやロクロ体験、5寸皿への絵付け体験などがあり、講師がついて指導するのでお子様や未経験の方でも楽しく作ることができます。シーサーは60分~90分、ロクロと絵付けは30分~60分ほどで完成!出来た作品は、充分乾燥させたあと育陶園の窯で焼き上げ、1~2ヶ月後にご自宅へ郵送。もちろん直接取りに行ってもOKです。
沖縄平和祈念資料館や平和の礎など、いくつもの平和を祈念する場や、戦争の爪あとが残る数々の施設があります。これらの場所では、戦争の悲惨さ、愚かさを知り、二度と繰り返してはならないという思いを新たにし、平和を求め、人間性の発露である文化をこよなく愛する「沖縄のこころ」に触れることができます。
那覇空港から一番近い戦跡地にある旧海軍司令壕は、沖縄戦において大日本帝国海軍の司令部として使用された防空壕。カマボコ状にくり抜いた横穴をコンクリートで固めたもので、当時は450mの防空壕に4000人の兵士が収容されていたということです。手榴弾で自決した破片の痕などが生々しく残り、その悲惨さを伝えます。