本島周辺15離島-伊平屋島・野甫島・伊是名島・伊江島・水納島・津堅島・久高島・粟国島・渡名喜島・座間味島・阿嘉島・慶留間島・渡嘉敷島・北大東島・南大東島-

気軽に行ける離島から遠い島まで点在

島しょ県の沖縄は、本島の周囲にも大小さまざまな離島が点在しています。

まず、沖縄本島北部の本部半島沖に並ぶのが、伊平屋島、野甫島、伊是名島、伊江島、水納島。野甫島は伊平屋島と橋でつながっており、そのほかの4島は本部半島の運天港からフェリーでのアクセスとなります。もっとも北にある伊平屋島は、沖縄有数の透明度を誇る海と夜空の美しさが魅力。野甫島は手つかずの美しい自然が残り、ダイビングスポットとしても人気です。伊是名島は琉球国王・尚円王生誕の地であり、サンゴの石垣とフクギ並木の町並みが美しい島。独特の形状の山「タッチュー」で知られる伊江島では、毎年4月に「ゆり祭り」が開催されます。そして水納島は、クロワッサンのような形をした小さな島で、夏場はマリンレジャーを楽しむ人々で賑わいます。

沖縄本島の東側には、特産のにんじん畑が広がる「キャロット・愛ランド(アイランド)」として知られている津堅島(うるま市)や、沖縄の島々の中でも特に神聖な場所とされる久高島(南城市)、そして座間味島・阿嘉島・慶留間島・渡嘉敷島からなる慶良間諸島があります。慶良間諸島はダイビングのメッカとして名高く、その海の色は世界中の人々から「ケラマブルー」と賞賛されるほど。冬場はホエールウォッチングも行われており、大きなザトウクジラが悠々と泳ぐ姿を間近に見ることができます。

一方、沖縄本島の西側にあるのが、粟国島と渡名喜島。粟国島は火山活動の痕跡が残る独特の景観が特徴で、渡り鳥たちが休息する「野鳥の楽園」でもあります。渡名喜島は、赤瓦屋根やフクギ林など、沖縄の伝統的景観が残る島で、集落全体が国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

そして沖縄本島のはるか東、約360kmの洋上に浮かぶのが南大東島と北大東島。どちらも元々は無人島でしたが、明治に入って八丈島からの移民による開拓が始まり、沖縄と八丈島の文化が混ざり合った、独特の文化が生まれました。

本島周辺15離島エリアの島

伊平屋島

あたたかな原風景が残る沖縄最北端の島

沖縄でも有数の透明度を誇る美しい海と、夜空の美しさが魅力の島。島で受け継がれてきたおもてなしの心「いへやじゅーてー」に代表される、今も昔も変わらない人々のあたたかな営みが「沖縄の原風景」として残っています。

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野甫島

沖縄最大級のテーブルサンゴが群生する島

伊平屋島と橋でつながる野甫島は、手付かずの自然が数多く残る島。透明度の高い美しい海では、近年、沖縄でも最大級のテーブルサンゴ群が発見され、ダイビングスポットとしての人気も高まっています。

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伊是名島

尚円王が誕生した歴史ロマンあふれる島

農民から琉球国王にのぼりつめた第二尚氏王統の初代国王、尚円王が生まれた島。山々のすそ野に広がる田園や琉球松、「日本の渚100選」にも選ばれた二見ヶ浦海岸の絶景など、美しい風景も魅力です。

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伊江島

島のシンボル「タッチュー」を抱くのどかな島

特徴的なシルエットの城山(ぐすくやま)、通称「タッチュー」で知られる島。ユリやハイビスカスが咲き誇るフラワーアイランドで、毎年4月~5月には「ゆり祭り」も行われます。落花生やさとうきび、ブランド牛「伊江牛」など、豊かな食も楽しめる島です。

