食の案内人

Interview #4

青い海だけじゃない。“食”も楽しめる沖縄旅行を。

那覇市の牧志公設市場近くで、食の体験施設&レストランバー「Taste of Okinawa」を
3年前にオープンさせた護得久朝晃さん。
ビジネスや旅行で海外を訪れた経験を活かし、ポテンシャルのある沖縄の食に焦点を当てた沖縄の楽しみ方を提案する。

Taste of Okinawa代表 護得久 朝晃

Taste of Okinawa代表護得久朝晃Goeku Tomoaki

世界中、さまざまな国への渡航体験をいかして、故郷の沖縄でも海以外の観光を提案したいと、昼は沖縄料理の体験施設、夜はクラフトビールが楽しめるレストランバーになる「Taste of Okinawa」を開業。海外からの観光客も多く、ワールドワイドに沖縄の食を発信。

沖縄で「食」の体験施設と
レストランバーを始めた理由

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私は沖縄出身ですが学生時代から県外へ進学し、その後就職してからもずっと県外や海外にいました。沖縄に帰ってきたのは3年前、20年ぶりです。
沖縄での仕事を考えたときに、いろんなところから観光客に来てもらうには、海以外の魅力をもっとプロモーションしないといけないな、ということでした。
それで、沖縄には伝統ある食文化があって、それをしっかりPRすれば世界中のお客様を引きつける魅力になるはずだと思い、「Taste of Okinawa」をオープンさせることにしたんです。
昼間は沖縄料理の体験施設、夜は沖縄や国内のクラフトビールと沖縄食材を使った創作料理が食べられるレストランバーになります。

沖縄の観光における食の可能性

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Taste of Okinawaの料理体験は、私が実際に海外で参加して楽しかった“ウォーキングツアー”を参考にしていて、地元の市場めぐりと沖縄料理の体験教室をセットにした内容になっています。沖縄には健康や長寿につながる食材や調理法がたくさんあるんですね。そのことを知ってもらえるように、実際に食材を見て、触れて、使って料理を作ってもらう。そうした食の体験をすると、現地のことをより近く感じられるし、その地に暮らしたようなリアルな感覚が味わえると思うんです。
誰にとっても馴染みのある「食」をもう一歩踏み込んで体験することは、その地とより深く関わることができる旅のキーになりますよね。

沖縄の食の魅力とは?

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よく言われることかもしれませんが、日本の中でも沖縄は食材自体がまずまったく違いますよね。そしてその多くが健康につながる食材だということも注目すべきポイントだと思います。
また、沖縄の食材を使うときに、伝統的な料理方法もいいですが、沖縄食材はまだまだ新しい料理を生み出せる可能性があって、創作しやすいんです。例えば、もずくとパッションフルーツを合わせるとか。これはお店で夜、メニューとしても出しています。お店ではクラフトビールも出しているので、ビールに合う料理を沖縄食材を使って考えていると、いろんなメニューが思い浮かびます。これは食材にポテンシャルがあるからなんですね。

旅行者から求められていること、
旅行者へ伝えたいこと

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Taste of Okinawaの料理体験に参加される方の多くは、沖縄の伝統的な料理が長寿を支えていたことを知っています。そのことに興味があって、伝統的な調理方法を知りたいから参加したという声を多く聞きますね。ですので、こちらも具体的な調理方法のほか、その背景の食文化まで伝えるようにしています。
また、食材の機能的な側面も伝えていきたいですね。海外ではエビデンス、いわゆる体にいいというのが科学的に証明されていないと信用されないんです。だから、沖縄の食に関しても、例えば豚肉の下茹でをすると脂肪が減りコレステロールが下がる、ということなどを含めて沖縄料理の魅力をPRしていきたいと思います。

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