沖縄でしたい10の食体験

三人の女性

海だけじゃない沖縄を演出する
「Taste of Okinawa」の
市場散策と料理体験

お店の外観

覇市にある牧志公設市場は「那覇の台所」とも呼ばれ、新鮮な魚介類から精肉、乾物や野菜、そして特産品まで揃う沖 縄の食が集まる場所。
もともとは地元の人の日々の買い物の場所であり、沖縄の大事な年中行事の料理の材料を揃える場所だったが、最近は観 光客でにぎわい、市場の新鮮な魚介類を2階の食堂で調理して食べさせてくれるサービスも人気だ。
そんな沖縄の食文化がうかがえる市場から歩いて5分ほどのところに、昼間は沖縄料理の体験ができ、夜はレストランバー

市場中央通り

になる「Taste of Okinawa」はある。
Taste of Okinawaで体験できるのは、市場を散策しながら食材を調達し、その食材で沖縄料理を作る3時間ほどのコー ス。作る料理は予約時にゴーヤーチャンプルーと沖縄そばの2 種類から選べる。
Taste of Okinawa の体験コースの特徴のひとつは、海外からの参加者が多いということ。そのため、英語での説明がベー スになっているが、日本語での体験ももちろん OK。海外の人との交流も楽しみたい場合は、英語ガイドに参加すること

新鮮な魚介類

もできるので予約時に相談するといい。
験当日は、最初に簡単な体験内容の説明を受けると、さっそくガイドの松田梨奈さんと一緒に市場散策のスタートだ。牧志公設市場へ続くアーケード街にはお土産屋さんに雑貨屋さん、飲食店や乾物屋さんなど小さなお店がずらりと軒を連ねていてとてもにぎやか。旅行者も地元の人も入り混じり、活気にあふれる通りは、眺めながら歩くだけでもとても楽しめる。
公設市場へ入ると、沖縄のカラフルな魚が並ぶ鮮魚店、沖縄

カツオ節

料理に欠かせない豚肉のさまざまな部位が並ぶ精肉店など、こちらも活気あふれるお店が並んでいる。
今回は沖縄そば体験コースということもあり、精肉店で三枚肉、かまぼこ屋でかまぼこを調達。ガイドの松田さんからは、お店を回るごとに「豚肉は三枚肉とソーキと呼ばれる部位があって・・」や「沖縄のかまぼこは沖縄そば以外にもチャンプルーなどにもよく使われて」など、さまざまな説明が受けられる。
市場での買い物が済んだら、ずらりとかつお節が並ぶ乾物屋

カツオ節

さんへ。
「かつお節は、今日作る料理すべてに使います。沖縄料理のだしを取るのに欠かせない大事な素材なんですよ」と松田さん。するとお店の方が目の前で削って味見をすすめてくれる。口に入れるとふわっとかつお節のいい香りが広がって、おいしい!素材の良さを直接確かめながらの食材調達はとても楽しい。
その後は、サーターアンダギー屋さんに寄っておやつを買い、野菜や果物を売っているお店へ。こうして市場周辺を一周し

試食する三人の女性

て戻ってきたら、いよいよ沖縄そば作り体験だ。
縄そばは、だし、麺、三枚肉の煮つけをすべて手作りし、それと同時に沖縄の炊き込みご飯「じゅーしー」と、もずく酢を作る。麺の材料をこねたり、じゅーしーの具材を細かくきれいに切ったり。料理を作るのに慣れていても慣れていなくても、誰かと一緒に作るというのは楽しいもの。
「沖縄そばは県外の“そば”とはまったく違って、そば粉は使われていないんですよ」。「三枚肉の下茹でで脂分がずいぶん抜けるんです」といった沖縄料理の豆知識を作業の合間に

笑顔で料理する二人の女性

聞きながら調理を進めること約1時間。ついに料理が完成した。
後はお楽しみのお食事タイム。
食材を選んで、自分の手を動かして一から作った料理はやっぱり絶品。お店で沖縄料理を食べるだけでもなく、市場を見て回るだけでもない。この地に暮らす人たちと同じように、食材を実際に手に取って、自分で調理して食べること。観光というよりももっと深い、沖縄の暮らしに触れるこの食体験は、きっとずっと記憶に残るものになる。

Taste of Okinawa(テイスト オブ オキナワ) 沖縄県那覇市壺屋1-6-21 TEL:098-943-6313
レストラン 17:00~23:00 月曜定休

詳細を見る