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水納島

沖縄本島から15分で行けるリゾートアイランド

三日月型の島の周りを取り囲むように発達した珊瑚礁と、まばゆい白さの砂浜が、訪れた人々を魅了する水納島。本島北部の本部港から船で15分という近さながら、驚くほど美しい海でマリンレジャーが楽しめる、人気のリゾートアイランドです。

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津堅島

青い海と白い砂浜に囲まれ、にんじん畑が広がる島

うるま市の勝連半島沖にあり、天然のビーチと青い海に囲まれた自然豊かな島。特産品として、糖度と栄養価が高い「津堅にんじん」を生産していることから、「キャロット・愛ランド(アイランド)」の愛称で親しまれています。

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久高島

神聖な祭祀が残る祈りの島

南城市知念半島の沖にあり、数ある沖縄の島々の中でも、特に神聖な場所として位置づけられる島。琉球開闢(かいびゃく)の祖「アマミキヨ」が最初に創り、降り立った場所とされており、今でも「祈りの島」として、沖縄の人々の信仰の対象となっています。

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粟国島

火山活動の痕跡が残るダイナミックな自然の島

沖縄本島から北西およそ60kmに位置する、数百万年前の火山活動による堆積物がベースとなってできた島。沖縄県内によく見られる、珊瑚礁が発達してできた島とは一風違った、独特かつダイナミックな景観を随所に見ることができます。

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渡名喜島

懐かしく優しい雰囲気に魅了される島

伝統的な赤瓦の家屋や石垣、フクギの屋敷林など、古き良き沖縄の伝統的景観が残っている渡名喜島。集落全体が国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている、のどかでどこか懐かしい雰囲気の島です。

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座間味島

「ケラマブルー」に世界が恋する海の楽園

沖縄本島から高速船で約50分の座間味島。ダイビングやホエールウォッチングはもちろん、島内に多数ある展望台からの眺望も含め、海中からも陸上からも「ケラマブルー」と呼ばれる美しい海を堪能できます。世界中から多くの観光客やリピーターが訪れる海の楽園です。

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阿嘉島

マリンレジャーや島巡りをのんびり楽しめる島

ダイビングやシュノーケルなど、「ケラマブルー」の海でのマリンレジャーだけでなく、集落や展望台の散策も楽しめる阿嘉島。橋でつながっている慶留間島や、その先の外地島へ渡る際の拠点にもなっており、島巡りをしながらのんびりと過ごすのもおすすめです。

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慶留間島

自然豊かな暮らしが息づく小さな離島

琉球王朝時代には、中国と那覇を行き来する船の中継地として栄えた慶留間島。島内には手つかずの自然が残っており、天然記念物であるケラマジカの保護区にも指定されています。

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渡嘉敷島

海と緑を満喫できる慶良間諸島最大の島

世界中の人々を魅了する青い海「ケラマブルー」に囲まれ、豊かな緑が広がる渡嘉敷島。島内は起伏に富んだ地形で山林も発達しているため、マリンレジャーに加えてトレッキングやネイチャーウォーキングも楽しめます。

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北大東島

沖縄最東端、遙か東の「うふあがり島」

沖縄本島の東側約360kmに位置する北大東島は、沖縄で最も早く朝日が昇る島。古くから「うふあがり(大東)島」として琉球の人々にも知られていましたが、元々は無人島であり、開拓開始は明治に入ってから。最初は八丈島の人々が移民したため、沖縄と八丈島の文化が混ざり合った、独特の文化が継承されています。

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南大東島

悠久の時の流れを感じる浪漫の島

島の周囲360度が絶壁に囲まれているため、外来種の影響を受けることなく、動植物が独自の進化を遂げた南大東島。八丈島の島民による開拓からまだ百数年しか経っておらず、島には誕生以来4800万年の時を感じる手つかずの自然や、沖縄と八丈島の文化が混ざり合った独特の文化が残ります。

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掲載日:
2018.02.06
更新日:
2023.03.24

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