沖縄でしたい10の食体験

パン

沖縄でいま話題のおいしいパン屋さんめぐり

店頭に並ぶパン

縄には、はるばる足を運びたいほど魅力的なパン屋さんがたくさんある。素材にこだわり、工夫を凝らし、作り手の思いがギュッと詰まったパンに出逢えるなら、多少の距離もなんのその。パンをめぐるおいしい小旅行へ出かけてみませんか。まずは、那覇空港から足を運びやすい南部エリアから。八重瀬町にある内田製パンは、ハード系を中心に毎日30種類ほどのパンが並ぶ。すっと立つバゲットやごろりとしたカンパーニュは、小麦の香ばしさを存分に味わえるおいしさ。子どもたちに人気の甘いパンもあり、地元客の多い人気のパン屋さんだ。

アッサムミルク チョコモカ食パン

重瀬町から車で40分ほど。県都・那覇市を通り抜け、その隣の浦添市へ。住宅街にひっそりとたたずむ天食米果(あましょくべいか)は、食パンの専門店。3坪ほどの小さな店には、季節限定の2種類を含む18種類の食パンが並んでいて、シンプルな食パンや全粒粉食パン、生地に玄米を混ぜ込んだ玄米食パンから、果物やチョコなどのデザート系のものまで幅広いラインナップ。「皮までおいしいパンにしたかったんです」と店主の赤嶺温子さん。九州産の小麦粉を使い、ゆっくり発酵させるので、香り豊かでどれももちもちとした食感。

たくさんのパン

添市からほど近い、宜野湾市へ車を走らせると、道のかたわらに見つけた「宗像堂」と書かれた小さな看板。それを頼りにわきの道を下っていくと、白い平屋の建物が見えてきた。天然酵母の店・宗像堂を発見!生地は、野菜や果物などから作られた天然酵母だけで膨らませて、卵や牛乳、バターは使わないそう。また大きな石窯でパンを焼くのも特徴で、店主の宗像誉支夫さんいわく「冷めたて」がおすすめだとか。素材が落ち着くことで、しっかりとおいしさを味わうことができるという。味わい深く、酵母の独特の酸味がとてもおいしい。

3人の男女

野湾市から車を走らせること15分。北中城村にあるプラウマンズランチベーカリーは、地元客にも観光客にも大人気のベーカリーカフェ。小高い丘の上、階段を登りきるとツタに覆われた古い外人住宅が現れ、店内は、木のぬくもりが感じられるあたたかな空間。インテリアや内装も、設計をしていたオーナーの屋部龍馬さんが手がけたものだ。カウンターには10種類ほどのパンが並んでいて、おすすめは「アーサと海塩のリュスティック」。地元で採れる海藻のアーサ(あおさ)を練りこんだもので、生地がもちもちで美味。オープン以来の人気商品なんだそう。

料理

ンを購入した後は、店内で食事が楽しめるプラウマンズランチベーカリーでランチタイム。サンドイッチやホットドッグも人気だというが、今回はお昼12時までに味わえる1日10食限定の「a.m.プレート」に。生乳とバターをたっぷり使ったスクランブルエッグに自家製のツナと豆乳マヨを使ったディップ、生ハムなど、どれもパンと好相性。小さなかごに入ったパンは日替わりで3種類ほど。今回は、ブルーチーズやクランベリー、ホワイトチョコなどが混ぜ込まれたパンが出てきた。少しずつ、いろいろな味が楽しめるのもうれしい。

プレーン食パン

後は少し遠出して、沖縄の焼き物「やちむん」の工房が集まっている読谷村へ。大きな木々に囲まれた店に入ると、鼻をくすぐる香ばしいパンのにおい。水円(すいえん)はまるで童話に出てきそうな外国のパン屋さんといった雰囲気。手作りの石窯で焼き上げる自家製天然酵母のパンは、むっちりとしていて粉本来の甘みがあり、素朴だけどまた食べたくなるおいしさだ。沖縄のパン屋さんは、個性豊かでどれも素敵なお店ばかり。ドライブをしながらパン屋さんをめぐって、その魅力を楽しんでみては。

内田製パン 沖縄県八重瀬町富盛337
098-998-0332
11:00〜19:00/月曜・火曜定休

天食米果 沖縄県浦添市伊祖1-9-12-1F
080-2710-4627
11:00〜18:00/水曜・木曜定休

宗像堂 沖縄県宜野湾市嘉数1-20-2
098-898-1529
10:00〜18:00/水曜定休

プラウマンズランチベーカリー 沖縄県北中城村安谷屋927-2
098-979-9097
8:00~16:00/日曜定休

パン屋 水円 沖縄県読谷村座喜味367
098-958-3239
10:30〜日暮れまで/月曜・火曜・水曜定休