沖縄でしたい10の食体験

笑顔の男女

クックハルの
「コーヒー豆の収穫体験」とおいしい料理

笑う二人の男性

本の中でも数少ないコーヒーベルトの北限に位置する沖縄で、コーヒー好きにはたまらない「コーヒー豆の収穫体験」が開催されている。主催するのは、沖縄の北部、名護市にあるカフェ「クックハル」。ここでは、コーヒー豆の収穫期である12月から4月下旬頃まで、収穫から焙煎、そして淹れて飲むところまで、約半日をかけてすべての工程を体験できる。体験当日は、まずガイドの小泉さんと一緒にコーヒー畑のある山へ移動。南国ならではの植物が生い茂る山道を歩いて行くと、大人の背丈ほどに育ったコーヒーの木が見えてきた。

コーヒーの実

「真っ赤に熟しているのが収穫できるコーヒーの実です。コーヒーは、同じ木の同じ枝になった実でも熟すタイミングがバラバラなので、一粒一粒手で摘んでいかないといけないんです。今日は最後に一人1杯のコーヒーを淹れるのでがんばって摘んでくださいね」とコーヒー農家の岸本さん。1杯のコーヒーを淹れるには、紙コップ約1杯分のコーヒー豆が必要とのこと。熟した実を見つけながら一粒一粒摘んでいくのはやはり手間も時間がかかるもの。ガイドの小泉さんに手伝ってもらいながら、ようやくカップがいっぱいになった。

コーヒーの実を剥く手

からカフェに戻り、続いて行うのは実の皮をむいて豆を取り出す作業。ぶどうの中身を取り出すように指でぎゅっと豆を押し出していく。
最初はなかなか上手くいかないが、徐々に慣れてスピードもアップ。参加者みんなでおしゃべりをしながら一緒に作業をするので、意外とはかどって楽しい。
次は豆を洗い、豆のまわりの殻を機械で取り去り、仕上げにドライヤーを使って殻を飛ばして乾燥させる。これで「生豆」と呼ばれる焙煎前のコーヒー豆のできあがりだ。

帽子をかぶった男性

よいよ焙煎工程。始める前に小泉さんが焙煎の段階を説明してくれた。
「焙煎は大きく分けて8段階あります。薄い色のライトローストは浅煎り、だんだん豆の色が濃くなっていってミディアム、ハイあたりが中煎り、そのあとは深煎りになってイタリアンまであります。焙煎は最初に豆が爆ぜる音がしてから一気に火が入るので、焦がさないように注意が必要です」。
一人一人手持ちの焙煎器をコンロにかざして左右に振りながら焙煎スタートだ。

コーヒー豆

めはあまり変化がないものの、徐々にコーヒー豆が煎られた香ばしい香りが!それぞれから次々と「いい香り~!コーヒーの香りはこれこれ!」と感動の声があがり始めた。
焙煎には20分ほどかかるが、豆の色を確認しつつ、好みの色になったタイミングで火からおろして焙煎は完了。カップに豆を移して、お互いの色を見比べたり、香りをかいでみると、それぞれ違うことにびっくり。でも、みんなようやくできあがったコーヒー豆に大満足。
ひと段落したところで、ランチの時間となった。

日替わりランチプレート

ックハルの日替わりランチプレートは、自社農園や連携農家が育てたやんばるの旬の食材がふんだんに使われている。シャキシャキと新鮮な野菜のサラダ、甘い玉葱とレモングラスのスープ、カレースパイスのきいたオクラの和え物に、やんばる若鶏のグリル、かぼちゃの花の天ぷらなど、地のものをたっぷり食べられる。どれも素材そのものの味がしっかりしていてとてもおいしい。
ゆっくりとランチを楽しんでお腹がしっかり満たされたら、最後は待ちに待ったコーヒータイムだ。

笑顔の男女

手挽きのミルでコーヒー豆を挽いていく。あまりの香りのよさに思わずミルのフタを開けてうっとりしてしまう。
挽き終えたら、フレンチプレスやペーパードリップなど、好みのドリップ方法でコーヒーを淹れる。そして、ついに1杯のコーヒーが完成!一口飲んでみると、いつも飲んでいるコーヒーとはまったく違うおいしさ。それに一人一人、色も香りも違い、お互い味見をしては味の違いにも驚くばかり。 手間と時間をかけて、コーヒーの奥深さを身を持って知ることができるこんな体験は、きっとここでしか味わえない。

Cookhal(クックハル) 沖縄県名護市字名護4607-1 アグリパーク内(ネオパークオキナワ駐車場奥)
TEL:0980-43-7170
9:00〜17:00(L.O16:30)
※ランチは11:00~15:00

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