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やちむんの里の陶器市☆彡

掲載日:
2020.02.13

はいたい♪マハエです!

昨年12月13日(金)~15日(日)の3日間開催された、読谷村のやちむんの里『陶器市』に行ってきました!

那覇空港から車で1時間ほどの距離にある本島中部の読谷村には、なんと約70のやちむんの工房があり、やちむんの里はその内の19の工房が集まって集落のようになっている所です。

主に北窯、読谷山焼窯(よみたんざんやきがま)、金城次郎窯、横田屋窯(ゆくたやがま)の4つに分かれて窯を持ち、シーサーやカラカラなどの昔から使われているやちむんから現代の暮らしにあった日用品まで、伝統技法を基に様々なやちむんを作陶しています。

普段は共同売店で販売していますが年に一度の12月の陶器市では、各工房でそれぞれ販売を行います。直接工房の方とお話しできたり、里の雰囲気を楽しみながら買い物ができるということでとても人気なんですよ~♪

いくつかの工房と会場の雰囲気を写真でご紹介します(*^^*)

 

こちらは北窯の『松田米司工房(まつだよねしこうぼう)』

開始時刻の9時になると、工房前のテントはお目当てのやちむんを探しているたくさんの人で盛り上がっていました!

 

陶器市の一週間前に焼き上がったというたくさんのやちむんを、皆さん迷いながら大きさや柄を見比べて選んでいました。陶器市ならではの種類の多さですね(^^)/

 

この方が親方の松田米司さんです、一緒に写真を撮ってくれましたよ~☆

伝統的なものも作り続けつつ、新しいものを作ることにも挑戦していますとおっしゃっていました!

工房の中にお招きいただき囲炉裏を囲んでお話しましたが、窓から入る陽の光で明るい工房は木と土のにおいが香っていて、作業場としても休憩所としてもとても素敵な場所でした(^^)

 

お次は北窯の『松田共司工房(まつだきょうしこうぼう)』

端正な形に大胆な絵付けが特徴で、こちらも同じくたくさんの人が買い物を楽しんでいました!

 

大皿から小皿まで大きさもたくさんあり、コーヒーカップやビアマグなど種類が豊富でした♪

 

続いて横並びに工房がある北窯『宮城工房(みやぎこうぼう)』

沖縄独特の作りのワンブ―という椀は縁に厚みがあるのが特徴で、小鉢としても使えます。縁の上にも柄や色がついているのがとても可愛かったです(*^^*)

 

丸皿や角皿など種類もたくさんあり、まとめ買いしたくなるほど整ったキレイな形の器が並んでいました。

 

器以外にも宮城工房さんではタイルも作っていて、色々な大きさや柄が揃っていましたよ!

 

また、花器に生けられたお花もあり、やちむんの色との相性◎(^^)

 

続いてこちらも北窯の『與那原工房(よなはらこうぼう)』

民族的な独特の柄と、青を基調にしているやちむんがあるのが特徴です。繊細な柄と海の色のような緑がかった青が美しく、こちらも大変人気で混み合っていました!

 

丁寧に描かれた柄のデザインがとても種類豊富で、中には蚊取り線香立てもありました!こんな日用品も陶器で作るとおしゃれですね(*^^*)

 

北窯から少し坂を上って読谷山焼窯へ!

『読谷山焼 山田真萬(よみたんざんやき やまだしんまん)』

ダイナミックな絵付けの物から、普段使いにちょうどいい大皿、豆皿までこちらもたくさんのやちむんがありました。

 

伝統的な絵付けの色は基本的に青、緑、茶、黒、白の釉薬を用いたシンプルな配色なのですが、真萬さんの器にはオリジナリティ溢れる柄が施されていて、ひときわ目を惹かれました!

 

小皿も釉薬が塗られている部分と塗られていない部分、それぞれの風合いを生かした器が多く、手に取って触り心地を確かめている方がたくさんいました。

 

そしてお隣に続く『読谷山焼 玉元工房(よみたんざんやき たまもとこうぼう)』完成したばかりという工房隣の販売所には、玉元さんのやちむんが手に取りやすいように広げられていて種類やサイズがわかりやすく、建物のシンプルな内装に釉薬の色が映えてキレイでした☆

 

工房前のテントでも販売をしていて大皿やアイスペールなどもあり、愛嬌たっぷりのシーサーがとても可愛かったです!

 

また、やちむんの里では工房以外にも共同売店が2カ所あり、市の期間中も売店での購入も可能です。

 

こちらは北窯のやちむんを取り扱っている『北窯売店』

普段は工房ではなくこちらで販売を行っていて、北窯4工房のやちむんを購入することができます。読谷山焼窯4工房を取り扱っている売店もあり、各工房のやちむんを合わせて見ることができますよ(^^♪

 

その他にやちむんの里の入り口には、やちむんでお食事がとれるお店や、やちむんの里以外の工房の作品を購入することが可能なお店もあります。

伝統的なシーサーなどの置物から、モダンな色使いやデザインの器まで幅広く取り扱っています。

 

以上、たくさんの人で賑わっている会場の様子をご紹介しました☆

各工房のそれぞれ味のあるやちむん、いかがだったでしょうか?

 

今回は6工房しか紹介できなかったのですが、その他の工房もたくさんのやちむんを販売していました。やちむんの里を満喫するには、朝からゆっくりと周りの自然やお食事処を楽しみながら散策するのをオススメします(^^♪

朝9時には里内の駐車場は満車でしたが、臨時駐車場とシャトルバスが用意されていたのでスムーズに移動することができましたよ☆彡

何度来ても欲しいものが見つかる陶器市、ぜひ来年のご旅行プランにご検討ください!

 

また、2月22日(土)・23日(日)は、同じく読谷村で『第27回読谷やちむん市』が開催されます!

このイベントでは読谷村内の37工房が出店する予定です。

陶器市と並ぶ県内最大級のやちむん市となりますので、是非こちらも足をお運びください(*^^*)

※新型コロナウイルスの影響により、『第27回読谷やちむん市』は開催中止となりました。
(2020年2月18日情報)

 

【関連リンク】
▶第39回陶器市

▶第27回読谷やちむん市

▶やちむん特集

【関連外部リンク】
▶やちむんの里について(読谷村観光協会サイト)

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花笠マハエ